Team Asia Report

Moto3Moto3
Moto2
  •  
  • 1日目フリー走行
  • 予選

日本GP初日、アティラプワパは総合9番手
鳥羽は30番手タイムを記録

2017年10月13日(金) Rd.15 日本GP ツインリンクもてぎ
コンディション:ウエット 気温:14℃ 路面:16℃

第15戦日本GPが、栃木県にあるツインリンクもてぎで初日の走行を迎えました。Moto3クラスは、午前と午後にそれぞれ40分間のフリー走行を実施。Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは、2分11秒354で初日総合9番手。チームメートの鳥羽海渡は2分16秒923で30番手を記録しました。

気象予報が的中し、金曜日の走行はウエットコンディションでスタートしました。全長4,801mのツインリンクもてぎは、左8右6の計14コーナーで構成される、典型的なストップ&ゴータイプのレイアウト。午前のFP1では、慎重な走り出しを見せた鳥羽が、30番手タイムを記録しました。アティラプワパは、このサーキットでの走行経験がある利を活かして、17番手につけました。

午後のFP2も、秋雨の影響で難しいセッションになりました。そんな中でも、アティラプワパは午前よりもフィーリングを向上させて、1秒以上のタイムアップを果たします。午後のセッションでは5番手を記録し、初日総合では9番手としました。鳥羽も、セットアップを進めていい方向性を見いだし、FP1から2秒以上のタイムアップに成功しました。

明日のFP3は、午前9時からスタートする予定です。

  • ナカリン・アティラプワパ
  • 鳥羽海渡

ナカリン・アティラプワパ (9番手 / 2’11.354 / +1.777)
「FP1では自分のミスで転倒をしてしまったので、FP2ではもっと落ち着いて走るように気をつけてセッションに臨みました。路面状態を見極めながら安定したペースを刻み、周回ごとに少しずつラップタイムを更新していきました。今日の走りは、自分自身にとっても大きな自信になりました。今日はセットアップを振らずに走りに徹したので、これからチームとミーティングをしてセットアップを改善すれば、明日はさらに調子よく走れると思います」

鳥羽海渡 (30番手 / 2’16.923 / +7.346)
「FP1のスタート直後は、タイヤが冷えた状態だったために転倒をしてしまいました。午後のFP2では、セットアップがいい方向に進み、コーナー進入はだいぶよくなりました。立ち上がりではまだ不安がありますが、明日はマシンがもっとよくなると思うので、高いモチベーションを維持して、さらにがんばりたいです」

岡田忠之 チーム監督
「今日のナカリンは、とてもよくがんばりました。もてぎの複合コーナーをうまくつないでスマートに走れていることが、タイムにつながりました。この自信を持って走り続けることが、さらなるライディングテクニックの向上につながるでしょう。海渡は、FP2でいいセットアップの方向性を見いだし、しっかりと前進することができました。明日は、チーム全員で一丸となり、がんばって前のライダーたちとの差を詰めていきます」