前日の事故を受けて、カタルニアGPの予選と決勝は、コース後半セクションのスピードを落とすために、ヘアピンとシケインを使用するF1コースで行われることになりました。従来の2輪コースは、一周4.727km(コーナー数は13)。F1コースは、4.655kmと72m短く(コーナー数は16)、全体的にスピードが落ちることからラップタイムも約3秒ほど遅くなりました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
コース前半は従来通りの高速セクション。後半はスローコーナーが続くテクニカルセクション。選手たちにとっては、コース攻略とセットアップに集中するハードな一日となり、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季3回目のポールポジション(PP)を獲得しました。
前戦イタリアGPでは予選4番手と17戦ぶりにフロントローを逃す悔しい結果でしたが、ホームGPを迎えたマルケスは、3回目のフリー走行で2番手、4回目のフリー走行でトップタイムをマークすると、予選では、2番手のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に0.467秒の大差をつけてPPを獲得。地元ファンから大きな声援を送られていました。
ダニ・ペドロサ
ダニ・ペドロサ
チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、今季初のフロントロー獲得となる3番手につけました。3回目のフリー走行で3番手につけたペドロサは、4回目のフリー走行ではロングランを実施して8番手へとポジションを落としますが、予選では一気にタイムを上げて3番手に浮上。昨年の最終戦バレンシアGP以来、7戦ぶりのフロントロー獲得となりました。
Repsol Honda Teamの2人がフロントローから決勝に挑むのは、昨年の最終戦バレンシアGP以来。第2戦アルゼンチンGPに続いて、2人揃っての表彰台獲得に挑みます。
カル・クラッチロー
ティト・ラバト
初日のフリー走行で3番手と好スタートを切ったカル・クラッチロー(LCR Honda)が、ニューコースでも快調にラップを刻みました。3回目のフリー走行では9番手でしたが、4回目のフリー走行ではマルケスに続いて2番手に浮上。予選では、PPのマルケスから0.777秒差の7番手と、調子を取り戻してきたクラッチローの走りに大きな注目が集まります。
以下、ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は19番手、チームメートのティト・ラバトは20番手。ともに追い上げのレースに挑みます。
昨年の大会で優勝しているヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が順調にタイムを縮め、今季初のポールポジション(PP)を獲得しました。前戦イタリアGPで今季2勝目を挙げたザルコは、今大会も好調をキープしています。初日は2番手につけると、F1コースを使用することになった2日目のフリー走行でも2番手タイムをマーク。予選では、ホームGPに気合満点のアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)との激しいPP争いを制しました。昨年の大会はポール・トゥ・ウインを達成。今年は2年連続制覇が期待されます。
ヨハン・ザルコ
アレックス・リンス
惜しくもPPを逃したリンスは、今季3勝目を目指します。昨年の大会は2位に終わっており、今年は念願の初優勝に挑みます。3番手にはカタルニアサーキットを得意とするトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)。初日トップタイムをマークした中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、F1コースでも順調にタイムを短縮して4番グリッドを獲得しました。
トーマス・ルティ
中上貴晶
以下、総合首位のサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)が5番手。前日の事故でチームメートを失ったアクセル・ポンス(AGR Team)が6番手、アレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が7番手と続きました。
コースレイアウトが変わり、コース攻略に多くの時間を割く一日となりましたが、トップから1秒差以内に13台という接戦となりました。
Moto3クラスはトップタイムから1秒差に18台という激しい戦いとなりました。午前中に行われたフリー走行では、ホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)がトップタイムをマーク。ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)、アーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)とHonda勢がトップ3を独占、5番手にエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)、6番手に尾野弘樹(Honda Team Asia)が僅差で続きました。
ニッコロ・アントネッリ
ホルヘ・ナバロ
午前中のフリー走行は気温17℃でしたが、午後の予選は27℃へと上昇。路面温度も22度から43度へと大きくコンディションが変わり、選手たちは、セットアップに苦労しました。その中でアントネッリが2番手、ナバロが3番手とフロントローを獲得。バスティアニーニが5番手とフリー走行の走りを予選でも再現しました。
以下、カイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)が6番手。ジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が8番手、カネットが9番手と、トップ10に6台のHonda勢が名前を連ねました。サスペンションのセッティングが決まらなかったという尾野は11番手。目標とするシングルグリッドは獲得できませんでしたが、決勝では、第2戦アルゼンチンGP、そして前戦イタリアGPの6位を超える自己ベストを狙います。
ヨハン・ザルコ(Moto2 ポールポジション)
「ここはほとんどホームグランプリのようなものです。僕はル・マンよりカタルニア・サーキットが近いところに住んでいます。そのため、たくさんの友人や家族が来てくれています。このサーキットは大好きです。レースウィークを通して金曜日からいい感触といいペースがあります。レイアウトが変わり、今朝は新しい比較を見つけなければなりませんでした。目標はフロントローだったのでとてもうれしいです。いいペースがあると思うのでそれをキープしたいです。ベストを尽くして優勝を目指します。今週末はとても悲しい出来事がありました。ルイス・サロムを称え、このポールポジションを彼に捧げたいです。このようなアクシデントを避けなければなりませんが、時にこうしたことも起こります。すべてのライダーが本当に悲しんでいます」
アレックス・リンス(Moto2 2番手)
「昨日は一人の偉大なライダーを失い、とても難しい週末になりました。でも予選が始まり、明日の決勝に向けてリズムとレースペースに集中して取り組みました。ポールポジションは獲得できませんでしたがフロントローを獲得できたので満足しています。とてもいいリズムがあるので明日のレースでは全力でプッシュします。ベストを尽くしてルイス・サロムと彼の家族のために優勝できるようにがんばります」
トーマス・ルティ(Moto2 3番手)
「今日は本当に大変な一日でした。正直、100%でプッシュすることがとても難しかったです。どうして走るのかということは考えないようにしました。結局このスポーツは誰にとっても情熱なのです。ルイス(サロム)にとってもそれは同じことでした。でも、みんなつらい思いをしていますが、前に進まなければなりません。ルイスはすばらしいやつで、いつも笑顔でした。これはずっと覚えていなければならないことです。本当に残念な出来事だし、まだ信じられません。とても悲しいですが、僕たちみんながこうして走り続けることは彼が望んでいることだと思います」
中上貴晶(Moto2 4番手)
「今日はF1コースで走ることになり、コース終盤は、これまでと違ってスローセクションになりました。昨日の事故を受けてのコース変更で、安全性は上がったと思います。ただ、自分のライディングに関して言えば、コース後半セクションの高速セクションで自分はアドバンテージがあったと思うし、F1コースになったことで、自分にとっては難しいレイアウトになり、昨日までとは違うフィーリングでした。しかし、タイム差は僅差なので、明日のウォームアップで最後の調整をして決勝に挑みたいです。ルイス(サロム)とはスペイン選手権時代から一緒に戦ってきました。集中するのが難しい一日でしたが、彼のためにも全力でがんばりました」
ニッコロ・アントネッリ(Moto3 2番手)
「今日はかなりうまく行きました。コース前半は昨日と変わらず感触はよかったのですが、後半はマシンがかなりアグレッシブに動くようになり、コーナーで少し苦戦しました。明日に向けてこの部分を改善しなければいけません。明日は最終ラップまでプッシュしてトップグループをキープし、表彰台争い、優勝争いをしたいです」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 3番手)
「新しいレイアウトに早く慣れることができたので満足しています。今朝はいいペースがありました。予選では一人でプッシュしました。そして、ラップタイムはとてもよかったです。終盤ではさらにタイムを上げることができました。ポールポジションは獲れませんでしたが、接近しているので、明日のバトルに向けて準備は整っています。今日はモーターサイクルを愛するすべての人にとって悲しい日になりました。でも僕たちの人生は続いていきます。ルイス(サロム)は常に僕たちとともにいます。僕たちはプッシュし続けなければなりません」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 5番手)
「今日はセッションを通して速さがありました。そして、走るごとに快適さが増しました。リアグリップもよくなり、ポールポジションにとても近いところでセッションを終えることができました。アタックしているときに渋滞にはまってしいまったのが残念です。遅いライダーが前にいたために7、8、9コーナーで少しタイムを落としてしまいました。それがなかったらポールポジションを獲得できたかもしれません。でも大事なのは明日なので全力で挑みます。このサーキットでは数周走るとグリップレベルが落ちるようなので、明日のウォームアップではロングランをこなしたいです」
尾野弘樹(Moto3 11番手)
「今日はセットアップがうまくいかず、思ったほどタイムを更新できませんでした。とりあえず今日のベストタイムは出たのですが、うまくいきませんでした。予選で使うソフトタイヤに合わせてサスペンションを調整したのですが、思ったほど機能しませんでした。しかし、決勝に向けてのセットアップはできているので心配はしていません。今回も目標とするシングルグリッドは獲得できませんでしたが、決勝では今季ベストリザルトを目指したいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 1'43.589 |
2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 1'44.056 |
3 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 1'44.307 |
4 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 1'44.322 |
5 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 1'44.324 |
6 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 1'44.329 |
7 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 1'44.366 |
8 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 1'44.458 |
9 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | 1'44.911 |
10 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 1'45.029 |
11 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 1'45.030 |
12 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 1'45.218 |
13 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 1'44.914 |
14 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 1'45.197 |
15 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 1'45.538 |
16 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 1'45.690 |
17 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 1'45.885 |
18 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 1'45.892 |
19 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 1'45.942 |
20 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 1'46.205 |
21 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 1'46.463 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 1'49.179 |
2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +0.035 |
3 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +0.293 |
4 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +0.427 |
5 | 22 | サム・ロース | KALEX | +0.440 |
6 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +0.482 |
7 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +0.533 |
8 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +0.574 |
9 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +0.770 |
10 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +0.801 |
11 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +0.887 |
12 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +0.893 |
13 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +0.973 |
14 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +1.017 |
15 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +1.251 |
16 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +1.300 |
17 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +1.314 |
18 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +1.449 |
19 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +1.479 |
20 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +1.689 |
21 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +1.723 |
22 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +2.050 |
23 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +2.056 |
24 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +2.062 |
25 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +2.560 |
26 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +2.668 |
27 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +2.674 |
28 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | +2.980 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 1'54.024 |
2 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +0.054 |
3 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +0.088 |
4 | 8 | N.ブレガ | KTM | +0.107 |
5 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.143 |
6 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +0.368 |
7 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +0.415 |
8 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +0.448 |
9 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +0.579 |
10 | 5 | R.フェナティ | KTM | +0.694 |
11 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +0.702 |
12 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +0.713 |
13 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +0.775 |
14 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +0.806 |
15 | 16 | A.ミニョ | KTM | +0.833 |
16 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +0.857 |
17 | 12 | A.アレナス | マヒンドラ | +0.864 |
18 | 36 | J.ミル | KTM | +0.933 |
19 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +1.128 |
20 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +1.149 |
21 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +1.159 |
22 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +1.173 |
23 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +1.201 |
24 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +1.494 |
25 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +1.552 |
26 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +1.696 |
27 | 6 | M.エレーラ | KTM | +1.790 |
28 | 65 | P.エッテル | KTM | +1.971 |
29 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | +2.065 |
30 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +2.078 |
31 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | +2.195 |
32 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +2.338 |
33 | 10 | A.マスボー | プジョー | +2.468 |
34 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +3.206 |
35 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +3.844 |
マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
「いい仕事ができました。午前中はいい感触がありましたが、好きな方のマシンで転倒してしまい振り出しに戻ってしまいました。しかし、FP4はとても快適で、レースタイヤでいいペースで走ることができました。すべてがうまくまとまり、予選でもいい走りができました。ポールポジションを獲得したのはとてもうれしいことですが、すでにレースのことを考えています。明日はどうなるかわかりませんが、このポールポジションを2週間前に亡くなった祖母と、ルイス・サロムに捧げたいです」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「フロントローを獲得できてとてもうれしいです。今シーズンずっとがんばってきたので今日の結果は、とても重要なことです。明日はこの2日間試してきた新しいシャシーを使いますが、どちらのタイヤを使うのかも考えなければいけません。今日はすべての面で、そしてすべてのセクションでマシンを改善できるように全力を尽くしました。しかし、初めて走る最終セクターは、いかに早くコースを攻略するかというライダーの能力を問われるものでした。とにかく、難しい部分です。予選ではいくつかミスをしました。それでも幸いフロントローを獲得することができました。昨日起きたことは忘れたくありません。ルイス(サロム)も彼の家族もよく知っています。マジョルカで昔、彼とミニバイクのレースをしました。彼は強くポジティブな選手でした。彼を決して忘れません」
カル・クラッチロー(MotoGP 7番手)
「みんなにとって悲しい1日になりました。ドルナのライダー・セーフティ・コミッションに出席して、レイアウトの変更に賛成しました。新しいレイアウトがすばらしいものとは言えませんが、安全にレースができるということでは、悪い仕事ではなかったと思います。タイトでツイスティで、慣れるのが大変ですが、これが今できる最良の解決策だったと思います。昨日の最終セクターは自分にとって最高のセクターでした。今日はレイアウトが変わりましたが、ベストを尽くしました。セッティングの問題は少しありますが、まずまずの感触なので、明日に向けてポジティブにならなければなりません。あと0.1秒でフロントローを逃したことだけが、少し残念です」
ジャック・ミラー(MotoGP 19番手)
「自分のスターティングポジションには満足していません。しかし、快適にプッシュできる限界は見つけることができたと思います。今日はひとりで走って自己ベストラップを出しました。第3セクターでギアをミスした時に少しタイムを落としましたがそれほど大きな違いは出ませんでした。今はレースで何ができるかを考えてポイントを獲得できるようにがんばります」
ティト・ラバト(MotoGP 20番手)
「コースのレイアウトが変更になり、自分のライディングにとっては厳しいことばかりでした。シケインでは、特に体力を必要としました。しかし、鎖骨を骨折していることを考えれば、ホームGPで、家族や友人、そしてファンの前でグリッドに立つことができてうれしいです。簡単ではありませんがベストを尽くしていい結果を残したいです」