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MotoGP学科

マシンレギュレーションの話

18限目

2013年マシンレギュレーションの変更点

4月7日決勝のカタールGPを皮切りに、いよいよ2013年シーズンが始まる。戦いの火ぶたが切って落とされる前に、今年のルールやレースウイークのスケジュールなど、大きな変更点を確認しておこう。レースに関わるさまざまな事柄について、昨年との違いを知っておけば、開幕戦から存分に選手たちの激しい戦いを楽しめるはずだ。

2012年は、MotoGPマシンの排気量が800ccから1000ccへと変更になり、CRT(Claiming Rule Team/クレーミング・ルール・チーム)という新たな概念も導入されたため、大きな節目の一年になった。2013年は、このルールを踏襲しているので、昨年のような目立った変化はない。だが、いくつかの注意しておきたい重要な変更点がある。

2013年よりRepsol Honda TeamからMotoGPクラスに参戦するマルク・マルケス選手

例えば、エンジンの年間使用数規制は、昨年までシーズンを通じて6基と定められていたが、今年からは年間5基までとさらに厳しい条件が適用されるようになる。

[2.4.3.3] エンジン耐久性
1.) 各選手が使用してよいエンジンの数は、シーズンの全予定レース期間中、フル参戦選手1名あたり5基を上限とする。

Engine Durability
1.) The number of engines available for use by each rider is limited to 5 engines per permanent contracted rider for all the scheduled races of the season.

ただし、例外として以下の場合には上記項目の適用除外が認められるのは、昨年と同様である。

a) 2007年以降、MSMAのメンバーとして初めてMotoGPに参加する陣営のフル参戦選手;最初のシーズンの全予定レース期間中、9基を上限とする。
b) CRT陣営から参加するフル参戦選手;シーズンの全予定レース期間中、12基を上限とする。

a) Permanent contracted riders entered by an MSMA member participating in MotoGP for the first time since 2007; limited to 9 engines for all the scheduled races of its first season.
b) Permanent contracted riders entered by a CRT; limited to 12 engines for all the scheduled races of the season.

※MSMA…モーターサイクルスポーツ製造者協会(Motorcycle Sport Manufacturers Association)。MotoGPに参戦する二輪メーカーで構成される組織。2013年春時点では、Honda、ヤマハ、ドゥカティの3メーカーが参加している

さらに、ワイルドカードで参戦する選手については、以下の条文が適用される。

f) 各ワイルドカード参戦は、当該イベント期間中に2基のエンジンを専用として使用することが認められる。

f) Each Wild Card entry is allowed 2 engines for their exclusive use during each event.

また、マシンの重量に関しては、最低乾燥重量が昨年の157kgよりさらに3kg引き上げられている。

[2.4.4] 車体
[2.4.4.1] 重量
1) 以下が、許容される最低重量である;

MotoGP 800ccまで 車輌 150kg
  801-1000cc 車輌 160kg

Chassis
Weights
1) The following are the minimum weights permitted;

MotoGP up to 800cc motorcycle 150kg
  801-1000cc motorcycle 160kg
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