コメント

マティア・パシーニ(Moto2 1番手)
「とても不思議なレースウイークです。昨日の午前中はいい感触があったのですが、昨日の午後、そして今日の午前中は同じような感触がつかめませんでした。少し心配でしたが、マシンがよくなることはわかっていました。いい感触といいリズムでポールポジションを獲得できました。明日のコンディションが分らないので、このサーキットでポールポジションを獲得することはとても大事なことでした。レースに向けてすばらしい感触とセットアップがあるのでとても嬉しいです。明日はトップ5か表彰台を狙いたいです」

マルセル・シュローター(Moto2 2番手)
「フロントロー2番手を獲得できてとても嬉しいです。昨日は、ハイスピードコーナーの切り返しなどで、まだ完治していない左手首がかなり痛みました。痛み止めを毎日使いたくはなかったので昨日は使っていません。今日は痛み止めを使ったので、自分のライディングに集中できました。もちろん痛みがなくなったわけではないし、決勝は厳しいです。予選ではマシンの感触がとてもよく、ポールポジションまであと少しだったのは残念です。自分のコンディションがあまりよくなかったのですが、たくさん周回できました。明日が楽しみです」

ミゲル・オリベイラ(Moto2 3番手)
「最初は雨が降り出して奇妙な感じでした。そのため予定していた通りにはいきませんでしたが、その後すべてうまくいき、マシンの感触もよくなりました。もっといいタイムを出したかったのですが、前にいた多くの遅いライダーにつかまってしまい思うようにタイムを出せませんでした。そのためにいいリズムをつかめず残念でした。でも明日へ向けて自信はあります」

中上貴晶(Moto2 7番手)
「昨日から路面コンディションが大きく変わり、難しい一日になりました。午前中のフリー走行で転んだ影響は、マシンもライダーにもないのですが、路面のグリップ、風向きなど、いろいろ変わってしまい、タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せませんでした。調子は悪くないし、バイクの状態も変わっていないので、どうしてタイヤのグリップを引き出せなかったのか、データを調べて明日に備えたいです」

長島哲太(Moto2 27番手)
「今日はコース攻略に本当に手を焼きました。コーナーでマシンの向きが変わらない。その後にうまく立ち上がれないという昨日の課題が、今日も全く解消できませんでした。1番タイムロスしているのは2コーナーと6コーナーで、そのほかはそれほど大きな差はありませんでした。2コーナーと6コーナーは、そこから先が高速コーナーとなるので、立ち上がりの遅さが全体的なタイムロスにつながりました。初日のタイムを更新できなかったのが残念です。明日も天気が不安定ですが、ドライで決勝を戦いたいです」