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MotoGP現場レポート

Vol.223 - Rd.08 中上、アレックス・マルケスがそろってシングルフィニッシュ

第7戦サンマリノGPからの連戦となった第8戦エミリア=ロマーニャGPは、ルーキーのアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)が今季自己ベストの7位でフィニッシュ。大きなステップを刻みました。今年は、同一サーキットでの2連戦で大きな成長を感じさせています。スペインのヘレス・サーキットで開催された2連戦でも2週目に8位というベストリザルトを刻みましたが、今大会も予選17番手という厳しいグリッドから好スタートを切り、7位でチェッカーを受けました。3連戦となる第9戦カタルーニャGPは、アレックスにとってはホームGP。さらに大きな飛躍が期待されます。

LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、予選12番手から6位でチェッカーを受けました。初日のフリー走行は2番手につけて好調なスタートを切りましたが、土曜日のFP4とQ2で2度の転倒があり予選12番手。決勝でも序盤で大集団につかまりますが、その後、集団を抜け出して6位までポジションを上げました。3連戦となる第9戦カタルーニャGPでは、念願の初表彰台獲得に挑みます。

今大会は、ディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、第2戦スペインGPで負ったケガの治療とリハビリのため、引き続き欠場。代役で出場したステファン・ブラドルも初日のフリー走行を終えて右腕の状態がよくないために欠場となりました。カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)も右腕の状態が悪く、この2連戦を欠場。Honda勢はアレックスと中上の2人体制でしたが、ともにシングルフィニッシュを果たしました。厳しい戦いとなったエミリア=ロマーニャGPを、Repsol Honda Teamチーム・マネージャーのアルベルト・プーチが振り返ります。

エミリア=ロマーニャGPの戦略について聞かせてください

「アレックス・マルケスのように後方からスタートする場合、序盤で4つか5つポジションを上げるのが戦略です。これは今回2人のHondaライダーたちの戦略でした。アレックスはいいレースができたと思います。中上は、序盤こそ少し遅かったかもしれません。レースがスタートすると、2人ともいいペースがありました。2人のペースはレースウイークを通してよかったです。今週末、アレックスは明らかに前進することができました。タカは土曜日に2度大きな転倒をしましたが、幸いケガはありませんでした。彼らは6位と7位でフィニッシュしましたが、これはHondaが目標としている結果ではありません。しかし、2人のライダーたちにとっては一歩前進となりました。うれしく思います」

今大会のポジティブポイント、そしてネガティブなポイントがあれば、それも教えてください

「ポジティブなことはアレックスが2週間を通して前進したことです。タカは安定性がありました。チャンピオンシップではタカがトップと21ポイント差となっています。チャンピオンシップは半分が過ぎました。でも、まだあと半分残っています。まだゲームの最中です。ネガティブなことは、残念ながらステファンとカルが走れなかったことです。2人とも回復することを願っています」

レース中、ピットウォールから見ていた感想は?

「今日はたくさんの転倒がありました。通常、モニターを通して、ライディングの違いやライダーたちがどのようにコントロールしているのかを見ます。今回はスタート、そして前方グループでたくさんのライダーがミスをしました。そのため私たちのライダーがポイントを獲得するチャンスがやってきました。今日は安定性が重要でした」

インサイドストーリーがあれば、教えてください

「この2週間でRepsol Honda TeamもLCR Honda TeamもHondaの精神を見せられたと思います。チームは100%の力を出してがんばっていますが、この2レースとテストで本当にそれを表すことができたと思います。Repsol Honda Teamに関しては、新しいライダーも加わり、チーム全体が一生懸命取り組んでいます。そしてアレックスの成長と前進を見ることができました。LCRに関しては、土曜日にタカが大きな転倒を2回しました。そのため懸命に仕事に取り組まなければならなくなりましたが、レースに向けてすばらしいマシンを2台準備しました。Hondaの精神と献身ぶりを見せてくれました」

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催された2連戦に続き、後半戦のスタートと3連戦最後となる第9戦カタルーニャGPは、9月25日からスタートします。

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