ROUND 03

アメリカアメリカズGP サーキット・オブ・ジ・アメリカズ 2017.04.21(金)・1日目フリー走行

第3戦 アメリカGP

カネットが1番手。ミルが2番手となり、Honda勢が好調なスタートを切る

2017年4月21日(金)・1日目フリー走行  会場:サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
天候:曇りのち晴れ  気温:29℃  コースコンディション:ドライ

Moto3クラスは、今大会もHonda NSF250RW勢が好調で、上位4位までを独占しました。トップタイムをマークしたのは、今季初表彰台とMoto3クラスでの初優勝を狙うアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)。2番手には、3連勝を目指すホアン・ミル(Leopard Racing)。3番手には、今季初の表彰台、そして初優勝の期待が膨らむロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)。4番手には、3戦連続の表彰台と初優勝を狙うホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Racing Moto3)が続きました。

エネア・バスティアニーニ
エネア・バスティアニーニ

以下、8番手にエネア・バスティアニーニ(Estrella Galicia 0,0)、9番手には3戦連続での表彰台と、今季初優勝を狙うジョン・マクフィー(British Talent Team)。トップ10に6台のHonda勢が名前を連ねました。

COTA初体験となる佐々木歩夢(SIC Racing Team)は、12番手と好調なスタートを切りました。連続でのシングルフィニッシュとベストリザルト更新を狙う鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は16番手、前戦アルゼンチンGPで10位でフィニッシュした鳥羽海渡(Honda Team Asia)も初体験のコースですが、初日20番手とまずまずのポジションにつけました。

開幕戦カタールGP、第2戦アルゼンチンGPで表彰台を独占しているHonda勢ですが、第3戦アメリカズGPでは、3戦連続のPP獲得とフロントロー独占が期待されます。

コメント

アーロン・カネット(Moto3 1番手)
アーロン・カネット 「COTAは、ル・マンと並んで好きなサーキットです。今日は自信を持って走ることができたし、単独で走ってベストタイムを刻むこともできました。路面のグリップも徐々によくなり、とても快適でした。今日は予定していたメニューを順調にこなせました。FP1からFP2にかけて、気温と路面温度が上がりましたが、決勝レースの時間帯では、これほど上がるとは思えません。明日もこの調子をキープしたいです」

ホアン・ミル(Moto3 2番手)
ホアン・ミル 「FP1からFP2にかけてかなり前進できたのでうれしいです。最初は、あまり納得できなかった部分の改善に取り組み、最後は力強いペースで終えることができました。トップとの差は約0.7秒ですが、だいぶ縮まってきました。明日もこの方向性でセットアップを続け、さらによくしていきたいと思います」

ホルヘ・マルティン(Moto3 4番手)
ホルヘ・マルティン 「このサーキットは難しく、楽な一日ではありませんでした。そのため、できる限り周回しました。まだ思ったような位置ではありませんが、1回目、2回目ともに確実に一歩前進することができました。明日もさらに前進できることを願っています」

佐々木歩夢(Moto3 12番手)
「前戦アルゼンチンGPがあまりよくなかったので、今回はマシンのセットアップをかなり変えました。それがよかったのか、順調にタイムを短縮することができました。コースの下見をしたときに、つかみどころのないコースだと思いましたが、実際に走り出してみたら、正直、攻め所の分からない難しいコースでした。でも、2回のセッションを終えたときには、だんだん攻められるようになってきて、まずまずの順位で終えられました。アルゼンチンはレースウイークを通して駄目だったので、今回は初日からいい走りをしたいと思っていたし、それができてよかったです」

鈴木竜生(Moto3 16番手)
鈴木竜生 「前回のアルゼンチンの反省から、今日は単独で走ってタイムを出せるようにがんばりました。アルゼンチンでは、だれかの後ろについて出した予選タイムだったので、トップグループの中で走っても、なかなか前に出ていくことができず、結局、セカンドグループでの戦いになりました。今回は単独でタイムを出せるように自分のアベレージを上げたいです。そして、予選でいいグリッドを獲得して、決勝では集団の前に出られるようにしたいです。今日は16番手ですが、内容のある一日でした」

鳥羽海渡(Moto3 20番手)
鳥羽海渡 「初めてのコースなので、FP1はコースを覚えるためになるべく周回するようにしました。午後のFP2は、セッティングを大きく変えてみたのですが、それがとてもよくて、いい感じで走ることができました。セッション最後には前後ともに新品を入れてアタックしたのですが、フロントの切れ込みが出て何回も転びそうになり、攻めきれませんでした。正直、COTAは予想以上に難しいです。明日の予選は2分16秒台を目標にがんばります。それが出せればトップ10はいけると思います」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
144アーロン・カネットHonda2'16.750
236ホアン・ミルHonda+0.736
35ロマーノ・フェナティHonda+0.882
488ホルヘ・マルティンHonda+0.921
558J.ゲバラKTM+1.028
619G.ロドリゴKTM+1.304
716A.ミニョKTM+1.324
833エネア・バスティアニーニHonda+1.394
917ジョン・マクフィーHonda+1.412
1023N.アントネッリKTM+1.634
1165P.エッテルKTM+1.658
1271佐々木歩夢Honda+1.727
138N.ブレガKTM+1.728
1495ジュール・ダニーロHonda+1.762
1540D.ビンダーKTM+1.816
1624鈴木竜生Honda+1.951
1721ファビオ・ディ・ジャンアントニオHonda+1.953
1814トニ・アルボリーノHonda+1.975
1942M.ラミレスKTM+2.100
2027鳥羽海渡Honda+2.112
217アダム・ノロディンHonda+2.119
2264B.ベンドスナイダーKTM+2.279
2311リビオ・ロイHonda+2.461
2441ナカリン・アティラプワパHonda+3.195
256M.エレーラKTM+3.220
2612M.ベッツェッカマヒンドラ+3.531
2784J.コーンフェールプジョー+3.634
28 48 L.ダラ・ポルタ マヒンドラ +3.991
2918G.マルティネス・アブレゴKTM+4.023
3096M.パリャーニマヒンドラ+4.132
3175A.アレナスマヒンドラ+4.773
324P.プルキネンプジョー+5.866

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アーロン・カネット

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