コメント

アーロン・カネット(Moto3 優勝) 「母の日に優勝できたので、最高のプレゼントになりました。今日はとても難しいレースでした。前に出ようとするのですが、すごいバトルで、抜いてもすぐに抜き返されました。こういう状況のレースで前に出るのは簡単ではないのですが、ヘレスは得意なので、ブレーキングで前に出るのはそれほど難しくはありませんでした。最終ラップの最終コーナーの戦いになることは分かっていたし、作戦通り、最後のブレーキングで前に出られました。初優勝できたし、ヘレスは大好きなサーキットです」

ロマーノ・フェナティ(Moto3 2位) 「今日は厳しいレースでした。すごい抜き合いだったし、目まぐるしくポジションが入れ替わりました。そういうレースだったので、とにかく、一周がとても長く感じました。優勝はできませんでしたが、とても楽しかったし、チャンピオンシップでも2位になれました。次のル・マンがとても楽しみです。次も表彰台に立てるようにがんばります」

ホアン・ミル(Moto3 3位) 「3位という結果に満足していますが、悔しいレースでした。今日はいい位置でレースを戦えていたし、最終ラップのコース終盤では後続を引き離そうとしましたが、フェナティに抜かれました。そのため、最終コーナーでのハードブレーキングで彼を抜いたのですが、さらにイン側にカネットがいるのに気づきませんでした。バックミラーがあればよかったです。でも、3位でフィニッシュできたことで多くのポイントを獲得し、首位をキープできたし、チャンピオンシップを考えればとてもいいことです」

佐々木歩夢(Moto3 15位) 「朝のウォームアップでは、タイトなコーナーにおけるリアタイヤのグリップの改善に努めました。いい状態で決勝を迎えられると思っていたのですが、気温も路面温度も上がり、結局、完全に問題を解消できず苦しい戦いになりました。それでも前半は、その遅れを高速コーナーで取り戻していたのですが、後半はタイヤが消耗して高速コーナーでも厳しい走りになり、15位でフィニッシュするのがやっとでした。望んでいた結果ではありませんでしたが、アルゼンチン、アメリカではポイントを得られなかったのでよかったです」

鳥羽海渡(Moto3 17位) 「決勝に向けてマシンの状態はよく、とても気持ちよく走れるようになりました。しかし、グリッドが悪かったことで、序盤、なかなか前に出られず、それが最後まで影響しました。アメリカズGP、そしてスペインGPと、どちらも予選での失敗が、決勝で力を発揮できない原因になりました。この課題を克服して、次のフランスGPに挑みたいです」

鈴木竜生(Moto3 リタイア) 「7番グリッドからいいスタートが切れたのですが、オープニングラップの6コーナーで(ニッコロ)アントネッリ(KTM)にぶつけられて転んでしまいました。再スタートを切ったのですが、転倒したときにエンジンにもダメージがあり、ピットに戻ってリタイアしました。すごく残念です。これで2戦連続のリタイア。運のないレースが続いていますが、次のフランスでは2戦分のうっぷんを晴らしたいです」