快晴となった第15戦日本GPは、タイトル王手でHondaのホームグランプリを迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がシーズン5勝目を挙げて、2年ぶり3度目のチャンピオンを獲得しました。予選2番手からスタートし、オープニングラップでポジションをキープ。4周目にトップに浮上すると、そのまま後続を振り切って24周のレースを走りきりました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
ハイペースで周回するマルケスを追いかけた総合2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、7周目の10コーナーで転倒。代わって2番手に浮上したホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)も20周目の9コーナーで転倒リタイア。3戦を残し、ロッシに77点差、ロレンソに91点差をつけたことで、マルケスのタイトル獲得が決定しました。
これで125cc、Moto2時代を含めて通算5度目、最高峰クラスで3度目のタイトル獲得は、共に史上最年少での記録達成となりました。2013年には史上最年少記録で最高峰クラス初のポールポジション(PP)、優勝、タイトルを獲得。14年にはシーズン最多PP記録と最多優勝記録を達成しました。今年は15戦を終えてシーズン最多タイ記録となる8人のウイナーが誕生する激戦となっていますが、マルケスは15戦して5勝を含む11度の表彰台獲得と安定した成績を残したことがタイトル獲得につながりました。
マルク・マルケス
Repsol Honda Team
今大会は、タイトル王手で迎えるもロッシとロレンソという実績あるヤマハ勢がタイトル争いの相手となるだけに、確実に表彰台に立ってチャンピオン獲得に前進する作戦でした。しかし、序盤にトップに浮上したマルケスは、ライバルの2人を突き放す快走をみせ、それが結果的にライバルの脱落にもつながりました。最高峰クラスでは、これまで優勝経験のないツインリンクもてぎでの初優勝であっただけにファンも大喜びの結果となりました。
予選5番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)は、ツインリンクもてぎでのベストリザルトとなる5位でフィニッシュ。ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は14位でフィニッシュし、3戦ぶり9度目のポイントを獲得。負傷欠場のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の代役として土曜日のフリー走行から出場の青山博一は15位でフィニッシュしてポイントを獲得しました。予選14番手のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、7周目の転倒でリタイアに終わりました。
Repsol Honda Team
今大会を終えてHondaのコンストラクターズポイントは316点。次戦オーストラリアGPでタイトル王手をかけます。そしてチームコンストラクターで429点を獲得しているRepsol Honda Teamも同様にタイトル王手でオーストラリアGPを迎えます。
激戦が続くMoto2クラスは、予選2番手のトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)と、PPスタートのヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)の一騎打ちとなり、好スタートからオープニングラップを制したルティが、ザルコの追撃を振り切って優勝しました。3戦ぶり今季3勝目を挙げたルティは、総合4位から3位に浮上。3戦を残し、チャンピオン争いに生き残りました。
トーマス・ルティ
ヨハン・ザルコ
総合首位のザルコは、前半はフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)と2番手争いの集団を形成しますが、後半、モルビデリと中上を突き放し、トップを走るルティを追いかけました。しかし、ミスをせず1分51秒台前半のペースをキープするルティにはわずかに届きませんでした。
後半戦に入って第11戦チェコGPから4戦連続で表彰台から遠ざかっていたザルコですが、久しぶりの表彰台に立って満面の笑みを浮かべました。総合2位のアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)が転倒し、再スタートするもノーポイントの20位に終わったことで、その差を21点へと広げることに成功しました。
中上貴晶
中上とのし烈な3番手争いを制したモルビデリが3位フィニッシュ。2戦連続5度目の表彰台を獲得しました。ホームグランプリ制覇に闘志を燃やしていた中上は、最終ラップに猛列にアタックしますが、惜しくも4位。表彰台に立てませんでしたが、地元ファンから大きな声援を受けました。
ワイルドカードで出場の長島哲太(Ajo Motorsport Academy)は14位でフィニッシュ。浦本修充(Japan-GP2)は21位、関口太郎(Team Taro Plus One)は22位でした。
長島哲太
Moto3クラスは、フロントローから決勝に挑んだブラッド・ビンダー(KTM)とエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)のし烈な優勝争いとなり、最終ラップにビンダーをかわしたバスティアニーニが、今季初優勝を達成しました。
エネア・バスティアニーニ
エネア・バスティアニーニ(#33)
Moto3クラスはビンダーがすでにタイトルを獲得していますが、コンストラクターズタイトルは接戦となっています。今大会の優勝でHondaは、トップのKTMとの差を15点と縮め、残り3戦で逆転チャンピオンに挑みます。
予選トップタイムで初PPを獲得した尾野弘樹(Honda Team Asia)はフリー走行でのペナルティーにより4番手からスタート。ニッコロ・ブレガ、アンドレア・ミニョのKTM勢とし烈な3位番手争いを制し、初めて表彰台に登壇しました。しかし、その後の車検で最低重量規定に違反していることが判明し、失格となりました。
尾野弘樹
優勝したバスティアニーニのチームメートのファビオ・ディ・ジャンアントニオが5位、リビオ・ロイ(RW Racing GP BV)が7位、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)は10位でフィニッシュしました。予選11番手から決勝に挑んだホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)は転倒リタイアとなり、総合3位へとポジションを落としました。
ワイルドカードで出場の岡崎静夏(UQ & Teluru Kohara RT)は26位でフィニッシュしています。
トーマス・ルティ(Moto2 優勝)
「今大会は、ポールポジションを獲得できなかったこと以外は、完ぺきでした。決勝レースではフィーリングがよくて快適でした。終盤はヨハン(ザルコ)に追い上げられ、集中力と速さをキープするのが難しかったです。次のレースでは、彼がレース結果よりもチャンピオンシップのことをもっと考えることを願っています。そうすればもっと楽に戦えるからです。とにかく優勝してチームの期待に応えることができてとてもよかったです」
ヨハン・ザルコ(Moto2 2位)
「スタートでポジションをいくつか落としてしまいました。いいペースで走ることができなかったのですが、僕はライバルたちとは違うタイヤを使っていたので、周回を重ねるごとによくなっていきました。いくつかミスをしましたが、表彰台に上がることができました。終盤、トム(トーマス・ルティ)に追いつくことを願っていましたが、彼のペースはレース全体を通してとてもよかったので、非常に難しかったです。今回の目標は表彰台獲得で、それを達成できたのでうれしいです。また、アレックス・リンスが今週は苦戦していたのでチャンピオンシップリードを広げることができました」
フランコ・モルビデリ(Moto2 3位)
「レース終盤に中上(貴晶)といいバトルができました。何度もオーバーテイクをしました。そして残り数コーナーというところで表彰台を確実にしました。今週はチームがすばらしい仕事をしてくれたのでとてもうれしいです。3連戦の最初のレースとしては、とてもポジティブでした。次はオーストラリアです。また表彰台を狙っていきます」
中上貴晶(Moto2 4位)
「序盤いい位置につけることができました。しかし、(トーマス)ルティがペースアップしていたので、遅れないようにがんばりました。3コーナーでラインを外したときに(ヨハン)ザルコが前に出て差ができてしまいました。追いつける距離ではなくて、それからは(フランコ)モルビデリとの3番手争いになりましたが、ここで仕掛けなければ絶対に後悔すると思い、全力でトライしました。競り負けたことが本当に悔しいですが、昨年とは違う自分の走りをみせることができたと思います。次戦からの3戦、全部勝つつもりでがんばります」
関口太郎(Moto2 22位)
「テレビで見るGPライダーの進入はすごいと思っていましたが、実際に見るのでは大きな違いがありました。同じタイヤを使っているのに、自分が考えたこともない走りをしていました。自分の未熟さを感じました。この参戦で得たものを、これからのレースに絶対に生かしていくつもりです。参戦することができて本当によかったと思っています」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 優勝)
「とても難しいレースでした。ビンダーは常にプッシュしていたし、レース終盤にはさらにプッシュしていました。彼とのギャップを縮めるのは大変でしたが、最後の6周は全力で走りました。そして最終ラップに彼に追いつくことができ、11コーナーで彼をパスすることができ、とてもいい気分でした。ブラッド(ビンダー)がストレートでとても速いことは分かっていましたが、その前の周にコーナー出口で少しはらんでいるのを見ていたので、それを最大限利用しようとしました。彼のスリップストリームを使い、ブレーキングでアタックしました。とてもうれしいです。表彰台はいつだってすばらしいですが、優勝は格別です」
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Moto3 5位)
「今回も追い上げのレースができたし、トップ10フィニッシュとなりました。とてもうれしいです。少し疲れてスローダウンしなければならないときもありましたが、マシンの状態はよかったと思います。マシンを安定させるためにフットレストに力を入れなくてはならず、疲れました。結果に満足しています。チャンピオンシップにおいて重要なポイントを獲得できました。ルーキー・オブ・ザ・イヤーのトロフィー獲得に向けてがんばります」
リビオ・ロイ(Moto3 7位)
「スタートはそれほど悪くありませんでしたが、転倒を避けるために強くブレーキをかけなければならず、それで5つほどポジションを落しました。僕はソフトリアタイヤを選んだ5人の内の一人です。特にこのタイヤでは序盤に違いを出すことができます。そのため追い上げることができましたが、少なくとも5つのポジションを取り戻すために貴重な時間も使ってしまいました。『もしも』という言葉を使っても意味はありませんが、もしもいいスタートを切って上位のライダーたちについていったらどうなっていただろうかと思います。僕のペースは彼らと同じでした。もしかしたら彼ら以上だったかもしれません。とにかくいいレースでした。常に強さを感じることができました。この結果とレースウイーク全体に満足すべきだと思います。遠征のスタートとしてはよかったです。来週末のオーストラリアが楽しみです」
岡崎静夏(Moto3 26位)
「今回の参戦ではスタッフを増やしてもらい、小原監督がメカニックとしてついてくれました。走り出して、すぐに自己ベストに近いタイムを記録することができたのですが、それからは、どんな風にマシンを仕上げていけばいいのかが分かりませんでした。なにを伝えればいいのかということが分からず、自分がどんなマシンを望んでいるのかということも分かっていませんでした。それが本当に悔しいです。でも、それも参戦することができたから気がついたことだし、しっかり考えて、セッティングができるようになりたいです。成長できたら、また挑戦したいと思います」
尾野弘樹(Moto3 失格)
「スタートがうまくいって、トップ争いができました。タイヤを温存しながら終盤にプッシュして前に出ようと思いました。序盤は辛くて、そのため、トップ争いができなかったことは心残りですが3位になれたし、初めて表彰台に登れたことは本当にうれしかったです。しかし、レース後、着替えているときに失格を知らされ、いただいたトロフィーを持っていかれてしまいました。自分としては、3位になれた充実感もあります。一体なにが起こったのかという気持ちですが、まだレースは続きます。次戦オーストラリアに向けて気持ちを切り替えたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 93 | マルク・マルケス | 42'34.610 | |
2 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +2.992 |
3 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +4.104 |
4 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +4.726 |
5 | 35 | カル・クラッチロー | +15.049 | |
6 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +19.654 |
7 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +23.032 |
8 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +28.555 |
9 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +28.802 |
10 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +32.330 |
11 | 21 | 中須賀克行 | ヤマハ | +42.845 |
12 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +52.219 |
13 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +53.783 |
14 | 53 | ティト・ラバト | +54.760 | |
15 | 73 | 青山博一 | +1'00.155 | |
16 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +1'04.440 |
17 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +1'42.966 |
18 | 7 | M.ジョーンズ | ドゥカティ | +1Lap |
RT | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +5Laps |
RT | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +18Laps |
RT | 43 | ジャック・ミラー | +18Laps | |
RT | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +22Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 42'45.854 |
2 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +0.386 |
3 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +5.863 |
4 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +6.090 |
5 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +16.246 |
6 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +20.404 |
7 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +20.683 |
8 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +20.760 |
9 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +24.394 |
10 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +27.113 |
11 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +30.158 |
12 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +32.283 |
13 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +32.391 |
14 | 45 | 長島哲太 | KALEX | +35.348 |
15 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +35.486 |
16 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +39.558 |
17 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +39.690 |
18 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +45.258 |
19 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +47.910 |
20 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +1'04.723 |
21 | 63 | 浦本修充 | KALEX | +1'05.916 |
22 | 84 | 関口太郎 | TSR | +1'26.636 |
RT | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | +9Laps |
RT | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +10Laps |
RT | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +13Laps |
RT | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +16Laps |
RT | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +16Laps |
RT | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +19Laps |
RT | 22 | サム・ロース | KALEX | +22Laps |
RT | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +22Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 33 | エネア・バスティアニーニ | 39'24.273 | |
2 | 41 | B.ビンダー | KTM | +0.017 |
3 | 8 | N.ブレガ | KTM | +4.002 |
4 | 65 | P.エッテル | KTM | +5.119 |
5 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | +6.288 | |
6 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +7.739 |
7 | 11 | リビオ・ロイ | +7.749 | |
8 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +8.344 |
9 | 36 | J.ミル | KTM | +8.880 |
10 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | +9.037 | |
11 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | +12.332 |
12 | 7 | アダム・ノロディン | +13.525 | |
13 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | +18.818 | |
14 | 12 | A.アレナス | プジョー | +21.263 |
15 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +21.291 |
16 | 95 | ジュール・ダニーロ | +21.727 | |
17 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +34.475 |
18 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +39.950 |
19 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | +40.177 | |
20 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +46.804 |
21 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +49.085 |
22 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +52.570 |
23 | 6 | M.エレーラ | KTM | +52.682 |
24 | 16 | A.ミニョ | KTM | +1'16.774 |
25 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +1'22.102 |
26 | 13 | 岡崎静夏 | +1'51.623 | |
RT | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +10Laps |
RT | 44 | アーロン・カネット | +11Laps | |
RT | 55 | A.ロカテリ | KTM | +16Laps |
RT | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +17Laps |
RT | 9 | ホルヘ・ナバロ | - | |
RT | 17 | J.マクフィー | プジョー | - |
RT | 19 | G.ロドリゴ | KTM | - |
DSQ | 76 | 尾野弘樹 | - |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 93 | マルク・マルケス | 273 | |
- | 2 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 196 |
- | 3 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 182 |
▲ | 4 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 165 |
▼ | 5 | 26 | ダニ・ペドロサ | 155 | |
▲ | 6 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 124 |
▼ | 7 | 35 | カル・クラッチロー | 116 | |
▲ | 8 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 106 |
▼ | 9 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 96 |
- | 10 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 84 |
▲ | 11 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 82 |
▼ | 12 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 71 |
▲ | 13 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 63 |
▼ | 14 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 62 |
- | 15 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | 58 |
- | 16 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 55 |
▲ | 17 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 45 |
▼ | 18 | 43 | ジャック・ミラー | 42 | |
- | 19 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 36 |
- | 20 | 53 | ティト・ラバト | 29 | |
- | 21 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 24 |
- | 22 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 17 |
▲ | 23 | 21 | 中須賀克行 | ヤマハ | 5 |
▼ | 24 | 22 | A.ロース | ヤマハ | 3 |
▲ | 25 | 73 | 青山博一 | 1 | |
▼ | 26 | 69 | ニッキー・ヘイデン | 1 | |
▲ | 27 | 7 | M.ジョーンズ | ドゥカティ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | 316 | |
- | 2 | ヤマハ | 288 |
- | 3 | ドゥカティ | 207 |
- | 4 | スズキ | 171 |
- | 5 | アプリリア | 81 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Repsol Honda Team | 429 |
- | 2 | Movistar Yamaha MotoGP | 378 |
- | 3 | Team SUZUKI ECSTAR | 247 |
- | 4 | Ducati Team | 233 |
- | 5 | Monster Yamaha Tech 3 | 154 |
- | 6 | OCTO Pramac Yakhnich | 132 |
▲ | 7 | Aprilia Racing Team Gresini | 118 |
- | 8 | LCR Honda | 116 |
▼ | 9 | Avintia Racing | 109 |
- | 10 | Pull & Bear Aspar Team | 88 |
- | 11 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 72 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 222 |
- | 2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 201 |
▲ | 3 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 179 |
▼ | 4 | 22 | サム・ロース | KALEX | 162 |
- | 5 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 157 |
- | 6 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 148 |
- | 7 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 133 |
- | 8 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 106 |
- | 9 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 99 |
- | 10 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 84 |
- | 11 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 71 |
▲ | 12 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 63 |
▼ | 13 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | 60 |
▲ | 14 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 51 |
▼ | 15 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 47 |
▲ | 16 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 45 |
▲ | 17 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 40 |
▼ | 18 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 40 |
▼ | 19 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 37 |
▼ | 20 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 33 |
- | 21 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 28 |
- | 22 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 27 |
- | 23 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 19 |
- | 24 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 13 |
- | 25 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 11 |
- | 26 | 95 | アンソニー・ウエスト | SUTER | 6 |
- | 27 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | 5 |
- | 28 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 5 |
- | 29 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 4 |
- | 30 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | 2 |
▲ | 31 | 45 | 長島哲太 | KALEX | 2 |
▼ | 32 | 42 | フェデリコ・フリーニ | KALEX | 0 |
▼ | 33 | 4 | スティーブン・オーデンダール | KALEX | 0 |
▼ | 34 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
▼ | 35 | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | 0 |
▼ | 36 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | 0 |
▼ | 37 | 88 | リカルド・カルダス | SUTER | 0 |
▲ | 38 | 63 | 浦本修充 | KALEX | 0 |
▼ | 39 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
▲ | 40 | 84 | 関口太郎 | TSR | 0 |
▼ | 41 | 69 | ダニー・エスリック | SUTER | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 375 |
- | 2 | SPEED UP | 117 |
- | 3 | TECH 3 | 29 |
- | 4 | SUTER | 6 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 269 |
▲ | 2 | 33 | エネア・バスティアニーニ | 164 | |
▼ | 3 | 9 | ホルヘ・ナバロ | 143 | |
▲ | 4 | 8 | N.ブレガ | KTM | 129 |
▼ | 5 | 36 | J.ミル | KTM | 124 |
- | 6 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | 122 | |
- | 7 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 120 |
- | 8 | 5 | R.フェナティ | KTM | 93 |
- | 9 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | 87 | |
- | 10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | 83 | |
▲ | 11 | 65 | P.エッテル | KTM | 75 |
▼ | 12 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 65 |
▲ | 13 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 64 |
▼ | 14 | 44 | アーロン・カネット | 60 | |
▼ | 15 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 56 |
- | 16 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | 54 | |
- | 17 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 53 |
- | 18 | 95 | ジュール・ダニーロ | 51 | |
- | 19 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 48 |
- | 20 | 16 | A.ミニョ | KTM | 47 |
▲ | 21 | 11 | リビオ・ロイ | 44 | |
▼ | 22 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 40 |
- | 23 | 76 | 尾野弘樹 | 28 | |
- | 24 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 22 |
- | 25 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | 13 |
- | 26 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 13 |
- | 27 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | 12 |
▲ | 28 | 7 | アダム・ノロディン | 9 | |
▼ | 29 | 6 | M.エレーラ | KTM | 6 |
- | 30 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 4 |
▲ | 31 | 12 | A.アレナス | プジョー | 2 |
▼ | 32 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
▼ | 33 | 98 | K.ハニカ | KTM | 0 |
▲ | 34 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | 0 |
▼ | 35 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
- | 36 | 97 | M.カプラー | KTM | 0 |
▲ | 37 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 38 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 39 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | 0 |
- | 40 | 27 | T.ジョージ | KTM | 0 |
- | 41 | 22 | D.ウェッブ | マヒンドラ | 0 |
- | 42 | 99 | E.ボーラム | KTM | 0 |
- | 43 | 53 | M.ベゼッキ | マヒンドラ | 0 |
▲ | 44 | 13 | 岡崎静夏 | 0 | |
▼ | 45 | 18 | G.マルチネス | マヒンドラ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KTM | 316 |
- | 2 | Honda | 301 |
- | 3 | マヒンドラ | 167 |
- | 4 | プジョー | 50 |
マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
「レース前はチャンピオンになれるなんて思っていなかったので信じられない気持ちです。正直、今大会は不可能だと思っていました。でも、(バレンティーノ)ロッシが転倒したのを見て、優勝に向けて一生懸命プッシュしようと決めました。全力で走りました。そして残り3周で、(ホルヘ)ロレンソも転倒したことをピットボードで知りました。その後は集中力を維持するのが難しく、同じ周で4、5回コーナーでミスをしてしまいました。今回のタイトル獲得は、転倒が多かった昨年のことを考えると、とても特別です。また、Hondaのホームであるもてぎで獲得できたことも特別です。Hondaは一生懸命がんばってくれました。これまで苦戦してきたこのサーキットでその成果を感じました。僕自身もシーズン中に前進することができました。ミシュランのフロントタイヤをうまく使う方法も学びました。今年は難しい年でしたが最高の年になりました。チームや今年亡くなった祖母のためにもすばらしいことでした。きっと喜んでくれていると思います。今はとにかく勝利を喜び、さらに『マルク・マルケス』スタイルで、残りの3戦に挑みたいです」
カル・クラッチロー(MotoGP 5位)
「今日はいいポジションでフィニッシュできましたが、レース中盤にミスをしてしまいました。ハードコンパウンドのフロントタイヤは正しい選択だと思っていましたが、レース序盤は速く走るのがとても難しかったです。そのため終盤まで待つことになりましたが、いつものようにうまくいくと信じていました。しかし、ミスしてコースを外れてしまい、その周で8秒か9秒ロスしてしまいました。それでも力強い結果を出すことができました。表彰台争いができるはずだったので少し残念ですが、チームはすばらしい仕事をしてくれました。シーズン後半に向けて重要な結果になりました」
ティト・ラバト(MotoGP 14位)
「前の2レースがノーポイントに終わっていたので、今回の14位はとてもうれしいです。自分の限界を理解し、完走しようとがんばりました。MotoGPをさらに学ぶためにも本当に集中しました。もてぎで2ポイント獲得しましたが、僕にとっては簡単なサーキットではありませんでした。この勢いを来週末のオーストラリアまで持っていき、引き続き前進したいです」
青山博一(MotoGP 15位)
「昨年のドイツGPに(カレル)アブラハムの代役で出て以来のMotoGPとなりました。今回の仕事は開発ライダーとしてレースを見学すること、そしてタレントカップの指導だったのですが、しっかりとレースの装備を持ってきていました。いつでも参戦できるようにと思っていたのかもしれません。しかし、レースの感覚はすぐには戻らないので、土曜日からの参戦するという状況に最初は戸惑いもありました。久しぶりのレース、それもRepsol Honda Teamで、日本GPというなかなかできない経験の中でプレッシャーもありましたが、完走してポイントを獲得したことにホッとしています。参戦できたことを感謝しています」
ジャック・ミラー(MotoGP リタイア)
「ブレーキングが少し遅れ、1コーナーでフロントエンドから流れてしまいました。レースラインを保とうとしましたが速すぎて、フロントから転びました。スコット(レディング)や(ダニロ)ペトルッチ、(アルバロ)バウティスタ、そして(ステファン)ブラドルがいる集団についていこうと一生懸命プッシュしていました。転倒するまでは、いいバトルができたと思います」