第2戦アルゼンチンGPは、前日のフリー走行で他チームのライダーにタイヤトラブルが発生したことから、25周のレースを20周に短縮。さらにレースの折り返しでマシンをチェンジする"フラッグ・トゥ・フラッグ"で行われました。
マルク・マルケス
Repsol Honda Team
マルク・マルケス(左)、ダニ・ペドロサ(右)
ダニ・ペドロサ(#26)
レース序盤は路面のところどころが濡れている不安定なコンディションでしたが、3周目にトップに立ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は11周目のマシンチェンジもスムーズに行い、トップのままコースに復帰すると、2番手以下を一気に引き離し、今季初優勝を達成しました。アルゼンチンGPでは2年ぶり。昨年のオーストラリアGP以来、4戦ぶりの優勝は、MotoGP通算25勝目。3クラス通算では51勝目となり、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)と並び、歴代8位となりました。
今大会は不安定な路面コンディションに加え、フラッグ・トゥ・フラッグという難しいレースとなり、21台が出場し、完走は13台という厳しい戦いになりました。その中で予選4番手から好スタートを切ったペドロサは、オープニングラップにライバルとの接触を避けようとオーバーラン。15番手までポジションを落としましたが、その後すばらしい追い上げを見せて3位でフィニッシュしました。最終ラップに前を走るドゥカティ勢の2人が接触して転倒するという運もありましたが、2年ぶりのアルゼンチンGPで今季初の表彰台に立ち、これからの巻き返しに大きな期待が膨らみました。
これでマルケスは総合首位に浮上。ペドロサも総合3番手へとランキングを上げました。
MotoGPルーキーのティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、今季ベストの9位でチェッカーを受けました。不安定な路面に足下をすくわれる選手が多かった中で、ルーキーのラバトはオープニングラップ20番手から着実に追い上げて、初のシングルフィニッシュを果たしました。
予選9番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)は、2周目の1コーナーで転倒を喫して最後尾までポジションを落とします。再スタート後、クラッチローは8番手争いまで追い上げましたが、最終ラップに再び転倒を喫してリタイア。予選15番手から決勝に挑んだジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、オープニングラップ12番手から3周目に6番手まで追い上げましたが、4周目に転倒を喫しリタイアとなりました。
ドライコンディションで行われたMoto2クラスは、フロントローに並んだサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)、ヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)、ジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)に、2列目のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)を加えた4台がトップグループを形成しました。
ヨハン・ザルコ(#5)
序盤はフォルガー、中盤はロースとトップが入れ替わりました。そして、不安定な路面コンディションの中でペースを抑えていたザルコが後半になって一気にペースを上げて後続を引き離し、今季初優勝を達成しました。その後方では、ロース、フォルガー、モルビデリの3人による、し烈な2番手争いとなり、モルビデリが転倒して脱落し、ロースが2位、フォルガーが3位でチェッカーを受けました。
前戦カタールGPで優勝したトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)は7位。予選4番手から表彰台争いが期待された中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、序盤にペースが上がらず9位でした。
ウエットコンディションで行われたMoto3クラスは、ほとんどの選手がスリックタイヤを装着してグリッドに並びました。スタート直後はライン上が乾いているという状態で、かなり集中力を必要とする路面コンディションでした。その中でフル参戦2戦目、ウエットコンディションのウォームアップでトップタイムをマークしたルーキーのカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)が、オープニングラップから独走状態で、マレーシア人としては初のグランプリ制覇を成し遂げました。
カイルール・イダム・パウィ
(左から)岡田忠之監督、ホルヘ・ナバロ、カイルール・イダム・パウィ
アダム・ノロディン(Drive M7 SIC Racing Team)とのし烈な2番手争いを制したホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が2位。ノロディンは最終ラップに転倒し、再スタートを切って11位。予選11番手から好スタートを切った尾野弘樹(HONDA TEAM ASIA)は、4番手争いの集団の中で6位でフィニッシュ、自己ベストを更新しました。
ヨハン・ザルコ(Moto2 優勝)
「カタールGPでジャンプスタートという大きなミスを犯した後のレースで優勝することができて本当にうれしいです。テルマス・デ・リオ・オンドは大好きなサーキットなので、金曜日からプッシュしました。路面コンディションも天候も毎日変わりましたが、いい走りができました。今日はウエットパッチが残っている状態だったので、レース序盤がカギを握ると思いました。ミスをせず転ばないように心がけました。アルゼンチンで2度目の優勝を果たすことができました。とてもうれしいです」
サム・ロース(Moto2 2位)
「難しい路面コンディションでしたが、いいペースで走れたし、レースを楽しむことができました。レース中盤までトップを走りましたが、とても気分がよかったです。しかし、ミスをしてザルコと接触しました。それで彼を追い上げるチャンスを逃しましたが、(フランコ)モルビデリをパスしたことには満足しています。今年はいいシーズンのスタートを切ることができました。カタールではジャンプスタートで優勝のチャンスを逃しましたが、勝てるペースで走れているし、それは今回も同じでした。(ヨハン)ザルコに勝つのは容易ではありませんが、最終的なゴールは、チャンピオンシップに勝つことです。この調子でシーズンを戦っていきたいです」
ジョナス・フォルガー(Moto2 3位)
「序盤は濡れているところもあって、とても難しいレースでした。2周目までトップを走りましたが、その後、サム(ロース)に抜かれ、ヨハン(ザルコ)と(フランコ)モルビデリにも抜かれ4位にポジションを落としました。ラスト10ラップは、路面コンディションも把握したので再びプッシュしました。新しいチームに移籍して初めての表彰台獲得となったのでうれしいです。次のアメリカズGPも今日のようなレースがしたいです」
中上貴晶(Moto2 9位)
「ウエットパッチが残る微妙なドライコンディションの中でレースが始まり、序盤の5周でペースを上げられなかったことが今回の敗因でした。最後はシングルポジションまでポジションを上げましたが、納得のいくレースではありませんでした。不安定なコンディションでしたが、セッティングはなにも変えていません。ブレーキングでしっかり止めるコーナーでは問題なかったのですが、中高速コーナーのブレーキでスピードをコントロールするような状況で安定性を欠いていました。次のアメリカズGPでは表彰台に立てるようなレースをしたいです」
カイルール・イダム・パウィ(Moto3 優勝)
「常にいいセッティングを用意してくれたチームに感謝しています。優勝することができて、とてもうれしいです。微妙な路面コンディションでしたが、スリックタイヤでいくことはチームが決めてくれました。ウエットコンディションは得意なので、1周目から全力で行きました。それでリードを広げられたので、ラップタイムをキープするように全力を尽くしました。サポートしてくれた、すべての人に感謝したいです」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 2位)
「とても難しいレースでした。ずっと前を走り続けましたが、(アダム)ノロディンがすぐ後ろにいることはわかっていました。最終ラップでアタックしてくると思ったので、最終コーナーで隙を作らずに走っていたら、彼がインサイドからチャレンジしてきて転倒しました。2位になれてとてもうれしいです。とてもいい仕事ができました。チームに感謝したいです」
尾野弘樹(Moto3 6位)
「レースではスタートもよかったし、集団の中でいいバトルもできたと思います。しかし、集団の中でトップでゴールできなかったのがとても悔しいです。フリー走行、予選と、だんだん状態はよくなっていったのですが、勝負するポイントを見い出せず、決勝ではそれが影響しました。しかし、次戦に向けていい手応えはあったし、アメリカズGPでは、さらにいい結果を目指したいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 34'13.628 |
2 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +7.679 |
3 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +28.100 |
4 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +36.542 |
5 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +36.711 |
6 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +37.245 |
7 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +41.353 |
8 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +50.709 |
9 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +50.983 |
10 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +1'01.388 |
11 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +1'08.868 |
12 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | +1'18.987 |
13 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +1'33.419 |
RT | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | +1Lap |
RT | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +1Lap |
RT | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +3Laps |
RT | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +5Laps |
RT | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +8Laps |
RT | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +15Laps |
RT | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | +17Laps |
RT | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +18Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 40'57.806 |
2 | 22 | サム・ロース | KALEX | +1.347 |
3 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +2.754 |
4 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +6.101 |
5 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +17.384 |
6 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +17.484 |
7 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +26.411 |
8 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +31.016 |
9 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +31.403 |
10 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +31.816 |
11 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +32.329 |
12 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +40.968 |
13 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +47.883 |
14 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +56.027 |
15 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | +58.278 |
16 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +58.437 |
17 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +58.615 |
18 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +59.245 |
19 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +59.535 |
20 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +59.878 |
21 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +1'00.406 |
22 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +1'09.254 |
23 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +1'14.825 |
24 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +1'16.792 |
25 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +1'41.530 |
26 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | +1Lap |
27 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | +1Lap |
RT | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +11Laps |
RT | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +22Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 41'35.452 |
2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +26.170 |
3 | 41 | B.ビンダー | KTM | +30.060 |
4 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +30.339 |
5 | 36 | J.ミル | KTM | +30.506 |
6 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +30.736 |
7 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +32.493 |
8 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +40.596 |
9 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +45.667 |
10 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +45.893 |
11 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +46.173 |
12 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +51.434 |
13 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +57.893 |
14 | 6 | M.エレーラ | KTM | +1'05.983 |
15 | 65 | P.エッテル | KTM | +1'08.426 |
16 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +1'10.165 |
17 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +1'11.664 |
18 | 8 | N.ブレガ | KTM | +1'11.791 |
19 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +1'12.151 |
20 | 5 | R.フェナティ | KTM | +1'12.270 |
21 | 10 | A.マスボー | プジョー | +1'12.382 |
22 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +1'12.522 |
23 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +1'18.884 |
24 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | +1'25.115 |
25 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +1'31.975 |
26 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +1'38.400 |
27 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +1'38.784 |
28 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +1'39.051 |
29 | 16 | A.ミニョ | KTM | +1'44.035 |
30 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +1Lap |
31 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +1Lap |
32 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +1Lap |
RT | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +3Laps |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
▲ | 1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 41 |
▲ | 2 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 33 |
▲ | 3 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 27 |
▼ | 4 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 25 |
▼ | 5 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 23 |
▲ | 6 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 19 |
▲ | 7 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 18 |
▲ | 8 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 17 |
▼ | 9 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 16 |
▼ | 10 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 10 |
- | 11 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 10 |
▲ | 12 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 9 |
- | 13 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 9 |
▲ | 14 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 8 |
▼ | 15 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 6 |
- | 16 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 4 |
▼ | 17 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 2 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | ヤマハ | 45 |
▲ | 2 | ![]() | 41 |
▼ | 3 | ドゥカティ | 33 |
- | 4 | スズキ | 15 |
- | 5 | アプリリア | 12 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
▲ | 1 | Repsol Honda Team | 68 |
▼ | 2 | Movistar Yamaha MotoGP | 58 |
▲ | 3 | Monster Yamaha Tech 3 | 35 |
▼ | 4 | Ducati Team | 23 |
- | 5 | Team SUZUKI ECSTAR | 20 |
▲ | 6 | Aprilia Racing Team Gresini | 18 |
▼ | 7 | Avintia Racing | 18 |
- | 8 | Aspar Team MotoGP | 17 |
▼ | 9 | OCTO Pramac Yakhnich | 10 |
- | 10 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 10 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 34 |
▲ | 2 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 29 |
▲ | 3 | 22 | サム・ロース | KALEX | 27 |
- | 4 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 23 |
- | 5 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 22 |
▼ | 6 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 21 |
▲ | 7 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 21 |
▼ | 8 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 16 |
- | 9 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 16 |
▼ | 10 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 10 |
▼ | 11 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 9 |
▲ | 12 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 9 |
- | 13 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 8 |
▼ | 14 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 6 |
▲ | 15 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 6 |
▼ | 16 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 5 |
- | 17 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 5 |
- | 18 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 4 |
▼ | 19 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 3 |
- | 20 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 3 |
- | 21 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 2 |
▼ | 22 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 1 |
▼ | 23 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 0 |
▼ | 24 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 0 |
▼ | 25 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 0 |
▼ | 26 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
▼ | 27 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
- | 28 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 50 |
- | 2 | SPEED UP | 20 |
- | 3 | TECH 3 | 2 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
▲ | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 36 |
▼ | 2 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 31 |
▲ | 3 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 29 |
▲ | 4 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 25 |
▼ | 5 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 16 |
▲ | 6 | 36 | J.ミル | KTM | 15 |
▼ | 7 | 5 | R.フェナティ | KTM | 13 |
▲ | 8 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 13 |
▲ | 9 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 13 |
▼ | 10 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 11 |
▼ | 11 | 8 | N.ブレガ | KTM | 10 |
▲ | 12 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 10 |
▲ | 13 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 9 |
▼ | 14 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 8 |
▼ | 15 | 65 | P.エッテル | KTM | 8 |
- | 16 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 8 |
▼ | 17 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 6 |
▼ | 18 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 5 |
▲ | 19 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 5 |
▲ | 20 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 4 |
▼ | 21 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 2 |
▼ | 22 | 6 | M.エレーラ | KTM | 2 |
▼ | 23 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 1 |
▼ | 24 | 16 | A.ミニョ | KTM | 0 |
▼ | 25 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 0 |
▼ | 26 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 0 |
▼ | 27 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
▼ | 28 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 0 |
▼ | 29 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 0 |
▼ | 30 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 31 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 32 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 33 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Honda | 50 |
- | 2 | KTM | 36 |
- | 3 | マヒンドラ | 24 |
- | 4 | プジョー | 9 |
マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
「優勝することができて本当にうれしいです。開幕前のカタールテストから全力を尽くしてきたし、今日の結果には心から満足しています。Hondaはすばらしい仕事をしてくれました。そして、サポートもしてくれました。同じ目標に向かって戦っていることを感じるし、それはとても重要なこと。この勝利は特別なものです。シーズン最初の優勝というだけではなく、同じような状況のレースとなった2013年のオーストラリアの失敗があるので、今日はミスをしないで戦うことが、とても重要だったからです。コースの一部がまだ濡れていたので、レース序盤は厳しい戦いでした。実際に序盤はあまりフィーリングがよくありませんでした。今日はマシンチェンジをしたあとが勝利の鍵を握っていると思っていたので、マシンをチェンジしたあと、100%でプッシュしました。それでリードを築けたので、そのリードをキープするように走り続けました」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3位)
「いいスタートを切ることができました。しかし、何人かのライダーが1コーナーでまっすぐ来たので、それを避けるためにワイドラインとなりました。もし自分のラインをキープしようとしていたら、間違いなくぶつけられて転んでいたと思います。それで中団グループまでポジションを落としました。難しいレースでした。ラインを外れるとグリップを失うし、信じられない状況でした。自分のペースはよくなかったし、期待はずれの走りでした。とにかくラインを外さないようにしました。多くのライダーが目の前で転んでいき、結果的に3位になることができました。アルゼンチンGPは、昨年は欠場しているので、こうして3位になり表彰台に立ててよかったです」
ティト・ラバト(MotoGP 9位)
「今週は路面コンディションと天候がころころ変わり、さらに決勝レースは、とても複雑なものでした。難しいレースでしたが、9位でチェッカーを受けられたので、とてもよかったです。今回はセッションごとにマシンの状態は改善されました。そして今日は初めてウエットコンディションでMotoGPマシンを走らせ、"フラッグ・トゥ・フラッグ"も経験しました。とても貴重な経験を積むことができた一日でした。レース終盤には、(カル)クラッチローと(ブラッドリー)スミスと走りましたが、その一周で多くのことを学びました。チームのすばらしいサポートに感謝します。次のアメリカズGPでもトップ10を目指します」
カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)
「今日はスタートに失敗して、その後追い上げましたが、残念な結果に終わりました。ベストを尽くしましたが、チームには申し訳ない気持ちです。1コーナーの転倒は、前を走る(ホルヘ)ロレンソの陰に隠れて見えなかったウエットパッチに乗ってしまいました。再スタートを切ってからはペースがよくて、"フラッグ・トゥ・フラッグ"のマシンチェンジまでの間にミスした時間を取り戻そうとがんばりました。マシンチェンジの後は、フロントのフィーリングがあまりよくなかったのですが、プッシュし続けました。転ばなければ、表彰台争いには加われたと思います。その後、8番手になった(ブラッドリー)スミスをパスした後、白線に乗って再び転んでしまいました。本当に残念なレースでした」
ジャック・ミラー(MotoGP リタイア)
「午前中に雨が降ったにもかかわらず、路面コンディションはよかったし、気持ちよく走ることができました。転んだのは3コーナーで、ロレンソを引き離そうと猛列にプッシュしたときのことでした。今日はその作戦がうまくいかなかったし、期待はずれの結果に終わりましたが、得られることも多かったレースでした。次のアメリカズGPでは、もっといいパフォーマンスをみてもらえるようにしたいです」