Rd.06 イタリアGP/ムジェロ・サーキット: 2018年6月1日(金)
コンディション: ドライ
気温: 23℃ 路面: 36℃
2018第6戦イタリアGPが、トスカーナのムジェロ・サーキットで初日の走行を迎えました。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は午前と午後の2回のフリープラクティスを終えて1分57秒607で初日総合5番手、チームメートのナカリン・アティラプワパは1分59秒455の29番手で1日目のセッションを締めくくりました。
鳥羽は午前のFP1では着実な走り出しで、18番手からのスタートになりました。一方、アティラプワパは午前のFP1で28番手につけました。
午後のセッションでは、鳥羽は高水準の走りを披露し、トップタイムまで0.503秒の僅差に迫りました。アティラプワパも午後のFP2で、午前から1.244秒のタイムアップを果たしました。
明日のFP3は現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートし、午後0時35分から40分間の予選が行われます。
鳥羽海渡 (5番手 / 1'57.607 / +0.503)
「FP1からFP2の序盤でフロント周りがぐっと改善し、FP2の中盤ではそれに合わせてリアをアジャストしました。FP2の最後はマルティン選手について走ることができて、ライン取りや走り方などを学べました。明日は、いいグリッドを獲得するためには今日のタイムからさらに1秒以上詰めていく必要があると思うので、さらに気を引きしめて土曜のセッションに備えます」
ナカリン・アティラプワパ (29番手 / 1'59.455 / +2.351)
「今日の午前の走行では、昨年のラップタイムを更新できました。また、午後にはリアのグリップがよくなりました。今は特にセクター4で苦戦しているので、この部分を改善し、明日は安定して1分58秒台を刻みたいです」
青山博一 チーム監督
「海渡は、午前中に旋回性に問題があるというコメントだったのですが、セッティングをアジャストし、午後にはよくなってきました。FP2の最後では、決勝用に想定しているハードタイヤでタイムを出しています。ポジション面でもライディング面でも、明日に向けてポジティブな一日になりました。ナカリンは、自分と他のライダーの違いを頭では理解できているのですが、うまく調整しきれずに立ち上がりでついていけないのが現状です。もっと効果的にタイムにつなげられるように、明日のセッションは計画的に進めてほしいです」