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MotoGP現場レポート

Vol.224 - Rd.09 追い上げのレースを見せた中上が7位

イタリアのミサノに続く3連戦最後の戦いとなった第9戦カタルニアGPは、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)がHonda勢ベストの7位。11番グリッドから追い上げのレースを見せました。終盤のペースは表彰台を十分に狙えるもので、今大会も予選のミスが悔やまれる結果となりました。

3戦ぶりに決勝レースに出場したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が10位。ホームGPを迎えたアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)が13位。第2戦スペインGPのケガの治療とリハビリのため欠場しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役で出場のステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)が17位と、今大会は2チーム4選手全員が完走を果たしました。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、例年5月、6月に開催されているカタルニアGPは9月下旬の開催となり、そのため、低い気温と路面温度のためタイヤの選択に選手たちは頭を悩ませることになりました。しかし、カタルニアGP同様、気温も路面温度も低いことが予想される次戦フランスGPに向けて貴重なデータを収集しました。

今大会も表彰台、優勝がなかったHonda勢。3戦ぶりにHonda勢の4選手がグリッドにならび完走を果たしましたが、Honda勢にとっては厳しい戦いとなったカタルニアGPをRepsol Honda Teamチーム・マネージャーのアルベルト・プーチが振り返ります。

カタルニアGPの戦略について聞かせてください。

「アレックス・マルケスはフロントにミディアムコンパウンドを選択しました。そのタイヤでは左コーナーが難しいので、序盤は気を付けて走行することが戦略でした。タイヤが温まるまで、彼はほかのライダーたちの後ろについて行く必要がありました。しかし、ミディアムコンパウンドでは、それは簡単なことではありません。スタートはよかったのですが、このタイヤでは序盤にペースを維持することは難しいことでした。彼はかなりタイムをロスし、それ以降の戦いに影響しました。

ポジティブな週末というのは、日曜日にとてもいい結果を出したときのことなので、今回はとてもポジティブな週末だったとは言えません。アレックスは勉強を続け、前進し続けました。プラクティスセッションはよかったのですが、レースでは少し慎重になりすぎました。ほかのタイヤの方がチャンスがあったかもしれません。今はすべてが勉強です。中上貴晶とカル・クラッチローのスタートはあまり力強くなくて、そのため彼らの戦いは簡単ではありませんでした。タカはレースを通して速さがありましたが、オーバーテイクに苦戦し、前の集団のライダーたちとの距離を序盤に縮められませんでした」

今大会のポジティブポイント、そしてネガティブなポイントがあれば、それも教えてください。

「ポジティブなことはすべてのライダーが完走したことです。そしてHonda Team Asiaの小椋藍がMoto3のチャンピオンシップをリードしていることです。彼は今シーズン、安定しています。ネガティブなことは、MotoGPクラスが、トップとかなり離れていることです」

レース中、ピットウォールから見ていた感想は?

「優勝争いをするライダーがいないとき、ピットからの景色は違います。でもタカとクラッチローのペースはよかったです。またアレックスが序盤でリズムをキープできるかどうかを見守っていました」

インサイドストーリーがあれば、教えてください

「フランスGPの前にポルティマオに行きます。ポルティマオは今シーズン最後にレースが行われる新しいサーキットです。ポルティマオには何年かぶりに行きます。MotoGPがレースをするのは初めてなので、みんなにとって重要です。個人的な観点から言えば、簡単なサーキットではないと思います。そのため今回のテストはレイアウトをよく理解するためには、重要なテストになります」

ハードな日程が続く、2020年シーズン。1週間のインターバルを経て、10月はル・マンで第10戦フランスGP、スペインのモーターランド・アラゴンで第11戦アラゴンGP、第12戦テルエルGPの3連戦が開催されます。

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