シーズン終盤を迎え、タイトル争いの天王山となる第15戦日本GPのフリー走行が行われました。タイトルに王手をかけるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が4番手とまずまずのスタートを切りました。午前中の走行では順調にラップを刻んで2番手。午後のセッションでは、4番手タイムをマークしました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
この日は、タイヤのテストに集中し、決勝に向けて準備を進めました。午後のセッションでは、ハードスペックのフロントタイヤにトライしているときにヘアピンで転倒しましたが、再スタートを切ると、そのまま走行を継続、セッション終盤に初日のベストタイムをマークしました。「転倒したあとに、そのまま走行を続け、ラップタイムを更新したのはポジティブ」とマルケスは手応えをアピールしました。
カル・クラッチロー
カル・クラッチロー
5番手にはカル・クラッチロー(LCR Honda)で、これまで苦手としてきたサーキットで、上々のスタートを切りました。シーズン中盤戦に入って調子を上げているクラッチローは、この日は、いくつかの異なるセッティングにトライし、セットアップの方向性を見極めることに成功しました。2日目も引き続きセットアップに集中しますが、ツインリンクもてぎのベストリザルトに向けて好スタートを切りました。
ダニ・ペドロサ
ダニ・ペドロサ
2年連続の日本GP制覇に闘志を燃やしていたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、午前中の走行で5番手、午後の走行ではさらにポジションを上げる意気込みでしたが、新品のタイヤを入れたアウトラップで転倒を喫しました。医務室に運ばれて診察を受けた結果、右鎖骨の骨折が判明、今大会を欠場することとなりました。
ジャック・ミラー
ティト・ラバト
転倒したのは”90°コーナー”と呼ばれる11コーナーで、ハイサイドを喫したペドロサはマシンから放り出され、路面に着地した衝撃で右鎖骨を骨折しました。ペドロサは、スペインに帰国、バルセロナの病院で手術を受ける予定です。代役として、RC213Vの開発テストを担当する、青山博一が出場することが決まりました。青山のレース参戦は、昨年のドイツGP以来となります。
ケガのために欠場していたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は復帰を果たし、18番手でした。復帰第1戦の初日は、思うようにタイムを短縮できませんでしたが、周回を重ねるごとに実戦の感覚を取り戻しました。チームメートのティト・ラバトは19番手。ミラーとともに、2日目はタイム短縮とポジションアップに挑みます。
Moto2クラスは、2年ぶりの日本GP制覇に気合を入れるトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)がトップタイムをマークしました。午前中の走行では、トップから1秒差に13台という接戦の中で4番手。午後の走行では、1秒差に14台とさらに厳しくなった戦いの中でトップタイムをマークしました。
トーマス・ルティ
中上貴晶
ルティにトップタイムを譲りましたが、ホームGP初制覇を狙う中上貴晶(IDEMITSU HONDA TEAM ASIA)が好調なスタートを切りました。午前中の走行でトップタイムをマーク。午後の走行でも2番手。「気持ちよく乗れた」と語る中上は、アベレージもよく、予選では今季2度目のポールポジションに挑みます。
フランコ・モルビデリ
ヨハン・ザルコ
以下、フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、総合3位のサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)、総合首位で2年連続日本GP制覇に挑むヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が僅差で続きました。総合2位のアレックス・リンス(paginas Amarillas HP 40)は、午後のセッションで転倒を喫し29番手。2日目のばん回に挑みます。
ロレンソ・バルダッサーリ
アレックス・マルケス
ワイルドカードで出場の長島哲太(Ajo Motorsport Academy)は24番手、浦本修充(Japan-GP2)は25番手、関口太郎(Team TARO PLUS ONE)は30番手でした。
Moto3クラスは大接戦となりました。トップタイムをマークしたのは、ツインリンクもてぎを得意とするエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)で、今季初優勝に向けて絶好のスタートを切りました。
エネア・バスティアニーニ
尾野弘樹
2番手にはホームGPに闘志を燃やす尾野弘樹(HONDA TEAM ASIA)で、セッション終盤までトップにつける好走となり、初表彰台、初優勝の期待が膨らみました。3番手にはリビオ・ロイ(RW Racing GP BV)、4番手にはホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)で、上位4台までHonda勢が独占しました。
ホルヘ・ナバロ
ニッコロ・アントネッリ
9番手は昨年のウイナーであるニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)で、予選では、Honda勢のフロントロー独占が期待されます。
アーロン・カネット
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
ワイルドカードで出場の岡崎静夏(UQ & Teluru Kohara RT)は35番手。日本人選手としては、21年ぶりの女性ライダーのグランプリ出場として大きな注目を集めています。2日目のタイム短縮とポジションアップに期待されます。
トーマス・ルティ(Moto2 1番手)
「今日はそれほど悪くありませんでした。最初のプラクティスは少し変わったコンディションでした。路面のフィーリングがつかめませんでした。実際どのクラスでも多くのライダーが転倒していました。でも午後はかなりいいペースをつかむことができました。いいセットアップも見つかりました。今大会で使える2種類のタイヤにはかなり大きな違いがあります」
中上貴晶(Moto2 2番手)
「今日は全体的にいい一日でした。午前中の走行でトップタイム。午後の走行で2番手と順調に終えることができました。今日はもてぎでの自己ベストを更新して初めて1分50秒台に入れたこともうれしかったです。これまでは1分51秒3がベスト。それを初日に更新できました。マシンのレベルもすごくいいです。あとは予選でいいタイムを出し、決勝に向けて準備をしたいです。予想していた以上にファンの方から声援を送っていただいて、すごくうれしいです。すごく期待されていることを感じましたし、それに応えたいです。ファンの声援は力になります。日の丸は昨年より多いような気がします。明日あさってと、もっと増えると思います。今大会はいいスタートが切れました」
フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
「今日は両方のセッションで、戦闘的に走ることができたので、満足しています。昨年のもてぎは、足のケガのために決勝を走れませんでした。今日は、このサーキットでの自信を取り戻すことがすべてでした。これが唯一の心配事だったので、うれしいです。明日は、マシンのセットアップに集中して取り組むことができます。また、決勝に向けてタイヤライフに取り組むことも重要になります」
サム・ロース(Moto2 4番手)
「とてもいい1日でした。ルティが今日は最速でしたが、心配はしていません。彼はこのサーキットではいつも速いし、僕たちにはまだ改善の余地があります。今日はいろいろなことに取り組みましたが、ハードタイヤを使ったとき、少し誤った方向に進んでしまいました。そのほかのタイヤでは大きく前進できました。明日の予選では、もちろんポールポジション争いができると思います」
関口太郎(Moto2 30番手)
「今日はシェイクダウンのような状況だったので、確認しながら走行をこなしました。14年型のTSRでの参戦です。今回はいつものスタッフに加えてTSRのスタッフ、プラスワンのスタッフに来てもらい、限られた時間の中で、マシンのセットアップを行いました。マシンだけでなく、ライディングのアプローチを変えました。9年ぶりにGPライダーたちと一緒に走れる機会を得て、よかったと思います。GPライダーと走るのは簡単ではないですし、やりがいを感じます。明日は、もっといい走りをします」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 1番手)
「今日はとてもうまくいきました。午前中から速さがありました。しかし、十分ではなかったので、午後のセッションに向けてデータをチェックしました。このサーキットはあまりグリップがなく、低速コーナーの出口で少し苦戦しています。でも午後は改善できたし、いいパフォーマンスを出せました。明日の予選はいつものように激しいバトルになると思うので、引き続きがんばって取り組みます」
尾野弘樹(Moto3 2番手)
「初日2番手で終えられましたが、セッション終盤に転んでしまい、しっかり力を出し切れませんでした。今日はあまりフィーリングがよくなかったのですが、そういう状況の中では、順調にタイムを更新することができました。セッション終盤に転んだ理由は、フロントから切れ込んだためです。まだ、自分のライディングもマシンのセットアップもまとまってきていないので、引き続き明日も取り組みたいです」
リビオ・ロイ(Moto3 3番手)
「このサーキットは好きです。とても自信があり、初日を3番手で終えられて、すばらしい気分です。マシンの感触は最高です。全体的に速さがありますが、セクター3でまだ改善の余地があります。明日の予選でさらに改善させなければなりませんが、今のところとても調子がいいです」
岡崎静夏(Moto3 35番手)
「FP1で自己ベストに近いタイムをすぐに出すことができました。いつも乗っているエンジンよりも速く、うまくインにつけない状況でしたが、タイムが出ました。もっとタイムが詰まると思い、FP2に挑みましたが、思うようにタイムを上げることができませんでした。FP1のバランスの方が乗りやすかったので、明日はもう一度見直していきたいと思っています。今日は抜かれてばっかりでしたが、そのスピードが信じられないくらい速くて衝撃的でした。グランプリを走っているんだなと実感しました。明日は、マシンをしっかり仕上げ、もっと速く走れるようにがんばります」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 1'45.151 |
2 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +0.053 |
3 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +0.097 |
4 | 93 | マルク・マルケス | ![]() |
+0.152 |
5 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() |
+0.350 |
6 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +0.362 |
7 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +0.381 |
8 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +1.021 |
9 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() |
+1.076 |
10 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +1.094 |
11 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +1.216 |
12 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +1.570 |
13 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +1.702 |
14 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +1.702 |
15 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +1.830 |
16 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +1.881 |
17 | 21 | 中須賀克行 | ヤマハ | +1.984 |
18 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() |
+2.093 |
19 | 53 | ティト・ラバト | ![]() |
+2.821 |
20 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +3.518 |
21 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +3.746 |
22 | 7 | M.ジョーンズ | ドゥカティ | +5.804 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 1'50.625 |
2 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +0.275 |
3 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +0.359 |
4 | 22 | サム・ロース | KALEX | +0.559 |
5 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +0.560 |
6 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +0.573 |
7 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +0.639 |
8 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +0.642 |
9 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +0.708 |
10 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +0.766 |
11 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +0.773 |
12 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +0.897 |
13 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +0.930 |
14 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +0.956 |
15 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +1.007 |
16 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +1.211 |
17 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +1.244 |
18 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +1.446 |
19 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +1.652 |
20 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +1.739 |
21 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +1.740 |
22 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +2.025 |
23 | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | +2.082 |
24 | 45 | 長島哲太 | KALEX | +2.379 |
25 | 63 | 浦本修充 | KALEX | +2.388 |
26 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +2.402 |
27 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +2.523 |
28 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +2.530 |
29 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +2.796 |
30 | 84 | 関口太郎 | TSR | +4.227 |
31 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +4.773 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 1'56.982 |
2 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +0.121 |
3 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +0.409 |
4 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +0.465 |
5 | 8 | N.ブレガ | KTM | +0.541 |
6 | 36 | J.ミル | KTM | +0.583 |
7 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +0.594 |
8 | 16 | A.ミニョ | KTM | +0.598 |
9 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +0.667 |
10 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +0.686 |
11 | 65 | P.エッテル | KTM | +0.688 |
12 | 41 | B.ビンダー | KTM | +0.690 |
13 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +0.714 |
14 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +0.828 |
15 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +0.903 |
16 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +1.089 |
17 | 12 | A.アレナス | プジョー | +1.125 |
18 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +1.160 |
19 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +1.244 |
20 | 6 | M.エレーラ | KTM | +1.308 |
21 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +1.396 |
22 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +1.403 |
23 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +1.446 |
24 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | +1.464 |
25 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +1.513 |
26 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +1.531 |
27 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +1.613 |
28 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +1.712 |
29 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +1.849 |
30 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +2.049 |
31 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +2.542 |
32 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +2.821 |
33 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +3.026 |
34 | 15 | 佐藤励 | ![]() | +5.938 |
35 | 13 | 岡崎静夏 | ![]() | +6.082 |
マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「ダニのケガは本当に残念でした。いつものスピードが戻ってきていたし、早くよくなることを願っています。今日は思っていた以上にいいフィーリングでした。正直、もう少し苦戦すると思っていましたが、最初から感触はそれほど悪くありませんでした。今日はいい仕事ができました。午後はフロントにハードタイヤを試し、少しプッシュしようとしているときに転倒してしまいました。でも引き続き走ることができたし、ラップタイムも更新しました。これはポジティブなことでした。ここではライバルたちが強いサーキットですが、彼らとはそれほど差はありませんでした」
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「少し疲れていますが、今日はそれほど悪い日ではありませんでした。全体的にはマシンの仕上がりにかなり満足しています。改善の余地も、少し苦戦しているエリアもありますが、それでも、とても満足しています。今日は違うセッティングをいくつか試しました。そのため、少し時間を無駄にしてしまったかもしれませんが、それも想定内のことでした。明日も向けて引き続きデータを検証していきます。さらに少し前進できることを願っています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
「本当に悲しいです。Hondaのホームサーキットでレースをすることをとても楽しみにしていました。このサーキットは大好きなサーキットのうちの1つです。FP2のアウトラップでした。11コーナーに入った瞬間にリアから滑り、タイヤがグリップが復活したときに宙に飛ばされました。これ以上話すことはありません。できる限り早くサーキットに戻ってこられるよう回復することに集中したいです。僕の代役として彼のホームファンの前でレースをするヒロに幸運を祈ります」
ジャック・ミラー(MotoGP 18番手)
「今日は久しぶりの走行となり、セットアップに苦戦しました。明日は、もう少しいい走りができることを願っていますが、今日は難しい一日でした。明日に向けて気持ちを切り替え、なにができるか考えたいです。どこを改善できるのか、データを検証するために今夜は長い夜になりそうですが、さらに自信をつけるためにいい方法を見つけたいです。リアタイヤのスピンが少し多く、それに苦しんでいます。フロントエンドのハンドリングも、もっとよくする必要があります」
ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
「このサーキットはとても好きです。そして、Hondaにとって重要なレースになります。午前中の走行は、レースウイークのスタートとしては満足しています。着実にタイムを更新したし、すべてひとりで走ることができたのでうれしいです。FP2の最後はもっと速く走ることができたと思いますが、6コーナーでラバティが僕の前で大きなクラッシュをしたので完全なラップにはなりませんでした。ファステストタイムとのギャップの大きさは分かっています。明日は落ち着いて集中して走らなければなりません。そしてマシンのセットアップを進めたいです」
青山博一(MotoGP)
「ダニのことは本当に残念でした。早く治ることを願っています。このような形でレースに戻るのは、最良の方法ではありませんが、友人やファンの前でHondaのためにベストを尽くします。マイク・ジョーンズが僕のレーシングナンバ―の7をすでに使っているので、僕は73を使います。この番号は250cc時代の最初のシーズンに使った番号です」