ROUND 14

アラゴンアラゴンGP モーターランド・アラゴン 2017.09.23(土)・予選

第14戦 アラゴンGP

マルティンがポールポジション。バスティアニーニとカネットが2番手、3番手と続く

2017年9月23日(土)・予選
天候:晴れ  気温:24℃  コースコンディション:ドライ

Moto3クラスは、ホームグランプリに気合満点のホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Racing Moto3)が今季7度目のポールポジション(PP)を獲得しました。第9戦ドイツGPで負傷して第10戦チェコGPまで欠場。第12戦オーストリアGPに復帰して4戦目のPP獲得となりました。2番手には後半戦に入って調子を上げているエネア・バスティアニーニ(Estrella Galicia 0,0)で前戦サンマリノGPでPP獲得(ペナルティで4番手グリッド降格)した走りをキープしました。3番手にはチームメートのアーロン・カネットでHonda勢がフロントローを独占しました。

総合首位のホアン・ミル(Leopard Racing)が6番手、ジョン・マクフィー(British Talent Team)が7番手、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が9番手と続き、6人のHonda勢がトップ10に入りました。

以下、総合2位のロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)が11番手、アダム・ノロディン(SIC Racing Team)が13番手、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Del Conca Gresini Racing Moto3)が14番手、ジュール・ダニーロ(Marinelli Rivacold Snipers)が15番手と僅差で続き、佐々木歩夢(SIC Racing Team)が18番手、鳥羽海渡(Honda Team Asia)は31番手でした。

このサーキットを得意とする鈴木、予選18番手もフリー走行で5番手と好調な走りをみせた佐々木、31番手グリッドに終わった鳥羽も得意のサーキットだけに、決勝では日本人勢の活躍にも注目されます。

コメント

ホルヘ・マルティン(Moto3 ポールポジション)
ホルヘ・マルティン 「ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。しかし、サーキットレコードを更新したかったので全力でアタックしましたが、転倒してしまい叶いませんでした。とても複雑な気持ちです。でも大事なことはケガをしなかったことです。速さがありましたが、少しプッシュしすぎたのかもしれません。コントロールを失ってしまいました。中古タイヤでも素晴らしいペースがあるので、明日の決勝は自信があります。幸運を願っています」

エネア・バスティアニーニ(Moto3 2番手)
エネア・バスティアニーニ 「今日はとても難しい日だったので、この結果はうれしいです。最後にかなりいいラップタイムでコース前半を走ったのですが、その後渋滞にはまってしまいました。タイムを上げるためにもストレートでスリップストリームを見つけることは重要なことでした。うまく取り組むことができました。引き続きこの調子でがんばりたいです。ホルヘ・マルティンのペースが素晴らしいことは分かっているので、彼と戦えたら完ぺきです。でも彼は最初からギャップを広げようとするのでとても難しいと思いますが、彼を留めようとするグループもいるので面白い戦いになると思います」

アーロン・カネット(Moto3 3番手)
アーロン・カネット 「午前中に転倒してしまいましたが、この転倒は自信過剰の結果だったと思います。コースに戻り、すぐに感触を取り戻しました。その後どうやったらもっと感触がよくなるのか、クルーチーフと話しました。予選セッションではほかの日と同じように一人で走りました。僕にとっては1列目も3列目もあまり大きな違いはありません。Moto3のレースではなにが起きるか、だれにも分からないからです。最初の数周は激しいバトルになると思います。感触はいいですし、優勝争いもできると思います」

鈴木竜生(Moto3 9番手)
鈴木竜生 「今回は久しぶりにトップ10に戻ることができてとてもうれしいです。フリー走行は、タイヤをチェンジするタイミングをミスしたりでなかなか上位に入れなかったのですが、予選は順調にタイムを上げることができました。アラゴンは左回りのサーキットで、得意とするレイアウトなので、明日の決勝が楽しみです。ここもイタリアGP(ムジェロ)のように大集団の戦いになると思うので、落ち着いて冷静に最後まで走りたいです」

佐々木歩夢(Moto3 18番手)
佐々木歩夢 「残念な結果に終わりました。3回のアタックをして、2回はクリアラップが取れず、3回目は前を走っている選手が転倒してアタックを止めなくてはいけなくなり、3回ともに不完全燃焼の走りになりました。それでも区間ベストの合計では7番手タイムなので、明日は追い上げのレースをしたいです。今週はフリー走行でいい走りができました。総合で5番手だったし、予選でもうまくまとめればこのくらいはいけたんじゃないかと思います。明日の決勝も自信を持って挑みたいです。今季のベストリザルトを目指し、次の日本GPに向かいたいです」

鳥羽海渡(Moto3 31番手)
鳥羽海渡 「最悪の結果に終わりました。昨日のブレーキングで突っ込みすぎるという問題点を修正できなかっただけでなく、マシンも含めて全体的にいい状態ではありませんでした。特に高速コーナーでタイムをロスしています。それを改善しようといろいろトライしたのですが、うまくいきませんでした。明日は後方からのスタートとなります。明日は自分の走りをしっかり出せるようにがんばりたいです」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
188ホルヘ・マルティンHonda1'58.067
233エネア・バスティアニーニHonda+0.358
344アーロン・カネットHonda+0.449
48N.ブレガKTM+0.526
510D.フォッジャKTM+0.701
636ホアン・ミルHonda+0.717
717ジョン・マクフィーHonda+0.746
865P.エッテルKTM+0.894
924鈴木竜生Honda+0.909
1042M.ラミレスKTM+0.918
115ロマーノ・フェナティHonda+1.098
1219G.ロドリゴKTM+1.100
137アダム・ノロディンHonda+1.110
1421ファビオ・ディ・ジャンアントニオHonda+1.204
1595ジュール・ダニーロHonda+1.254
1616A.ミニョKTM+1.293
1712M.ベッツェッカマヒンドラ+1.312
1871佐々木歩夢Honda+1.323
1915J.マシアKTM+1.325
2064B.ベンドスナイダーKTM+1.438
2158J.ゲバラKTM+1.446
2248L.ダラ・ポルタマヒンドラ+1.468
2323N.アントネッリKTM+1.630
2475A.アレナスマヒンドラ+1.639
2584J.コーンフェールプジョー+1.746
2696M.パリャーニマヒンドラ+1.752
2737アーロン・ポランコHonda+1.766
2814トニ・アルボリーノHonda+1.782
2940D.ビンダーKTM+1.794
3041ナカリン・アティラプワパHonda+2.138
3127鳥羽海渡Honda+2.886
324P.プルキネンプジョー+3.194
-6M.エレーラKTM-

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ホルヘ・マルティン

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エネア・バスティアニーニ

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アーロン・カネット

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