第12戦イギリスGPは、終日、雲の多い一日となりました。気温は18℃までしか上がらない難しいコンディション。そのため、今大会もタイヤ選択がレース結果に大きく影響することになりました。前後ともにハード側の選択をした選手たちが表彰台を獲得し、地元ファンの声援を受けるカル・クラッチロー(LCR Honda)が、し烈な2位争いから抜け出して2位でフィニッシュしました。
今大会は、スタート直後に大きな転倒事故があり赤旗中断。“クイックスタート”で再開されたレースは、20周から19周に短縮されて行われました。その中で、今季初のポールポジションから好スタートを切ったクラッチローは、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)と2位争いとなるセカンドグループを形成。目まぐるしくポジションを入れ替える激しい戦いとなりましたが、積極的に前に出たクラッチローが2位でフィニッシュしました。地元ファンの期待に応えたクラッチローは、総合10位から8位へとランキングも上げることに成功しました。
カル・クラッチロー
カル・クラッチロー
その集団の中で、クラッチローと激しい2位争いを繰り広げたマルケスは終盤、ラスト2周でブレーキングミス。5番手までポジションを落としますが、最終ラップにチームメートのペドロサを抜いて4位でフィニッシュしました。今大会のマルケスは、フロントにソフト、リアにミディアムと、前後ともにソフト側のタイヤをチョイスしましたが、ハードを選択した選手に比べて厳しい戦いとなりました。その結果、表彰台を逃すことになりましたが、総合首位をキープ。タイトル獲得にまた一歩、前進しました。
マルク・マルケス
ダニ・ペドロサ
予選4番手から決勝に挑んだペドロサは、5戦ぶりに表彰台争いに加わりました。オープニングラップは、ややポジションを落として6番手も、2位争いの集団に加わったペドロサは、最後まで好走を見せました。本来の走りを完全には取り戻していませんが、復活を感じさせる走りとなっただけに、次戦サンマリノGPでは、今季3度目の表彰台と今季初優勝を目指します。
フリー走行、予選で思うように走れなかったティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、決勝ではタイヤの消耗に苦戦しますが15位でフィニッシュしました。これで3戦連続8回目のポイントを獲得しました。ラバトのチームメートで、2戦ぶりに復帰し、3戦ぶりの決勝レースとなったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、リアタイヤの消耗でペースが上がらず16位。ポイント獲得を果たせませんでした。
Moto2クラスは、前戦チェコGPをケガのために欠場したトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が今季2勝目を挙げました。ウエットコンディションになった予選では10番手へとポジションを落としましたが、ドライコンディションでは優勝を狙える走りをしていました。その走りを見事に再現したルティは、オープニングラップは12番手でしたが、周回を重ねるごとにポジションを上げました。そしてレース中盤の8周目にトップに浮上すると、トップグループを形成したサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)とヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)を寄せつけない走りを見せ、18周のレースで真っ先にチェッカーを受け、開幕戦カタールGP以来となる今季2勝目を挙げました。
トーマス・ルティ
トーマス・ルティ
トップグループでルティを追ったロースとザルコは、ラスト4周となった15周目にブレーキングで接触。ともにコースアウトを喫し、ロースは21位、ザルコは22位でした。
ロースとザルコが優勝争いから脱落すると、その後方で4位争いを繰り広げていた4台の4位争いのグループが2位争いに発展しました。フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)、ハフィズ・シャーリン(Petronas Raceline Malaysia)、ジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)の戦いは終盤になって一段とヒートアップ。し烈な戦いは最終ラップまで続き、モルビデリが2位でフィニッシュして今季3度目の表彰台を獲得。終盤で2位に浮上した中上は最終ラップにモルビデリに抜かれて3位になりますが、今季3度目の表彰台を獲得しました。
フランコ・モルビデリ
中上貴晶
シャーリンは今季3度目の4位。2戦連続優勝を狙ったフォルガーは5位。ロレンソ・バルダッサーリ(Foward Team)が6位。総合2位のアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)が7位になり、今大会ノーポイントだった総合首位のザルコと10点差に迫りました。
大集団の戦いとなったMoto3クラスは、今季もっとも激しい戦いとなりました。序盤は20台前後がトップグループを形成。終盤に入っても10台前後の戦いとなり、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)が6位、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が7位、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が8位、アーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が9位でフィニッシュしました。以下、ジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が14位。ヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)は16位でした。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
ニッコロ・アントネッリ
ドライコンディションのフリー走行でトップタイムをマークするも、ウエットコンディションとなった予選で18番グリッドへとポジションを落としていたホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)は、トップグループの中で何度も首位に浮上します。今季2勝目の期待が膨らみましたが、ラスト2周でほかのマシンと接触して転倒。悔しいリタイアに終わりました。
予選19番手から追い上げのレースに挑んだ尾野弘樹(Honda Team Asia)は、トップ集団に加わりましたが、大集団の中でなかなかポジションを上げられず20位でした。終盤はリアブレーキに問題を抱え、ペースを上げられなかったことも影響しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)も初めてのコースに苦戦して23位でした。
※ レポートは暫定結果に基づくものです。
トーマス・ルティ(Moto2 優勝)
「どう言えばいいのかわかりません。前戦チェコGPは、決勝レースと大会後のMotoGPのテストをキャンセルすることになり、本当に残念なレースでした。そして今大会の復帰も簡単ではありませんでした。とにかく、今週は走ることに集中しようと決めたのですが、だんだん、ちゃんと走れるんじゃないかと思えるようになりました。正直、今大会の復帰は、とてもナーバスになっていました。そういった状況を今日の優勝で変えることができました。今日は決勝に向けてちゃんとロングランしていないタイヤを選んだので、終盤は正直ギャンブルでした。しかし、今日は序盤からペースがよくて、追い上げることができました。終盤になってヨハン(ザルコ)とサム(ロース)が接触するのをビッグスクリーンで見たので、それからは後ろとの差を確かめながら走りました」
フランコ・モルビデリ(Moto2 2位)
「難しいレースウイークでしたが、表彰台に立つことができて、とてもうれしいです。プラクティスセッションではとても苦戦しました。昨年はこのレースに出られなかったため、サーキットを攻略するところから始めなければなりませんでした。表彰台争いはとても激しかったです。中上(貴晶)とのバトルはとても楽しかったです。最後はクリアに抜いて、トム・ルティに追いつこうとしましたが、ギャップが大きすぎました。この表彰台は、すばらしい仕事をしてくれたチームのおかげです。本当に感謝しています」
中上貴晶(Moto2 3位)
「ウエットコンディションの予選では11番手でしたが、ドライコンディションになればいいレースができると思っていました。その通りのレースができましたし、表彰台に立つことができてとてもうれしいです。終盤まではセカンドグループの中で厳しい戦いを繰り広げていました。トップグループとの差もなかなか縮まらず、厳しい戦いでした。しかし、ラスト4周でトップグループで戦っていた(ヨハン)ザルコと(サム)ロースが接触してコースアウトしました。セカンドグループが2位争いの集団になり、表彰台に立つことができました。最終ラップに(フランコ)モルビデリに抜かれてしまい、その点では悔しいレースでしたが、後半戦のスタートとなったオーストリアGPで7位、チェコGPはぶつけられて転倒していたので、今日の結果はうれしいです。次のサンマリノGPは、自分にとっては特別なレースです。優勝を狙って行きます」
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Moto3 6位)
「とてもうれしいです。最高のレースでした。25番グリッドからスタートして6位でフィニッシュできるなんて、とてもいい気分です。完ぺきなスタートを切れたので、レース序盤からポジションを上げられました。そこから第2グループをリードし、トップとのギャップを縮めようとしました。トップグループに追いつき、最後まで激しいバトルをしました。つなぎのあちこちに跡が付いています。最後は表彰台に上がれるようにベストを尽くしましたが、僕の前で(ステファノ)マンツィが(ホルヘ)ナバロをクラッシュさせたときに、前の3人と少しギャップが広がりました。その時点ではまだあきらめなかったですし、引き続きプッシュしましたが、結局表彰台には上がれませんでした。でも大丈夫です。ホームGPとなる次のミサノが楽しみです」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 8位)
「レースウイーク中、風のあるコンディションに少し苦戦していたので、難しいレースになることはわかっていました。でも今日はいいレースができました。レース中に何人かのライダーのしていた行為は、少しがっかりしましたし、怒りを感じました。ポジションをキープするのは簡単ではありませんでした。終盤は7コーナーで問題があって、強くブレーキングができず、ラインをキープできませんでした。おそらくこれが表彰台に立てなかった最大の理由だったと思います」
アーロン・カネット(Moto3 9位)
「最近は、あまりいいレースができていませんでした。しかし、オーストリアGPで学んだ経験を今回は生かすことができました。僕にとってはすばらしいレースでした。序盤は何人かにパスされましたが、彼らについていくことができ、自信がついたらオーバーテイクもできました。アッセンより前のレベルに戻れたような気がしました。トップグループに追いつけるように全力でプッシュしました。そして最後は9位でフィニッシュすることができました。この結果はとてもうれしいです」
尾野弘樹(Moto3 20位)
「19番手という厳しいグリッドからのレースとなり、序盤はなかなか前に出られず苦戦しました。そのうち、リアブレーキの調子が悪くなり、後半は全く効かない状態になりました。自分はリアブレーキをかなり使うタイプなので、リズムがつかめず思うように攻めることができませんでした。しかし、ブレーキの問題以前に、前半でポジションを上げられなかったのが今大会の反省点です。次のサンマリノGPでは、今回の反省点を生かしたいです」
※ コメントは暫定結果に基づくものです。
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 39'03.559 |
2 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +3.480 |
3 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +4.063 |
4 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | +5.992 |
5 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +6.381 |
6 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +12.303 |
7 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +16.672 |
8 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +19.432 |
9 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +25.618 |
10 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +32.084 |
11 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +36.131 |
12 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +39.130 |
13 | 22 | A.ロース | ヤマハ | +40.143 |
14 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +41.356 |
15 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +41.943 |
16 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | +47.610 |
17 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +1'56.177 |
RT | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | +6Laps |
RT | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +17Laps |
RT | 76 | L.バズ | ドゥカティ | - |
RT | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | - |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 38'49.473 |
2 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +0.856 |
3 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +1.179 |
4 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +1.359 |
5 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +1.970 |
6 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +5.292 |
7 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +7.962 |
8 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +8.421 |
9 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +8.556 |
10 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +13.740 |
11 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +15.381 |
12 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +16.089 |
13 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +16.564 |
14 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +22.155 |
15 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +22.190 |
16 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +27.892 |
17 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +29.045 |
18 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +29.195 |
19 | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | +31.565 |
20 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +31.722 |
21 | 22 | サム・ロース | KALEX | +32.701 |
22 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +35.232 |
23 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +38.296 |
24 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +38.716 |
25 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +44.146 |
RT | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +1Lap |
RT | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +7Laps |
RT | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | - |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 38'39.142 |
2 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +0.183 |
3 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +0.336 |
4 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | +0.787 |
5 | 8 | N.ブレガ | KTM | +0.802 |
6 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +0.883 |
7 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +1.016 |
8 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +1.409 |
9 | 36 | J.ミル | KTM | +1.193 |
10 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +1.624 |
11 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +2.400 |
12 | 65 | P.エッテル | KTM | +8.585 |
13 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +12.807 |
14 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +12.839 |
15 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +12.885 |
16 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +13.174 |
17 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +13.216 |
18 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | +13.326 |
19 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +16.963 |
20 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +32.397 |
21 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +39.125 |
22 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +39.140 |
23 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +39.257 |
24 | 53 | M.ベゼッキ | マヒンドラ | +39.414 |
25 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +39.516 |
26 | 6 | M.エレーラ | KTM | +39.714 |
27 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +51.679 |
28 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +1'09.870 |
29 | 16 | A.ミニョ | KTM | +1'32.740 |
RT | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +2Laps |
RT | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +2Laps |
RT | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +3Laps |
RT | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +12Laps |
RT | 12 | A.アレナス | プジョー | - |
RT | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | - |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 210 |
- | 2 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 160 |
- | 3 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 146 |
▲ | 4 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 125 |
▼ | 5 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 120 |
- | 6 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 96 |
▲ | 7 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 89 |
▲ | 8 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 86 |
▼ | 9 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 81 |
▼ | 10 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 78 |
- | 11 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 67 |
▲ | 12 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 60 |
▼ | 13 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 54 |
▲ | 14 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | 45 |
▼ | 15 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 42 |
▼ | 16 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 42 |
▲ | 17 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 41 |
▼ | 18 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 39 |
- | 19 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 27 |
- | 20 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 24 |
- | 21 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 23 |
- | 22 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 13 |
▲ | 23 | 22 | A.ロース | ヤマハ | 3 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
▲ | 1 | ![]() | 241 |
▼ | 2 | ヤマハ | 238 |
- | 3 | ドゥカティ | 172 |
- | 4 | スズキ | 131 |
- | 5 | アプリリア | 59 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Repsol Honda Team | 330 |
- | 2 | Movistar Yamaha MotoGP | 306 |
- | 3 | Ducati Team | 185 |
- | 4 | Team SUZUKI ECSTAR | 185 |
- | 5 | Monster Yamaha Tech 3 | 126 |
- | 6 | OCTO Pramac Yakhnich | 111 |
- | 7 | Avintia Racing | 103 |
▲ | 8 | LCR Honda | 86 |
- | 9 | Pull & Bear Aspar Team | 80 |
▼ | 10 | Aprilia Racing Team Gresini | 80 |
▼ | 11 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 69 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 181 |
- | 2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 171 |
- | 3 | 22 | サム・ロース | KALEX | 137 |
▲ | 4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 131 |
▼ | 5 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 119 |
- | 6 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 114 |
- | 7 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 108 |
- | 8 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 92 |
- | 9 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 71 |
- | 10 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 67 |
- | 11 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 65 |
- | 12 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 50 |
- | 13 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 47 |
▲ | 14 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 38 |
▼ | 15 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 37 |
▼ | 16 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | 34 |
- | 17 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 33 |
- | 18 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 32 |
- | 19 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 29 |
- | 20 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 28 |
▲ | 21 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 24 |
▼ | 22 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 20 |
- | 23 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 12 |
- | 24 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 10 |
- | 25 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 10 |
- | 26 | 95 | アンソニー・ウエスト | SUTER | 6 |
- | 27 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | 5 |
- | 28 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 4 |
- | 29 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 3 |
- | 30 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | 2 |
- | 31 | 42 | フェデリコ・フリーニ | KALEX | 0 |
- | 32 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
▲ | 33 | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | 0 |
▼ | 34 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | 0 |
▼ | 35 | 88 | リカルド・カルダス | SUTER | 0 |
▼ | 36 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
▼ | 37 | 69 | ダニー・エスリック | SUTER | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 300 |
- | 2 | SPEED UP | 100 |
- | 3 | TECH 3 | 20 |
- | 4 | SUTER | 6 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 204 |
- | 2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 118 |
▲ | 3 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 110 |
▼ | 4 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 103 |
▲ | 5 | 8 | N.ブレガ | KTM | 100 |
▼ | 6 | 5 | R.フェナティ | KTM | 93 |
- | 7 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 92 |
▼ | 8 | 36 | J.ミル | KTM | 90 |
- | 9 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 74 |
- | 10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 69 |
▲ | 11 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 55 |
▼ | 12 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 54 |
▲ | 13 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 52 |
▼ | 14 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 52 |
▼ | 15 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 49 |
- | 16 | 65 | P.エッテル | KTM | 48 |
▲ | 17 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 46 |
▼ | 18 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 45 |
▲ | 19 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 42 |
▼ | 20 | 16 | A.ミニョ | KTM | 41 |
- | 21 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 32 |
- | 22 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 29 |
- | 23 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 21 |
▲ | 24 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 14 |
▲ | 25 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | 13 |
▼ | 26 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 12 |
▼ | 27 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | 7 |
▼ | 28 | 6 | M.エレーラ | KTM | 6 |
▼ | 29 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 5 |
▼ | 30 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 4 |
▼ | 31 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
▼ | 32 | 98 | K.ハニカ | KTM | 0 |
▼ | 33 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 34 | 12 | A.アレナス | プジョー | 0 |
▼ | 35 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | 0 |
▼ | 36 | 97 | M.カプラー | KTM | 0 |
▼ | 37 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
- | 38 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | 0 |
- | 39 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
- | 40 | 27 | T.ジョージ | KTM | 0 |
- | 41 | 22 | D.ウェッブ | マヒンドラ | 0 |
- | 42 | 99 | E.ボーラム | KTM | 0 |
- | 43 | 53 | M.ベゼッキ | マヒンドラ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KTM | 251 |
- | 2 | Honda | 231 |
- | 3 | マヒンドラ | 147 |
- | 4 | プジョー | 45 |
カル・クラッチロー(MotoGP 2位)
「今日はバトルに参加することができましたし、イギリスのファンを楽しませることができてとてもよかったです。ここ数週間、一生懸命がんばってくれたLCR HondaとHondaに感謝しています。今年のシーズン序盤は厳しい戦いが続きましたが、すべての努力が報われました。レースでは努力しただけの結果を得ることができたと思います。マルク(マルケス)やバレンティーノ(ロッシ)とのバトルは楽しかったです。今日はレースをコントロールし、すばらしい仕事をしたマーベリック(ビニャーレス)におめでとうと言いたいです。ここ4レースで4人の優勝者というのは珍しいことだと思います。地元のファンの前で表彰台に立てたことはかなり特別なことでした。今は、とてもいい状態になっていることを感じます。ミサノでもいいレースができることを願っています。ここ数年、ミサノは僕やHondaとはあまり相性がよくなかったので難しいレースになるかも知れません。でも、引き続き努力を続けていきます」
マルク・マルケス(MotoGP 4位)
「今日は難しい日曜日になりました。フロントとリアタイヤのオプションが多く、レースのアプローチも選択肢がいくつもありました。もしかしたらフロントの選択は誤っていたかもしれません。ソフトタイヤを選びましたが、レース前にはそれが最良の選択だと思いました。しかし、レースが始まってそれが間違いであることに気付きました。それからは、その状況でできることを最大限やることに決めました。2番手争いをしているときにブレーキングではらんでしまい残念でした。でも最後はその状況をうまく修正することができました。4位でフィニッシュできましたし、僕たちにとって重要なアドバンテージを3ポイントしか失わずに済みました」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
「路面コンディションに合わせるのが難しいレースウイークでした。路面は常に冷たく、時には雨も降りました。一度も太陽を浴びませんでした。アスファルトにラバーが乗っていないため、タイヤからいい感触を得るのは難しかったです。前後ともにソフトのコンビネーションを選択しました。終盤で問題が出ることはわかっていましたが、全体的には今の時点で最良の選択でしたし、一歩前進できたのはよかったです。そして自信も少し取り戻しました。特にコーナーの進入がよくなりました。まだ改善しなければならない点はありますが、いいレースができましたし、タイムもさらによくなりました。ポジティブな点をキープして、次のレースでは、残りの部分に取り組みたいです」
ティト・ラバト(MotoGP 15位)
「今週は僕のキャリアの中で最も難しい週末の1つとなりました。高速でテクニカルなサーキットを速く走るのがとても難しく感じました。でもいつものようにポジティブな面を見てがんばりました。ここ3レースはポイント圏内でフィニッシュしています。変わりやすい天候だったのでポイントを獲得するのは簡単なことではありませんでしたが、前進していることを感じます。次はミサノです。もっと戦闘的になれることを願っています。ミサノは大好きなサーキットの一つです。目標はまたポイント圏内でフィニッシュすることです」
ジャック・ミラー(MotoGP 16位)
「難しいレースでした。一番の問題はリアタイヤでした。最初のスタートも赤旗中断後もとてもいいスタートを切ることができましたし、序盤はとても快適でした。でも5周ほど走ると、リアタイヤの右側に問題が出始めたので、完走するために、転倒しないように走りました。だれかとバトルをするというのは、とても不可能でした。ケガをして2レースに欠場しました。ポイントを獲得できなかったのは残念ですが、復帰戦のレースを走り終えることができてうれしいです」