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アレックス・マルケス(Moto2 優勝) 「ホームグランプリで優勝できるなんて思ってもいませんでした。信じられない気持ちです。今日は母の日なので、母にこの勝利を捧げます。初優勝まで3年を要しましたが、ヘレスで優勝するという夢を実現できました。今日は暑くて難しいレースでしたが、フランコ(モルビデリ)の転倒を見たときに、同じようなミスをしないように集中しました。フロントのグリップが限界だったし、あれ以上ペースを上げるのは難しく、後ろのライダーとの差を確認しながら最後まで走りました。チームのスタッフとこれまで応援してくれたすべての人に感謝したいです」

フランセスコ・バグナイア(Moto2 2位) 「厳しいレースでしたが、すばらしい一日になりました。とにかく、ペースをキープするのが難しく、苦労しました。レース中盤には11コーナーでミスをしましたが、なんとかフィニッシュできました。今大会は自分にとってMoto2クラスでの4戦目ですが、表彰台を獲得できるなんて、まるで夢のようです。前戦アメリカズGPのあと、マシンの状態がすごくよくなりました。これまで応援してくれたSKY Racing Team VR46に感謝します」

ミゲル・オリベイラ(Moto2 3位) 「スタートに失敗しましたが、なんとか追い上げて、こうして表彰台に立つことができたので、とてもうれしいです。序盤の遅れをなんとか取り戻せました。まだまだ改善しなくてはいけない部分はありますが、今日の結果にはとても満足しています。昨年11月にヘレスでテストをしたときには、スペインGPで表彰台に立てるなんて思いもしませんでした。あれから半年の間に大きく前進しました。これで2回目の表彰台獲得。引き続き初勝利に向けてがんばります」

中上貴晶(Moto2 21位) 「とても残念な結果でした。(シモーネ)コルシ(Speed Up Racing)にぶつけられて転倒しました。コルシはいつもそうですが、なにをしたいのかよく分からない走りをします。もう少し頭を使って走ってほしいという気持ちです。今日はウォームアップでいい状態になり、スタートもよく、十分に表彰台争いができると思っていました。それだけに悔しいです。ただ、チャンピオンシップを考えれば、モルビデリがノーポイントに終わったことでトップとの差は変わりません。次戦のフランスから巻き返したいです」

長島哲太(Moto2 15位) 「ウォームアップでいい乗り方を見つけて、アベレージが安定するようになりました。しかし、序盤になかなかペースを上げられず思ったほどポジションを上げられませんでした。その後、13番手争いまで追い上げましたが、終盤、(ハフィズ)シャーリン(Petronas Raceline Malaysia)と(リカルド)カルダス(Red Bull KTM Ajo)とバトルになり、カルダスの強引な走りでシャーリンを抜くチャンスを失い、カルダスにも抜かれました。しかし、目標だったポイントを獲得できたのでよかったです。次戦のフランスではさらに上位を目指します」