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Vol.215 Round 16

Repsol Honda Teamのメンバー、ファン、ライダーが幸福感に包まれた日本GP

第16戦日本GPは、前戦タイGPでライダーズタイトルを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、今季10回目のポールポジション(PP)から今季10勝目を達成。この結果、Hondaは4年連続25回目のコンストラクターズタイトルを獲得しました。

今大会は不安定な天候となり、フリー走行、予選と難しいコンディションとなりました。決勝日も雲の多い天候となりましたが、今季10回目のPPからホールショットを奪ったマルケスが、24周のレースで真っ先にチェッカーを受けました。

昨年はマルケスが優勝でライダーズタイトル獲得を果たし、日本GPを盛り上げました。今年はチャンピオンとして日本GPに凱旋して大会連勝を達成。そのすばらしい走りは、ツインリンクもてぎに集まったHondaファン、そしてレースファンを魅了しました。

これでマルケスは、最高峰クラスで54勝目を達成。Hondaで5度のタイトルを獲得したミック・ドゥーハンと並び、史上3番目の優勝記録達成となりました。シーズンを通して難しいサーキットの一つでもあるツインリンクもてぎで2冠を決めたRepsol Honda Teamのアルベルト・プーチ監督が、今大会を振り返ります。

―日本GPは毎年スペシャルな大会ですが、今年はコンストラクターズタイトルを獲得しました。

「日本のファンやHondaの八郷隆弘代表取締役社長と倉石誠司代表取締役副社長 、HRCの野村欣滋代表取締役社長、そして多くのメンバーやスタッフに会い、とてもポジティブな週末になりました。このような中で行われるレースは特別な雰囲気に包まれます。その中でマルクはとてもいいレースをしました。Repsol Honda Teamのメンバー、ファン、ライダー、そしてこのプロジェクトに関わるすべての人たちにとって、すばらしい幸福感に包まれる大会でした。

そして25回目のコンストラクターズタイトル獲得は、Hondaのモーターレーシングへの投資と、モーターレーシングに抱く情熱をよく現しています。こうした姿勢がなければ、このような偉業を達成することは不可能なことです。レースという厳しい世界で、25回目のタイトル獲得は本当にすばらしいことです。この世界では、効率性と優位性を見いだすことがとても難しく、持続するのも難しいことです。しかしHondaは引き続きこの世界の目標であり続けています」

―日本GPの戦略はどういうものでしたか?

「ギャップをつくり、そのあとチャンスがどう訪れるか、様子を見るというのが今大会の戦略でした。引き離すことができないときは、ライダーは後ろからレースをコントロールしなければならならず、別の方法を考えなくてはいけません。しかし今大会のマルクは後続との間に少しですがギャップを作り、集中力をキープしてこのギャップを維持することに成功しました。優勝するには十分なアドバンテージだったと思います。マルクは燃料の消費を気にしていましたが、彼が築いたアドバンテージのおかげで、すべてがうまくいきました。その結果、燃費が厳しくなってからも限界でプッシュする必要はありませんでした」

―今大会のポジティブポイントとネガティブポイントを教えてください。

「ポジティブなことはもちろんマルクが4連勝を達成し、Hondaのホームグランプリでコンストラクターズタイトルを獲得したことです。ネガティブなポイントは、これまで何度も優勝したことがある好きなサーキットで、ホルヘが思ったように走れなかったことです。今の彼にとっては、簡単なことではありませんでした。シーズン終盤戦に向けて、本来の走りを取り戻せるよう、彼が努力し続けることを願っています」

―ピットウォールから見ていた感想を聞かせてください。

「すばらしいレースでした。そして、とてもおもしろいレースでした。マルクは常に戦いをリードしていましたが、クアルタラロ(ヤマハ)も常にプッシュしていました。彼はとても速く、全力を尽くしていました。いいレースをしたクアルタラロにおめでとうといいたいです。今年がMotoGPクラスのデビューシーズン。力強い走りをして、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました」

―休む暇もなく、次は第17戦オーストラリアGPです。マルケスは今大会の優勝でドゥーハン氏の持つ最高峰クラス54勝に並び、次戦はその記録のブレイクに挑むことになります。

「オーストラリアに行ったら、いつものように全力でがんばります。簡単なサーキットではありません。天候に大きく左右されるので、すべてをうまくコントロールすることができません。天気は変わりやすく、寒く、風が強いところです。しかし晴れると暑くなります。フィリップアイランドでは、ミック・ドウーハンの優勝記録に並んだマルクが、その記録更新に挑みます。本当に信じられないすばらしい記録です。マルクが、Hondaのすばらしいグランプリレーシングの歴史を塗り替えることができるかどうかを見届けるのがとても楽しみです」


前戦タイGPでマルケスがライダーズタイトル、そして今大会は、シーズン10勝目を挙げたマルケスの活躍で、Hondaは25回目のコンストラクターズタイトルを獲得しました。これでHondaは、MotoGPクラスのもっとも重要な二つのタイトルを獲得しました。残るタイトルはチームタイトルだけ。Repsol Honda Teamは現在2位で首位のドゥカティを17ポイント差で追っています。シーズンは残り3戦、3年連続10回目のチームタイトル獲得とHondaの3年連続3冠を目指し、全力を尽くすことになります。

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