モータースポーツ > ロードレース世界選手権 > 開発ファクトリー潜入【MotoGPマシン RC-Vシリーズ】 > 車体(後編)
まず、フレームに関連するパーツをご紹介しよう。
メインのアルミ製ツインスパーフレームに、エンジン、サスペンション、カウル、
スイングアームなどが取り付けられている。
MotoGPマシンは、レーシングマシンではあるが、基本的な運転操作は市販車と変わらない。
ステップやステアリングなどは、どなたも馴染みのある形状をしているのがおわかりいただけるかと思う。
リアタイヤを支持するためのアーム。RC212Vの5年の歴史の中でも、この部分の形状は頻繁に変更されてきた。例えば、スイングアームの上側に付いていた「補強」は、最終モデルでは、下側に移動している。
ライダーが足を載せるためのパーツ。左にはシフトペダルが、右にはブレーキペダルが取り付けられる。
バイクの「骨格」。エンジン、サスペンション、カウル、スイングアーム、全てこの「骨格」に取り付けられる。
ライダーが腕からバイクに入力を与えるためのパーツ。右手にはブレーキレバーが、左手にはクラッチレバーが取り付けられる。これも、ステップと同様、市販車と大きな違いはない。