コメント

フランコ・モルビデリ(Moto2 優勝) 「シーズン6勝目を挙げられるなんて夢を見ているような気持ちです。夢なら覚めてほしくありません。今日は本当に難しく厳しいレースでした。特にレース中盤は、ミゲル(オリベイラ)がとても速い走りをしていました。しかし、彼は後ろで様子を見ていました。もし彼が前に出たら、きっともっと苦しい走りを強いられたと思います。ラスト2周は、厳しい戦いを覚悟していました。実際、ラスト2周で彼に先行されましたが、最終ラップの1コーナーで彼を抜き返し、そのままフィニッシュできました。今日の勝利は、チームの努力のおかげです。とても感謝しています」

ミゲル・オリベイラ(Moto2 2位)
「今日のフランコは、ブレーキングが鋭く、なかなかパスできませんでした。今日は何度もダウンヒルの先の左コーナーで抜こうとしましたが、ラスト2周でやっと抜けました。最終ラップにもう一度アタックしましたが、抜くことはできませんでした。今日は転倒車が多く、その結果、優勝争いができましたが、いずれにしてもトップ5の走りはできたと思います。オランダ、ドイツと続く2連戦で表彰台に立ちたいと思っていました。それを達成できてうれしいです。今大会は、ウイークを通していい走りができました。9戦を終えて総合3位にいることが信じられません。後半もこの調子でがんばりたいです」

フランセスコ・バグナイア(Moto2 3位)
「すばらしいバトルでした。今日は(シモーネ)コルシと最後まで戦いましたが、彼を抜くためには全力を尽くさなければならないことを知っていました。今日はプッシュし続け、ラスト2周で彼の前に出られました。ザクセンリンクは正直、あまり好きなサーキットではありません。そのサーキットで表彰台に立てて、とてもうれしいです。今日は母の誕生日なので、おめでとうと言いたいです」

中上貴晶(Moto2 10位)
「金曜日のフリー走行でリアタイヤに不具合があったのですが、決勝でも同じ不具合があり、序盤からグリップ不足に苦しみました。とにかく、スピニングがひどく、マシンのフィーリングも違うものになり、全くいいところがありませんでした。金曜日のフリー走行のときに、タイムがよくなるはずのミディアムを履いてもハードと同じタイムしか出ませんでした。今日もミディアムを選択しましたが、それと全く同じ症状でした。残念というか、不運としか言いようがありません」

長島哲太(Moto2 18位)
「正直、もう少しいけるかなと思っていたのですが、途中からギア抜けがするようになり、何度か転びそうにもなりました。厳しい走りになりましたが、ベストタイムを更新できたし、ベストに近いタイムで周回できたことは次につながると感じました。これから鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場します。8耐でいろいろと学び、後半戦に活かしたいです。また、今年前半戦の自分の成長を鈴鹿で感じたいと思っています。後半戦は常にポイント獲得圏内を走れるようにしたいです」