僕はWGPに行ってから、遊んでいるときも、もっと速く走ることだけを考えるようになりました。ほかのGPライダーが走るのを見て、自分でも同じように走って試してみる。何故だろう、どうしてだろう、こうしてみよう、ということを常に考えていましたね。
何かに成功したり満足したりすると、その後には何かしら失敗が待っているものです。速く走れるようになったら、その速さを維持したいけれど、大ケガなどしてしまってら、そこで終わってしまう。すばらしいライダーだった加藤大治郎くんの分も、裕紀くんにはがんばってもらいたい。ぜひチャンピオンになってほしいですね。