第12戦イギリスGPのフリー走行は、終日厚い雲が空を覆い、Moto2クラスは、午前午後ともにセッション中盤から雨になりました。Moto3クラスとMotoGPクラスは、両セッションともにドライコンディションで行われました。
午前に行われた1回目のセッションは気温16℃。路面温度は17℃。午後になると気温は19℃、路面温度も20℃まで上がりましたが、難しいコンディションの中での走行となりました。そんな中、前戦チェコGPで念願の初優勝を達成したカル・クラッチロー(LCR Honda)が、地元ファンの声援の中で快調にラップを縮め、3番手で初日を終えました。一時はトップに浮上したクラッチロー。2連勝の期待が膨らむ快走に、地元ファンは大喜びでした。
カル・クラッチロー
カル・クラッチロー
MotoGPクラスで4年連続のポールポジション(PP)と2年ぶり2度目の大会制覇を狙うマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、1回目のセッションで転倒を喫しましたが、その遅れを取り戻し、5番手でこの日を終えました。転倒したのは、フロントにミディアムタイヤを選択したアウトラップ。低い気温と路面温度の中であっという間の転倒となりましたが、原因が分かっているだけに、影響はありませんでした。土曜日が雨の予報のため、この日は、ドライコンディションでのテストに集中。決勝に向けてできる限りのメニューを消化しました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
シルバーストーン初制覇を狙うダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、1回目のセッションで8番手、2回目のセッションで9番手につけました。この数戦、初日のセッションでタイムを更新できないことが多いペドロサですが、前戦チェコGP後の公式テストで一歩前進。その成果を感じさせる初日になりました。2日目の予選では、さらにポジションを上げて、自信を取り戻していく意気込みです。
ダニ・ペドロサ
ダニ・ペドロサ
第10戦オーストリアGP以来の復帰、そして3戦ぶりの決勝レースに挑むジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、17番手で初日を終えました。第10戦オーストリアGPで痛めた背中は順調に回復。全く影響がない状態となりました。しかし、右手首はまだ完全ではなく、痛みを抱えての復帰戦となりました。今大会は体調の回復に重点を置き、身体の回復に合わせてペースを上げていくことになります。
ジャック・ミラー
ティト・ラバト
チームメートのティト・ラバトは、低い気温と路面温度の中でリアタイヤのグリップをうまく引き出せず苦戦。2日目は問題解決に全力で挑みます。
Moto2クラスは、1回目、2回目のセッションともに途中から雨が降り、フラストレーションのたまる一日となりました。1回目のセッションは、ドライコンディションで走れたのが5ラップ前後、午後の走行も同じく5ラップ前後となり、選手たちにとっては、様子見の一日となりました。
トップタイムをマークしたのは、ホームグランプリに闘志を燃やすサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)で、1回目、2回目ともにトップタイムをマークし、地元ファンを喜ばせました。シーズン中盤戦に入ってやや調子を落としていたロースですが、前戦チェコGPで今季5度目の表彰台に立ち、上り調子。ホームグランプリで、第4戦スペインGP以来となる今季2勝目、8戦ぶりの優勝を狙います。
中上貴晶
中上貴晶
2番手には中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)。不安定なコンディションの中で満足のいく走行はできませんでしたが、今回は3戦ぶりのPPと4戦ぶりの表彰台の獲得に大きく前進しました。3番手には2戦連続優勝を狙うジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)。4番手には初の表彰台を目指すアレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、5番手にはトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)、6番手に総合首位のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)と続き、ここまでがトップから1秒差以内でした。
ジョナス・フォルガー
アレックス・マルケス
2日目の予選では、ドライコンディションになれば大きくタイムが更新されることが予想されます。しかし、天気予報は雨。ウエットコンディションになれば、厳しい走りが要求されるシルバーストーンだけに、予選結果に注目が集まります。
Moto3クラスは、総合2位につけるホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が、一番時計。初日の総合では初のトップタイムとなりました。ナバロは第7戦カタルニアGPで初優勝を達成しましたが、その後、トレーニング中のケガで第8戦オランダGPを欠場。第9戦ドイツGPで復帰を果たすも、第10戦オーストリアGP、第11戦チェコGPと表彰台争いから遠ざかっていました。やっと調子を取り戻したナバロ。予選では、昨年に続いてのイギリスGPでのPP獲得が期待されます。
ホルヘ・ナバロ
ホルヘ・ナバロ
中盤戦に入って調子を上げているファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)が3番手につけて、今季4度目の表彰台獲得向けて絶好のスタートを切りました。
前戦チェコGPで総合3位に浮上したエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が5番手。以下、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が7番手、アーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が8番手、尾野弘樹(Honda Team Asia)が9番手、ジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が10番手と、トップ10に7人のHonda勢が入りました。
ニッコロ・アントネッリ
尾野弘樹
初日は、気温と路面温度が低かったこともあり、全体的にタイムは伸びませんでした。昨年、この大会で初のPPを獲得、初日トップタイムのナバロは、自身のベストタイムから約2秒落ち。土曜日の予選がドライコンディションになれば、大幅なタイム短縮が予想されます。
サム・ロース(Moto2 1番手)
「今日、ドライコンディションで走れたのは、わずか20分でした。そのため思うようにセットアップを進めることができませんでした。しかし、それはみんな同じなので、トップタイムで初日を終えられて、とてもよかったです。天気予報では、明日の午前はドライコンディション、午後はウエットコンディション。しかし、日曜日の決勝は90%の確率でドライコンディションになりそうです。不安定な天候になりそうですが、こればかりは仕方がありません。このサーキットは大好きです。リラックスして走れたし、今日も楽しめました。ドライになれば、まだまだセットアップは進められます。明日は、天気を見ながらセッションをこなしていきたいです」
中上貴晶(Moto2 2番手)
「FP1、FP2ともにほとんど周回できませんでした。明日も雨になる確率が高そうですが、日曜日はドライになりそうなので、もっと多く周回したかったです。午前も午後もちゃんと走れたのは5周ほどでしたが、ひとまず2番手で初日を終えられてよかったです。決勝は、ウエットでもドライでも不安はありませんが、しっかり自分の走りを出せるようにしたいです。中途半端なコンディションの一日になりましたが、その中で2番手。まずまずのスタートになりました」
ジョナス・フォルガー(Moto2 3番手)
「3番手というポジションには満足していますが、今日はあまり走れませんでした。シルバーストーンはロングコースで、流れるような走りをするパートと遅い区間があります。そのため、いいリズムを見つけることが必要になります。今日は短い周回の中でいいフィーリングで走れました。それだけに、もう少し走りたかったです。セットアップもまだまだやらなければなりません。明日がドライコンディションになれば、引き続き、セットアップを進めます」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 1番手)
「今日はとてもいい一日でした。このサーキットではいいベースセッティングを持っているので、あまり変更することがありませんでした。しかし、気温が低く、湿度も低く、難しいコンディションでした。マシンのフィーリングはとてもよかったのですが、タイヤのグリップをうまく引き出せませんでした。まだまだやることはたくさんありますが、午前も午後もドライコンディションで走れたし、全体的にはいい一日でした。明日も引き続き、がんばります」
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Moto3 3番手)
「初日を3番手で終われてとてもハッピーです。1回目、2回目ともにトップとそれほどタイムは離れていなかったし、スリップを使わずにベストタイムをマークできました。今日は、一日を通じてマシンのセットアップを進められました。引き続き明日も、セットアップの改善に努めます。今日はコーナリングスピードを上げていくことができませんでした。その理由は旋回性がよくないためで、明日はこの課題に取り組みたいです。シルバーストーンは好きなコースです。バンピーな部分もあって大変ですが、今日は一日楽しめました。決勝でいいレースをするためにも、明日の予選ではトップ10を目指します」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 5番手)
「午前中は少し苦戦したので、5番手タイムをマークできて、本当にうれしいです。午後のセッションは、午前中に苦労したいくつかのエリアでタイムを上げられて、走っていてとても楽しかったです。ただ、コース前半のハイスピード区間でマシンの切り返しに課題を抱えています。いいレースをするためにも、この部分を改善したいです。このサーキットは風の影響が大きいので、ライディングスタイルにも取り組みます。予選は厳しい戦いになると思います。しかし、今日の課題を解決できれば、いいグリッドを獲得できると思います」
尾野弘樹(Moto3 9番手)
「マシンのセッティングは、徐々によくなってきています。まだ、コースのライン取りが定まらずギクシャクしているので、明日はその部分を詰めていきたいです。今日は自己ベストに近いタイムを出せました。しかし、ライバルたちはまだ全然遅いので、明日はさらにタイムを上げてくると思います。このポジションをキープ、もしくは上げていくためには、もっとタイムを上げていかなければなりません。昨年はケガが治っていない状態で決勝に臨み、厳しい走りを強いられました。今年は、ちょっとずつ楽しくなっています。明日もいい走りができるようにがんばります」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 2'01.421 |
2 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +0.300 |
3 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +0.496 |
4 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +0.611 |
5 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | +0.819 |
6 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +0.841 |
7 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +0.846 |
8 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +0.943 |
9 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +0.951 |
10 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +1.112 |
11 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +1.152 |
12 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +1.187 |
13 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +1.564 |
14 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +1.697 |
15 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +1.949 |
16 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +1.959 |
17 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | +2.210 |
18 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +2.221 |
19 | 22 | A.ロース | ヤマハ | +2.434 |
20 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +2.979 |
21 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +3.775 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 22 | サム・ロース | KALEX | 2'08.428 |
2 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +0.167 |
3 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +0.425 |
4 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +0.479 |
5 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +0.500 |
6 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +0.640 |
7 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +1.244 |
8 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +1.261 |
9 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +1.340 |
10 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +1.383 |
11 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +1.479 |
12 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +1.571 |
13 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +1.656 |
14 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +1.694 |
15 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +1.744 |
16 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +1.982 |
17 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +2.017 |
18 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +2.130 |
19 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +2.237 |
20 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +2.318 |
21 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +2.524 |
22 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +2.614 |
23 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +2.896 |
24 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +2.958 |
25 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +3.073 |
26 | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | +3.364 |
27 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +3.859 |
28 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +4.186 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 2'14.420 |
2 | 41 | B.ビンダー | KTM | +0.266 |
3 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +0.924 |
4 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +0.965 |
5 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.980 |
6 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +1.041 |
7 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +1.238 |
8 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +1.241 |
9 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +1.287 |
10 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +1.321 |
11 | 8 | N.ブレガ | KTM | +1.663 |
12 | 16 | A.ミニョ | KTM | +1.669 |
13 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +1.775 |
14 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +1.849 |
15 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +2.045 |
16 | 36 | J.ミル | KTM | +2.097 |
17 | 65 | P.エッテル | KTM | +2.194 |
18 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +2.259 |
19 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +2.450 |
20 | 12 | A.アレナス | プジョー | +2.458 |
21 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +2.463 |
22 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | +2.524 |
23 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +2.546 |
24 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +2.636 |
25 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +2.758 |
26 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | +2.974 |
27 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +2.976 |
28 | 53 | M.ベゼッキ | マヒンドラ | +3.191 |
29 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +3.239 |
30 | 6 | M.エレーラ | KTM | +3.282 |
31 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +3.395 |
32 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +3.576 |
33 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +3.704 |
34 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +4.769 |
35 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +4.920 |
カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)
「悪くない一日でした。午前のセッションは順調で、いくつか試さなければならないことがあり、それをこなしていたのですが、セッションを終えたら11番手。天気が悪くなっていたし雨も降り始めていたので、このままではダイレクトにQ2に進めないと心配になりました。しかし、午後のセッションもドライコンディションになり、タイムもポジションも上げられたのでよかったです。日曜日の決勝に向けて、まだまだやらなければいけないことがありますが、天気ばかりはどうにもなりません。チームはすばらしい仕事をしてくれているし、どんな天候であれ、引き続きがんばります」
マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
「初日としてはいい一日でした。特に午後のセッションはよかったです。午前のセッションは、フロントにミディアムを入れましたが、いい選択ではありませんでした。気温も路面温度も低く、ゆっくり走っていたのですが転んでしまいました。午後のセッションは、決勝に向けて、リアにはハード側の選択となるミディアムをチョイスして走行したところ、よく機能していました。引き続き、セットアップに取り組まなければなりません。ソフトタイヤのテストもする必要があります。重要なことは、ペースよく、気持ちよく乗れていることです。すべて順調だったし、今日はハッピーでした」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
「今日は、午前午後のセッションともに、ドライコンディションで走れてとてもラッキーでした。とにかくドライコンディションで走ることが、今はとても重要です。シルバーストーンは難しいコースのため、できるだけ多く周回したかったので、とてもいい一日になりました。今日は、ミディアムとソフトのリアタイヤを試しましたが、どちらもよかったです。ドライコンディションのフィーリングはとてもポジティブです。明日はどんなコンディションになるか分かりませんが、状況に合わせて、引き続きフィーリングを改善するためにがんばらなくてはいけません」
ジャック・ミラー(MotoGP 17番手)
「オーストリアGPでケガをした右手首がまだ完全ではないので、それを思えば今日の結果には満足しています。背中のケガは問題ありません。しかし、右手の骨折は、かなり影響があります。まっすぐな状態でのブレーキングは問題ないのですが、右手首をねじる姿勢のブレーキングでは痛みがありました。今晩は氷で右手を冷やさなければなりません。しばらくマシンに乗っていませんでしたが、スピードにはすぐに慣れたし、明日はさらに前進できると思います。今週はあまり無理をせず、残りのシーズンのためにも、しっかり身体の回復に努めます」
ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
「シルバーストーンは、一周の距離が長く、ハイスピードコースです。速く走るためには、本当に大変なコースです。しかし、今日は全力で攻められる状態ではありませんでした。最大の問題はリアのグリップで、明日はこの問題に取り組まなければなりません。今できることは、モチベーションを高く保ち続け、前進することです。リザルトはよくありませんが、今日の問題を解決して、タイムとポジションを上げていきたいです」