コメント

ホアン・ミル(Moto3 優勝)
「本当にハードなレースでしたが、何としても勝ちたいレースでした。この週末を通じて、チームとともにいい作業をしてきました。10番手からのスタートに若干の不安はありましたが、ひどいスタートの後は順位を回復するためにベストを尽くしました。このクラスでは集団で走行することは常にリスクを伴うので、集団にはいたくありませんでした。そのため、トップに立ってから後続とのギャップが0.5秒になったことを確認して、プッシュして他を引き離しました。今年は、忍耐力のあるライダーである以前に、このようにデリケートな状況を判断して処理することも含めて多くのことを学んできました。このサーキットでの自分の一番の強みはブレーキングだと思います。64ポイント差というのは約3レース分です! 残念ですがこれからまだ3レース以上はあります。まじめな話、ランキングには注目はしますが、計算はしたくないです。しっかりと地に足をつけ、ポイントを獲得していかなくてはいけないと思います」

ホルヘ・マルティン(Moto3 3位)
「表彰台の最上段に上がったときの本当の気持ちがどんなものかはまだわかりませんが、でも今回は優勝したかのような気持ちです。ミルに追いつけるペースで走れると思いましたが、同じ集団にいたライダーたちが、そうさせてはくれませんでした。振り返ってみると、この週末は連続して走行したのはたった6ラップだけで、レースでは完走できるか不安でした。間違いなく、今日は自分のレース人生で最高の表彰台だったと思います」

リビオ・ロイ(Moto3 4位)
「スタートで順位を落とし、最初の周回は18番手でした。非常に困難な状況となってしまいましたが、素晴らしいレースでした。アタックし始めた時から、最高の感覚でどんどんとプッシュしていきました。前の集団に追い付きましたが、ラスト2周では接触をして後退しました。その後リカバーしましたが、最終ラップは運でした。エッテルをパスしようとしましたが、マルティンがスリップに入りました。チームの皆に心から感謝しています」

鳥羽海渡(Moto3 15位)
「グリッドが悪かったので厳しいレースでした。ペース的にはトップグループと変わらなかったのですが、15位まで追い上げるのがやっとという感じでした。今回はバイクの状態がすごくよくて、いいフィーリングをつかめました。それだけに、予選の転倒でグリッドを落としてしまったことが残念です。今日はアルゼンチンGP以来のポイント獲得となりました。15位でのポイント獲得というのはあまり嬉しくありませんでが、次につながるレースになったと思います」

佐々木歩夢(Moto3 18位)
「今回はFP3ですごくいい状態になったのですが、予選でいいグリッドをつかめなかったのが残念でした。今日はスタートはよかったのですが、2周目、3周目にオーバーランをしてポジションを下げてしまいました。それでセカンドグループで走ることになり、思っていたような結果を残せませんでした。次のシルバーストーンは得意のコースなので、今回出来なかったことをしっかりこなしたいです」