第7戦カタルニアGP決勝は、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、今季3度目のポールポジション(PP)から好スタートを切ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2位、今季初のフロントローとなる3番手からトップグループを追ったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が3位でチェッカーを受けました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
連日好天に恵まれたカタルニアGP。決勝日は最高気温が27℃まで上昇し、路面温度も48℃という厳しい条件となりました。そんな中、オープニングラップで2番手につけたマルケスは、前半はホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)を追走、中盤からはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)との一騎打ちとなりました。そして、終盤を迎えた23周目にトップに浮上しますが、そこからマルケスのペースは上がらず。再びロッシに抜かれ、25周のレースを2位でフィニッシュしました。
今大会はフロントタイヤに厳しい戦いとなりました。レース中盤には、総合首位のロレンソが転倒リタイア。全力を尽くしていたマルケスですが、それをサインボードで知ると、チャンピオンシップを考慮して2番手をキープする作戦に切り替えました。
ホームグランプリで優勝は果たせませんでしたが、2位でゴールしたことで、3戦ぶりに総合首位に浮上。ロッシとのし烈なバトルは地元ファンを大いに喜ばせました。
マルク・マルケス
Repsol Honda Team
ペドロサは今季初表彰台を獲得しました。予選3番手からオープニングラップは3番手。その後、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)とし烈な戦いを繰り広げ、その間にトップグループから遅れることになりました。しかし、ビニャーレスとの戦いに決着をつけた中盤以降は、快調にラップを刻んで前を走る2人との差を縮めることに成功。最終的に3位でフィニッシュし、これからの巻き返しを期待させる結果となりました。
ダニ・ペドロサ
ダニ・ペドロサ
予選7番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)が、今季ベストリザルトとなる6位でフィニッシュ。ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)がベストリザルトの10位。ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が14位と、すべてのHonda勢がポイントを獲得しました。
カル・クラッチロー
Moto2クラスは、PPから好スタートを切って快調にラップを刻んだヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)と予選2番手のアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)のマッチレースとなり、終盤になってリンスを抜いたザルコが、一気にペースを上げて今季3勝目を達成しました。
ヨハン・ザルコ
ヨハン・ザルコ
カタルニアGPで2年連続PPを獲得したザルコは、ホームグランプリの制覇に闘志を燃やし、序盤から快調にラップを刻むリンスをピタリとマーク。先行するリンスの走りをじっくり観察しました。これでパッシングポイントを決めると、後半の17周目にトップに浮上。それから一気にペースを上げて、23周のレースで真っ先にチェッカーを受けました。中盤までトップを走ったリンスは、ザルコを追えず、2位でフィニッシュしました。
アレックス・リンス
その後方では、中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)とハフィズ・シャーリン(Petronas Raceline Malaysia)、サム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)の3人が、3番手を走るトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)に追いつきました。そして、17周目にルティをかわし、3番手に浮上した中上が今季初の表彰台となる3位に。以下、シャーリンが開幕戦カタールGP以来の4位でフィニッシュ。ルティが5位、ロースが6位でした。
中上貴晶
今大会を2位でフィニッシュしたリンスは、総合首位に浮上。総合首位にいたロースは2位となり、今季3勝目を挙げたザルコが3位へとランキングを上げました。
Moto3クラスは、今大会も激しい戦いとなり、予選3番手から決勝に挑んだホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が、6台のし烈な戦いを制し、キャリア初優勝を果たしました。地元ファンの声援を受けて、序盤から積極的に前に出たナバロ。中盤はトップグループの中で5番手までポジションを落としましたが、ラスト3周で首位に浮上すると、ライバルたちの追走を振りきることに成功しました。
ホルヘ・ナバロ
ナバロとともに、中盤まではグループの後方につけていたエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が、終盤、積極的に前に出ると、最終ラップの激しい戦いの中で3位でフィニッシュ。今季初表彰台を獲得しました。
ホルヘ・ナバロ
ホルヘ・ナバロ
アーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)がトップグループに加わって6位。セカンドグループに加わったファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)が9位、ヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)が10位でフィニッシュしました。
アーロン・カネット
予選6番手からトップグループに加わったカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)は、7番手を走行していた20周目に転倒リタイア。予選11番手からトップグループに加わった尾野弘樹(Honda Team Asia)は、9番手を走行していた4周目に転倒リタイアとなりました。
ヨハン・ザルコ(Moto2 優勝)
「スタートはよかったのですが、序盤はリンスも速くて、彼の後ろについていって、どこで僕の方が速いか見極めることにしました。7コーナーで彼は苦戦していました。ここでは、僕の方が速いことが分かり、アタックすることにしました。それからは、逃げきろうとプッシュしました。少なくとも6周は必要だと思い、17周目から勝負に挑みました。今日はグリップをうまく引き出してプッシュできました。優勝できてとてもうれしいです。昨日申し上げたように、この勝利はサロムに捧げたいです」
アレックス・リンス(Moto2 2位)
「今週末は厳しいレースでした。とにかくレースに集中するのが大変だったし、こうして2位でフィニッシュできてよかったです。今日は、ヨハンの方がいいギアを使っていました。彼にパッシングを許してからは、とてもついていけませんでした。でも、チャンピオンシップを考えれば、2位でフィニッシュできてとてもうれしいです。今週は悲しくつらいレースでした。ルイスはとても偉大なライダーでした。彼とはチームメートだったし、いい思い出がたくさんあります。この2位をルイス・サロムに捧げたいです」
中上貴晶(Moto2 3位)
「初日はとてもいいフィーリングでトップタイムでしたが、コースが変わってからは、それほどいい感触ではありませんでした。予選は4番手でしたが、決勝ではトップ10に入るのがやっとかな、という手応えでした。しかし、朝のウォームアップですごくいい状態になり、決勝でも落ち着いて走れました。序盤はポジションを落としましたが、しっかり自分のペースで走れたし、(トーマス)ルティに追いついてからは、絶対に表彰台に立とうとがんばりました。次のアッセンでもいいレースができるようにがんばります。今日の表彰台は、スペイン選手権時代から一緒に戦ってきたルイス・サロム選手に捧げたいです」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 優勝)
「これが自分にとって8度目の表彰台ですが、初めての優勝なので、とてもうれしいです。しかし、今週はつらくて厳しいレースでした。どんなレースになるか分かりませんでしたが、フリー走行から単独で走っていいリズムを築いてきたし、決勝もいい走りができました。終盤、前に出てからプッシュしました。スタートからゴールまで100%でした。今日はどうしても勝ちたいと思ったし、この優勝をルイスに捧げたいです。次のアッセンは大好きなコースなので、優勝できるようにがんばります」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 3位)
「表彰台に戻ることができてとても気分がいいです。今日はいいセットアップがあり、力強い走りができました。特にブレーキングがよかったです。結果として最後まで優勝争いに加わることができました。(ロマノ)フェナティ(KTM)が残り2周でパスしてきたときに、ナバロが少しギャップを広げようとしていました。しかし、彼に追いつくことはできませんでした。最終ラップは、ロマノをうまくパスし、表彰台を獲得できました。表彰台に戻ってくることができてとてもうれしいです」
アーロン・カネット(Moto3 6位)
「今日はとても難しいレースでした。ナバロがトップに出たとき、彼を追いかけましたが、グループから抜け出せませんでした。今日はスリップの使い合いになり、目まぐるしく順位が変わりました。最後までどうなるか分からないレースでしたが、最終的に6位でフィニッシュしました。今回はホームグランプリだったし、この結果に満足しています。次のオランダGPもトップグループで戦えるようにがんばります」
尾野弘樹(Moto3 リタイア)
「スタートはよく、トップグループに加われました。しかし、4周目の1コーナーではらんでしまい、そのため2コーナーでラインを外れ、ハイサイド気味になり、転んでしまいました。いい走りができていたのでとても残念です。左手人差し指を骨折しているので、日本に帰って再検査を受け、治療を受けることになります。おそらく手術をすることになると思います。次のレースに向けて治療に全力を尽くします」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 44'37.589 |
2 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | +2.652 |
3 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +6.313 |
4 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +24.388 |
5 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +29.546 |
6 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +36.244 |
7 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +41.464 |
8 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +42.975 |
9 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +45.337 |
10 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | +49.514 |
11 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +46.669 |
12 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +55.133 |
13 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +57.974 |
14 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +1'00.141 |
15 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | +1'00.429 |
16 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +1'16.269 |
17 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +1Lap |
RT | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +7Laps |
RT | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +9Laps |
RT | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | +9Laps |
RT | 38 | B.スミス | ヤマハ | +19Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 42'31.347 |
2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +4.180 |
3 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +9.313 |
4 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +10.777 |
5 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +10.961 |
6 | 22 | サム・ロース | KALEX | +13.000 |
7 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +17.046 |
8 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +20.637 |
9 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +20.646 |
10 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +23.163 |
11 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +28.145 |
12 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +28.348 |
13 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +34.482 |
14 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +37.567 |
15 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +42.998 |
16 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +44.632 |
17 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +48.536 |
18 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +51.046 |
19 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | +1'22.466 |
20 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +1'25.462 |
21 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +1Lap |
RT | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +8Laps |
RT | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +9Laps |
RT | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +9Laps |
RT | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +13Laps |
RT | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +18Laps |
RT | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +21Laps |
RT | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +22Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 42'18.228 |
2 | 41 | B.ビンダー | KTM | +0.564 |
3 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.817 |
4 | 5 | R.フェナティ | KTM | +0.925 |
5 | 8 | N.ブレガ | KTM | +1.531 |
6 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +1.581 |
7 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +13.605 |
8 | 36 | J.ミル | KTM | +13.672 |
9 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +13.753 |
10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +14.814 |
11 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +14.840 |
12 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +29.860 |
13 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +32.006 |
14 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +33.305 |
15 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +33.766 |
16 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +34.986 |
17 | 65 | P.エッテル | KTM | +36.384 |
18 | 16 | A.ミニョ | KTM | +41.731 |
19 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +42.985 |
20 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +59.035 |
21 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +1'29.713 |
22 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +1'30.640 |
RT | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | +1Lap |
RT | 37 | D.ピッツォリ | KTM | +1Lap |
RT | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +2Laps |
RT | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +3Laps |
RT | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +6Laps |
RT | 12 | A.アレナス | マヒンドラ | +9Laps |
RT | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +17Laps |
RT | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +17Laps |
RT | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +19Laps |
RT | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +19Laps |
RT | 6 | M.エレーラ | KTM | +20Laps |
RT | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +20Laps |
RT | 10 | A.マスボー | プジョー | - |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
▲ | 1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 125 |
▼ | 2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 115 |
- | 3 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 103 |
- | 4 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 82 |
- | 5 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 72 |
▲ | 6 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 59 |
▼ | 7 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 49 |
- | 8 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 48 |
▲ | 9 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 43 |
▼ | 10 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 41 |
▼ | 11 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 39 |
- | 12 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 29 |
- | 13 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 29 |
- | 14 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 29 |
▲ | 15 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | 24 |
▲ | 16 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 20 |
▼ | 17 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 19 |
▼ | 18 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 16 |
▼ | 19 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 13 |
▲ | 20 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() |
8 |
▼ | 21 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 8 |
▼ | 22 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 3 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | ヤマハ | 165 |
- | 2 | ![]() | 135 |
- | 3 | ドゥカティ | 92 |
- | 4 | スズキ | 78 |
- | 5 | アプリリア | 37 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Movistar Yamaha MotoGP | 218 |
- | 2 | Repsol Honda Team | 207 |
- | 3 | Team SUZUKI ECSTAR | 121 |
- | 4 | Monster Yamaha Tech 3 | 88 |
- | 5 | Ducati Team | 84 |
- | 6 | Avintia Racing | 58 |
- | 7 | Aprilia Racing Team Gresini | 58 |
- | 8 | OCTO Pramac Yakhnich | 52 |
- | 9 | Aspar Team MotoGP | 42 |
▲ | 10 | LCR Honda | 20 |
▼ | 11 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 20 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
▲ | 1 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 116 |
▼ | 2 | 22 | サム・ロース | KALEX | 108 |
▲ | 3 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 106 |
▼ | 4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 93 |
▲ | 5 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 60 |
▲ | 6 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 57 |
▲ | 7 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 53 |
▼ | 8 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 52 |
▼ | 9 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 50 |
▼ | 10 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 50 |
▼ | 11 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 37 |
- | 12 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 34 |
- | 13 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 25 |
▲ | 14 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 23 |
▼ | 15 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 23 |
- | 16 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 19 |
▲ | 17 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 14 |
▼ | 18 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 12 |
▲ | 19 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 10 |
▼ | 20 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 10 |
▼ | 21 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 10 |
- | 22 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | 5 |
▲ | 23 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 3 |
▼ | 24 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 3 |
- | 25 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 3 |
- | 26 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 2 |
- | 27 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 1 |
- | 28 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | 1 |
▲ | 29 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | 0 |
▼ | 30 | 42 | フェデリコ・フリーニ | KALEX | 0 |
▼ | 31 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
- | 32 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | 0 |
▼ | 33 | 88 | リカルド・カルダス | SUTER | 0 |
▼ | 34 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
▼ | 35 | 69 | ダニー・エスリック | SUTER | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 175 |
- | 2 | SPEED UP | 63 |
- | 3 | TECH 3 | 6 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 147 |
- | 2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 103 |
- | 3 | 5 | R.フェナティ | KTM | 80 |
- | 4 | 8 | N.ブレガ | KTM | 66 |
- | 5 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 54 |
- | 6 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 52 |
▲ | 7 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 49 |
- | 8 | 36 | J.ミル | KTM | 42 |
▼ | 9 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 42 |
▲ | 10 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 39 |
▲ | 11 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 33 |
▼ | 12 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 30 |
▼ | 13 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 29 |
▲ | 14 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 27 |
▼ | 15 | 65 | P.エッテル | KTM | 27 |
- | 16 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 25 |
▼ | 17 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 24 |
▼ | 18 | 16 | A.ミニョ | KTM | 21 |
▼ | 19 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 21 |
- | 20 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 20 |
▲ | 21 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 10 |
▼ | 22 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 10 |
▲ | 23 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 7 |
▼ | 24 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 6 |
▼ | 25 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 5 |
▲ | 26 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 4 |
- | 27 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 4 |
▼ | 28 | 6 | M.エレーラ | KTM | 2 |
▼ | 29 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | 1 |
▼ | 30 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
▼ | 31 | 12 | A.アレナス | マヒンドラ | 0 |
▼ | 32 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 33 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | 0 |
▲ | 34 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
▲ | 35 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 36 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 37 | 99 | E.ボーラム | KTM | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KTM | 156 |
- | 2 | Honda | 144 |
- | 3 | マヒンドラ | 66 |
- | 4 | プジョー | 10 |
マルク・マルケス(MotoGP 2位)
「すべてのライダーにとって、今日はとても難しいレースでした。しかし、バレンティーノ(ロッシ)とのバトルはすばらしかったし、このバトルをルイス・サロムに捧げたいです。気温が高かったので、予想通り、レースではかなり苦戦しました。何度か転倒しそうにもなりましたが、限界でプッシュしました。しかし、(ホルヘ)ロレンソの転倒をピットボードで知り、チャンピオンシップを考えて今日は2位をキープすることにしました。優勝はできませんでしたが、バレンティーノとのバトルは観客も喜んでくれたと思います。今日はバレンティーノと握手をしました。正常な状態に戻れたと思うし、モーターサイクルレースにとっては、とても重要な出来事でした」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3位)
「ハードタイヤでは完ぺきな感触がなかったので、今日は賭けに出てミディアムタイヤを使いました。序盤は限界でプッシュせず、タイヤをマネージメントしました。それにしても、なぜ(マーベリック)ビニャーレスがあれほどアグレッシブだったのかが分かりません。彼がシケインで不思議な動きをしたために、トップグループと離れてしまいました。その後は自分のリズムをつかみました。でも、残り6〜7周でタイヤが終わってしまいました。それでも、正しいタイヤ選択だったと思います。今日は、多くの人がルイスのサポートにきていました。この表彰台を彼と彼の家族に捧げたいです」
カル・クラッチロー(MotoGP 6位)
「今日は厳しい戦いになり、サバイバルレースとなりましたが、最終的に6位でフィニッシュできました。今日はマシンのスピードに苦しみましたが、リアタイヤがよかったので、ずいぶん助けられました。序盤の10周でいかにポジションを上げるかがとても重要なことですが、今日は(アンドレア)ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)をなかなか抜けず、大きくタイムをロスしました。彼を抜いてからは、単独走行となりましたが、前にポル・エスパルガロ(ヤマハ)がいて追いかけました。しかし、届きませんでした。トップとのタイム差は大きく、満足できませんが、6位でフィニッシュできたことはよかったと思います」
ジャック・ミラー(MotoGP 10位)
「今日はいいバトルができました。そして、久しぶりにポイントを獲得できてとても満足しています。今大会は、気温が上がるとタイヤの消耗が早かったので、タイヤをセーブする作戦でした。それがうまくいったし、多くの可能性を感じられました。第4戦スペインGPでも同じ作戦でしたが、今日はヘレスのときよりもプッシュできたし、リアタイヤのパフォーマンスもしっかり引き出せたと思います。MotoGPに参戦するようになって初めてのトップ10フィニッシュとなり、大きな自信になりました。初めてのトップ10フィニッシュを友人のルイス・サロムに捧げたいです」
ティト・ラバト(MotoGP 14位)
「ホームグランプリとなったカタルニアGPで、ポイント圏内でフィニッシュできてとてもうれしいです。イタリアGPで鎖骨を骨折して、まだ2週間しか経っていないですし、この日のためにサポートしてくれたすべての人に感謝したいです。今日はスタートに失敗しましたが、その遅れをリカバリーできました。さらに、何人かをパスでき、とても満足しています。今大会は、ルイス・サロムの事故があり、とても悲しく、つらいレースになりました。とにかく、彼のためにもいいレースをしようとがんばりました。次のアッセンには、完全な体調で出場できるよう、回復に努めます」