コメント

ドミニク・エガーター(Moto2 優勝)
「とても難しいコンディションで、これほどまで速く走れるとは思いませんでした。しかし、チームがとてもいい仕事をしてくれました。ウエットでいいグリップがありました。路面には水がたくさんあり難しかったです。トム(ルティ)が常に後ろにいたので、とにかくプッシュしました。転倒だけはしたくありませんでした。このサーキットで優勝できて最高の気分です。チームとSUTERに感謝しています」

トーマス・ルティ(Moto2 2位)
「雨で一日が始まり、ウォームアップをウエットのセッティングで走ったことが、アドバンテージになるよう願っていました。ただ残念ながら転倒してしまい、時間をかなり無駄にしてしまいました。レースの序盤はリズムをつかむのに苦戦しました。(フランコ)モルビデリが転倒したのを知ったとき、彼がレースに戻るのは難しいと思いました。僕はただチャンピオンシップのことしか考えていませんでした。ドミ(エガーター)はブレーキングがとても強かったです。彼をブレーキングでパスすることはできませんでした。転倒するリスクも負いたくありませんでした。そのため彼の後ろをキープしました。今回の2位は、チャンピオンシップにおいてとても重要です。また、ドミにもおめでとうと言いたいです。勝利にふさわしい走りでした。初めてスイス人による1-2を果たしました。ブラボー」

ハフィズ・シャーリン(Moto2 3位)
「なんと言ったらいいのか分かりません。いつも支えてくれた家族、チーム、そして友人に感謝しています。ここ4年間、表彰台に上がれませんでしたが、本当にがんばってきました。昨年、もう少しで表彰台というところまでいきました。今日はとてもうれしいです。決してあきらめませんでした。ミスから学んできました。すべてを理解するように心がけてきました」

中上貴晶(Moto2 11位)
「最終ラップに転倒してしまいました。それまで5番手を走っていました。今年はウエットコンディションでいい走りが全くできなかったのですが、今日は、自分としてはいい走りができたと思います。トップから離されていきましたが、5番手を走れたことは自分としては大きな自信になりました。すごく滑りやすいコンディションで、どの周回も転倒のリスクはありました。たまたま最終ラップの4コーナーで転んでしまったと思えるほど厳しいレースでした。今日はサバイバルレースになることは分かっていたし、そういう中でいいレースができていただけに、残念な結果です。チームには申し訳ない気持ちです」

長島哲太(Moto2 14位)
「ウォームアップの時点では、かなり厳しい走りになることを覚悟していましたが、決勝に向けてセッティングを変更して、かなり乗りやすくなりました。しかし、2度の転倒でポジションを大きく落としました。最後まで走ればポイントを獲得できると思い、2回ともに再スタートを切って、最後は14位でフィニッシュしました。2点を獲得しました。今年はウエットでいい走りができているので、ちょっと欲張ってしまったかもしれません。ただ、最悪の状況でも、こうしてポイントを獲得できてよかったです」