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ROUND 14

アラゴンアラゴンGP モーターランド・アラゴン 2017.09.24(日)・決勝

第14戦 アラゴンGP

マルケス連勝で今季5勝目。ペドロサが2位になり、Repsol Honda Teamが1-2フィニッシュ

天候:晴れ  気温:27℃  コースコンディション:ドライ
観客:7万541人(3日間:11万3447人)

第14戦アラゴンGP決勝は、予選5番手からトップグループに加わったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、序盤4番手から着実にポジションを上げ、レース後半の16周目にトップに立つと、23周のレースで真っ先にチェッカーを受けました。

今大会は、フリー走行と予選で2度の転倒を喫し、決勝に向けて不安を抱えることになりました。しかし、決勝日朝のウォームアップでセットアップを進めることに成功すると、決勝でも快調にラップを刻みました。序盤はホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)らとトップグループを形成。6周目にドヴィツィオーゾ、12周目にロッシをパスして2番手に浮上すると16周目にロレンソを抜いて首位に浮上。それからは後続との差を確認しながら、危なげない走りで23周を走り切りました。

前戦サンマリノGPから連勝を達成して今季5勝目。今大会7位に終わった総合2位のドヴィツィオーゾに16点差、総合3位で今大会4位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に28点差をつけて次戦日本GPを迎えます。マルケスは2年連続4回目のタイトル獲得に向けて一歩前進しました。

チームメートのダニ・ペドロサは、予選6番手から追い上げて2位でフィニッシュしました。序盤、ビニャーレス、カル・クラッチロー(LCR Honda)らとセカンドグループを形成しました。トップグループに比べてわずかにペースが上がらず苦しい展開となりましたが、レース中盤の13周目にビニャーレスをかわすと、それから一気にペースを上げて、15周目にドヴィツィオーゾ、16周目にロッシ、21周目にロレンソをかわして2番手に浮上。マルケスの背後に迫る好走で地元ファンを沸かせました。

これでRepsol Honda Teamは、第4戦スペインGP、第10戦チェコGPに続き、今季3回目の1-2フィニッシュ。マルケスとペドロサの両選手が同時に表彰台に立つのはこれで7回目となり、アラゴンに集まった7万人のファンを喜ばせました。

予選13番手から決勝に挑んだジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が13位でフィニッシュして2戦連続今季10回目のポイント獲得。チームメートのティト・ラバトは15位でフィニッシュ。今季9回目のポイント獲得を果たしました。

予選4番手から序盤セカンドグループに加わったカル・クラッチローは、折り返し地点の11周目の14コーナーで転倒、リタイアとなりました。

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
マルク・マルケス 「厳しいレースだったので、今回の勝利は非常にうれしいです。昨日はマシンがあまり快適ではありませんでした。今日もウォームアップをのぞき苦戦しました。なぜかわかりません。しかし、大好きなサーキットの1つでもあり、地元に近く、ファンの前で走れるレースはモチベーションがいつもより上がります。一生懸命プッシュしました。昨日2度転倒したにも関わらず、いくつかのコーナーでは頭の中でスイッチを切りました。ビニャーレスとドヴィ(ドヴィツィオーゾ)が少し苦戦しているのがわかったので、アタックするときだと思い、その通りにしました。何度かヒヤッとする場面がありました。そのうちの一回はバレンティーノをオーバーテイクしようとしていた時です。彼はコーナーで思ったよりタイトなラインを走っていました。ぶつからないようにするためにブレーキを放しました。そしたらロレンソがすぐそこにいました。そこでコースを外れ、その後、引き続きプッシュしてギャップを縮めました。これで少し冷静になりました。ロレンソをパスしてからは、ダニがどんどん追いついてきたのでプッシュし続けなければなりませんでした。とにかく、これがマルケススタイルです。もちろんチャンピオンシップのことを考えることは大事なことですが、今は全力を尽くすことが必要とされる状況です。この調子でモチベーションもメンタルも維持し、それぞれのレースで100%の力を出したいです」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2位)
ダニ・ペドロサ 「もしかしたらもう少し早くマーベリックをオーバーテイクできたかもしれません。そして優勝争いのチャンスがあったかもしれません。それでも今日の自分のレースはとてもうれしいです。目標は表彰台もしくは優勝でした。その目標を達成しました。少し後悔はありますが、同時に、マーべリックと同じミディアムリアでなかなか抜けなかったし、終盤に向けてタイヤを温存しなければならなかったのだから仕方ありません。みんな同じようなペースだったのに、なぜか、突然前のグループとギャップができていました。ようやくビニャーレスをパスした時にはすでにギャップが開いていました。そのため一生懸命プッシュしました。そして徐々に追い上げていきいました。とても力強いレースができました。熱い走りができたし、僕にとってもチームにとってもいいことでした」

ジャック・ミラー(MotoGP 13位)
「ポイントを獲得することはできましたが期待していたようなレースにはなりませんでした。それでも今日はまずまず満足しています。ハードタイヤを使い、もう少しいい結果を期待していましたが、そうはいきませんでした。全体的にはポジティブな週末でした。マシンはとても快適でした。特にフロントはよかったです。リアのグリップが少し足りませんでした。ハードコンパウンドでは最初なかなかグリップが機能しませんでした」

ティト・ラバト(MotoGP 15位)
「常にもっといい結果を望んでいるので15位というのは思っていたような結果ではありません。しかし、後方からのスタートとなったレースでとてもいい仕事ができたと思うし、ポジティブな1日になりました。今回のレースでポイントを獲得できて自信につながりました。そして今度は次の日本でのレースに向けて集中したいです」

カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)
カル・クラッチロー 「フロントブレーキレバーの感触があまりよくありませんでした。理由は単純で指に合わなかったからです。フロントブレーキの温度がスリップストリームに入っているためバックストレートエンドでとても高くなりました。加えて1コーナーでレバーがとても遠くにあって、合わせられず、ブレーキを握ったときにミスをしてしまいました。フロントがロックして、はらんでしまいました。その後コースに戻ってうまくリカバーしましたが、トップグループに戻れると思っていました。ひとりで走っているときの感触はよかったのですが、ヨハン(ザルコ、ヤマハ)を14コーナーでパスした時にミスをしてしまいました。フロントから転倒しました。ハードフロントタイヤを使うときは常にリスクが伴います。残念な結果ですが、レースウイークは決して悪くありませんでした。再び戦闘的になることができたことはポジティブなことでした」

MotoGP リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
193マルク・マルケスHonda42'06.816
226ダニ・ペドロサHonda+0.879
399J.ロレンソドゥカティ+2.028
425M.ビニャーレスヤマハ+5.256
546V.ロッシヤマハ+5.882
641A.エスパルガロアプリリア+6.962
74A.ドヴィツィオーゾドゥカティ+7.455
819A.バウティスタドゥカティ+7.910
95J.ザルコヤマハ+13.002
1044P.エスパルガロKTM+14.075
1136M.カリオKTM+17.192
1229A.イアンノーネスズキ+20.632
1343ジャック・ミラーHonda+23.886
1445S.レディングドゥカティ+25.523
1553ティト・ラバトHonda+26.082
1694J.フォルガーヤマハ+30.302
1742A.リンススズキ+31.874
188H.バルベラドゥカティ+31.948
1938B.スミスKTM+36.296
209D.ペトルッチドゥカティ+37.842
2176L.バズドゥカティ+47.599
2222S.ロースアプリリア+47.647
RT35カル・クラッチローHonda+7Laps
RT17K.アブラハムドゥカティ+13Laps

MotoGP ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
193マルク・マルケスHonda224
24A.ドヴィツィオーゾドゥカティ208
325M.ビニャーレスヤマハ196
426ダニ・ペドロサHonda170
546V.ロッシヤマハ168
65J.ザルコヤマハ117
799J.ロレンソドゥカティ106
89D.ペトルッチドゥカティ95
935カル・クラッチローHonda92
1094J.フォルガーヤマハ84
1119A.バウティスタドゥカティ70
1243ジャック・ミラーHonda56
1345S.レディングドゥカティ56
1441A.エスパルガロアプリリア53
1576L.バズドゥカティ39
1629A.イアンノーネスズキ37
1744P.エスパルガロKTM37
1817K.アブラハムドゥカティ28
1953ティト・ラバトHonda28
2042A.リンススズキ27
218H.バルベラドゥカティ23
2251M.ピロドゥカティ18
2338B.スミスKTM14
2436M.カリオKTM11
2522S.ロースアプリリア2
2650S.ギュントーリスズキ1
2712津田拓也スズキ0

ランキング詳細


コンストラクター

順位 コンストラクター 総合ポイント
1Honda274
2ヤマハ257
3ドゥカティ248
4スズキ64
5アプリリア55
6KTM46

ランキング詳細


チーム

順位 チーム 総合ポイント
1Repsol Honda Team394
2Movistar Yamaha MotoGP364
3Ducati Team314
4Monster Yamaha Tech 3201
5OCTO Pramac Racing151
6Pull&Bear Aspar Team98
7LCR Honda92
8Estrella Galicia 0,0 Marc VDS84
9Team SUZUKI ECSTAR65
10Reale Avintia Racing62
11Aprilia Racing Team Gresini55
12Red Bull KTM Factory Racing51

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