シーズン開幕戦のカタールGP決勝は、予選2番手から好スタートを切ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)と、ポールポジション(PP)スタートのホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、2列目スタートのアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)の5人がトップグループを形成しました。しかし、イアンノーネが6周目に転倒してリタイア、優勝争いは4台に絞られました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
中盤にはロレンソを先頭に、ドヴィツィオーゾ、マルケス、そしてロッシと続き、ひとつのミスでトップグループから脱落するハイペースでレースは進行しました。緊迫した戦いの中、マルケスは終盤にドヴィツィオーゾを抜いて2番手に浮上。さらにロレンソを追撃しましたが、ドヴィツィオーゾに再び抜かれ、惜しくも3位でチェッカーを受けました。
ダニ・ペドロサ
ジャック・ミラー
優勝こそできませんでしたが、ウインターテストから苦戦してきた共通ECU(エンジン・コントロール・ユニット)のセットアップが大きく進んだことを実感させる戦いに大きな拍手が送られました。今大会の優勝タイムは、昨年より約7秒速いハイペースとなり、マルケスも昨年のタイムを約12秒更新。アルゼンチンGP、アメリカズGPと続く連戦での巻き返しに大きな期待が膨らみました。
ティト・ラバト
予選7番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)とマッチレースを繰り広げ、ビニャーレスの追撃を振り切って5位でフィニッシュ。ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は14位、ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は15位となり、ポイントを獲得しました。カル・クラッチロー(LCR Honda)は、ペドロサ、ビニャーレスに続いて7番手を走行していた7周目に転倒し、リタイアに終わりました。
Moto2クラスは、予選10番手から決勝に挑んだトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が、昨年のフランスGP以来、14戦ぶりの優勝を達成しました。ルティは、昨年のシーズン終盤戦のマレーシアGPで2位、バレンシアGPで3位になっており、3戦連続の表彰台を獲得しました。2位はルイス・サロム(SAG Team)、3位にシモーネ・コルシ(Speed Up Racing)という結果でした。
ルイス・サロム(左)、トーマス・ルティ(中央)、シモーネ・コルシ(右)
今大会のMoto2クラスは、予選で上位につけた7名を含む8選手がジャンプスタートとなり、ライドスルーのペナルティーを科せられる大荒れの展開となりました。優勝候補だったアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)は22番手までポジションを落とし、その後の追い上げで8位。同じく優勝候補のサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)もペナルティーで23番手までポジションを落とし、結果9位でフィニッシュとなりました。
ディフェンディングチャンピオンで2連覇を狙うヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)もジャンプスタートのため12位。予選9番手の中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)もジャンプスタートのペナルティーで14位という結果でした。また、ジャンプスタートの審議に時間がかかったことで20秒の加算となったフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は2番手でチェッカーを受けるも7位へ。サンドロ・コルテセ(Dynavolt Intact GP)も5位でチェッカーを受けるも15位に降格となりました。PPを獲得したジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)は転倒リタイアでした。
Moto3クラスは、8台がトップグループを形成し、目まぐるしくポジションを入れ替える厳しい戦いとなりました。その中で予選7番手からオープニングラップ6番手につけたニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が、大混戦の中で巧にスリップストリームを使い、ラスト2周で3番手と絶好の位置につけ、最終ラップにトップに浮上、開幕勝利を達成しました。昨年はチェコGPと日本GPで2勝を挙げて総合5位。今年は念願のタイトル獲得に向けて絶好のスタートを切りました。
ニッコロ・アントネッリ
トップグループに加わったエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)は、フリー走行、予選と着実に調子を上げ、決勝では優勝争いに加わって5位。ホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)は、トップグループで優勝を狙っていましたが、最終ラップの最終コーナーでライバルと接触して7位でした。リビオ・ロイ(RW Racing GP BV)は、オープニングラップを制するも、2周目にライバルとの接触を避けるため、オーバーランを喫し10番手へとポジションを落としました。その後、猛列に追い上げて、トップグループのすぐ後ろの8位でフィニッシュしました。
予選29番手から決勝に挑んだ尾野弘樹(Honda Team Asia)は、追い上げて18位でフィニッシュ。チームメートでデビュー戦となるカイルール・イダム・パウィは22位でチェッカーを受けました。
トーマス・ルティ(Moto2 優勝)
「(フランコ)モルビデリのペナルティーのことはパルクフェルメに着くまで知りませんでした。でも彼のペナルティーがあってもなくても先にゴールしているので、自分のリザルトには関係ありませんでした。ただリスクはありました。彼がジャンプスタートのペナルティーでタイムが加算になることを知っていたら、もっと楽に走ることができたかもしれません。でも優勝できたので、とてもうれしいです。昨日の予選は思うようにいかなかったのですが、チームがすばらしい仕事をしてくれたのでとても感謝しています」
ルイス・サロム(Moto2 2位)
「表彰台に立てて、信じられない気持ちです。今日はただ全力で走っていました。母から最近レースを楽しんでいないから、12年や13年のように楽しんで走るようにしなさいと言われました。その言葉通り、昨日の予選から、とにかくプッシュしてきました。母や家族、そして、このような機会を与えてくれたチームに感謝しています。この2年は苦しかったです。今年は最終戦のバレンシアまでがんばります」
シモーネ・コルシ(Moto2 3位)
「たくさんのライダーがジャンプスタートして、クレイジーなレースになりました。レース序盤はプッシュしました。そしてたくさんのライダーをオーバーテイクしました。でも、今日の(ルイス)サロムはとても速かったです。最終的に表彰台に立ててとてもうれしいです。次戦アルゼンチンGPが楽しみです」
フランコ・モルビデリ(Moto2 7位)
「とてもいいレースができました。最初から最後まで優勝争いに加わることができました。そして9周に渡ってレースをリードすることができました。新しいチームの開幕戦でこのようなレースができてとてもうれしいです。残念ながら序盤に問題があり、僕の周りの多くのライダーが動いてしまいました。反射的に僕も動いてしまいました。チームには申し訳ない気持ちですが、ポジティブに考えたいです。とにかく優勝争いができました。これを次のアルゼンチンへつなげたいです」
中上貴晶(Moto2 14位)
「ジャンプスタートを取られてライドスルーのペナルティーを受けました。ライドスルーのサインはメーターパネルに出ていたし、サインボードでも出されました。しかし、自分はジャンプスタートしていないと思うし、今日の裁定には不満があります。今日はペースは悪くなかったし、十分に表彰台争いができたと思います。それだけにとても残念です」
ニッコロ・アントネッリ(Moto3 優勝)
「スリップストリームを使い合うレースとなりました。こういうときは、勝てることもあるし、勝てないときもあります。今日は、ブラッド(ビンダー)が速くて、彼の後ろにいれば表彰台に立てると確信していました。彼はとても速かったし、スリップストリームが使えます。楽な週末ではなかったので、こうして優勝することができて、とてもうれしいです。体調が悪かったのですが、今日は少しよくなったので、プッシュすることができました。転倒しないように集中して走ることもできたし、ミスもしませんでした」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 5位)
「レース序盤はマシンの感触がよくありませんでした。コーナーの進入がうまくいかず、そのため思ったように曲がることができませんでした。でもレース後半は速く走れるようになりました。そして最後はトップグループとのギャップを縮めることができ、5位でチェッカーを受けられました。まだシーズンは始まったばかりで、マシンのセットアップも完全ではありません。今の段階で、この結果はいいと思います。大事なポイントを獲得することもできました。次戦もベストを尽くします」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 7位)
「今日はもっと大きな集団になると思っていましたが、(ブラッド)ビンダーがプッシュしたため、小さな集団になりました。レース中はタイヤのマネジメントに取り組みました。そして必要なときに必要なポジションにいられるようにしました。表彰台に上がれると思っていましたが、最終コーナーでライバルと接触して遅れてしまいました。表彰台に立てなかったのは残念ですが、とてもポジティブな週末だったと思います。アルゼンチンでもこの調子で一生懸命がんばります」
リビオ・ロイ(Moto3 8位)
「プラクティスセッションと予選で力強いパフォーマンスができたので、今回の結果は少し残念です。それでも8ポイント獲得できたのでうれしいです。シーズンのいいスタートになりました。もしかしたら、もっといい結果が出せたかもしれません。スタートはよかったです。何度かレースをリードできました。目標は引き離すことでしたが、ブラッド・ビンダーがオーバーテイクしてきたとき、思ったより膨らんでしまい大きく遅れました。ギャップを縮めるたびに、全力で走りましたが、ここでもシフトミスをして遅れてしまいました。プラクティスではトップになり、予選ではフロントローを獲得しました。そして8ポイント持って帰ることができます。もっと悪い結果になっていたかもしれないのでうれしいです」
尾野弘樹(Moto3 18位)
「レースウイークを通じて、もっともいい走りができました。自己ベストも出すことができたし、走りの内容は悪くなかったと思います。昨日の予選は転倒しましたが、それまでのいい走りを今日はしっかり再現することができました。ポイントは獲得できませんでしたが、次戦につながるレースになりました」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 42'28.452 |
2 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +2.019 |
3 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | +2.287 |
4 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +2.387 |
5 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +14.083 |
6 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +15.423 |
7 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +18.629 |
8 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +18.652 |
9 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +21.160 |
10 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +24.435 |
11 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +35.847 |
12 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +41.756 |
13 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +41.932 |
14 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | +41.982 |
15 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +54.953 |
RT | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +11Laps |
RT | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +14Laps |
RT | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +16Laps |
RT | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | +17Laps |
RT | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +21Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 40'14.293 |
2 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | +9.610 |
3 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +9.665 |
4 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +13.558 |
5 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +16.064 |
6 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +16.114 |
7 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +20.047 |
8 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +20.170 |
9 | 22 | サム・ロース | KALEX | +22.019 |
10 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +24.249 |
11 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +24.254 |
12 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +24.570 |
13 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +25.664 |
14 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +26.992 |
15 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +29.736 |
16 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +30.404 |
17 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +38.446 |
18 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +46.363 |
19 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +46.543 |
20 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +1'18.323 |
21 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | +1'25.002 |
22 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | +1'39.572 |
RT | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +4Laps |
RT | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +5Laps |
RT | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +6Laps |
RT | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +14Laps |
RT | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +18Laps |
RT | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +19Laps |
RT | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +19Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 38'12.161 |
2 | 41 | B.ビンダー | KTM | +0.007 |
3 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +0.148 |
4 | 5 | R.フェナティ | KTM | +0.435 |
5 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.606 |
6 | 8 | N.ブレガ | KTM | +0.625 |
7 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +0.674 |
8 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +1.710 |
9 | 65 | P.エッテル | KTM | +8.611 |
10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +10.947 |
11 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +12.379 |
12 | 36 | J.ミル | KTM | +12.380 |
13 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +12.401 |
14 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +12.726 |
15 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +12.784 |
16 | 6 | M.エレーラ | KTM | +12.939 |
17 | 16 | A.ミニョ | KTM | +17.152 |
18 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +17.367 |
19 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +17.451 |
20 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +17.519 |
21 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +17.566 |
22 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +17.608 |
23 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +31.939 |
24 | 10 | A.マスボー | プジョー | +31.949 |
25 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +32.120 |
26 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +32.333 |
27 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +32.547 |
28 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +32.812 |
29 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +34.584 |
30 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | +59.105 |
31 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +59.109 |
32 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +1'34.948 |
RT | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +1Lap |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 25 |
- | 2 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 20 |
- | 3 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 16 |
- | 4 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 13 |
- | 5 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 11 |
- | 6 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 10 |
- | 7 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 9 |
- | 8 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 8 |
- | 9 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 7 |
- | 10 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 6 |
- | 11 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 5 |
- | 12 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 4 |
- | 13 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 3 |
- | 14 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 2 |
- | 15 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 1 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | ヤマハ | 25 |
- | 2 | ドゥカティ | 20 |
- | 3 | ![]() | 16 |
- | 4 | スズキ | 10 |
- | 5 | アプリリア | 3 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Movistar Yamaha MotoGP | 38 |
- | 2 | Repsol Honda Team | 27 |
- | 3 | Ducati Team | 20 |
- | 4 | Monster Yamaha Tech 3 | 17 |
- | 5 | Team SUZUKI ECSTAR | 15 |
- | 6 | Avintia Racing | 7 |
- | 7 | OCTO Pramac Yakhnich | 6 |
- | 8 | Aspar Team MotoGP | 4 |
- | 9 | Aprilia Racing Team Gresini | 3 |
- | 10 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 3 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 25 |
- | 2 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 20 |
- | 3 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 16 |
- | 4 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 13 |
- | 5 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 11 |
- | 6 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 10 |
- | 7 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 9 |
- | 8 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 8 |
- | 9 | 22 | サム・ロース | KALEX | 7 |
- | 10 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 6 |
- | 11 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 5 |
- | 12 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 4 |
- | 13 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 3 |
- | 14 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 2 |
- | 15 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 1 |
- | 16 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 0 |
- | 17 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 0 |
- | 18 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 0 |
- | 19 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 0 |
- | 20 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 0 |
- | 21 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
- | 22 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 25 |
- | 2 | SPEED UP | 16 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 25 |
- | 2 | 41 | B.ビンダー | KTM | 20 |
- | 3 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 16 |
- | 4 | 5 | R.フェナティ | KTM | 13 |
- | 5 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 11 |
- | 6 | 8 | N.ブレガ | KTM | 10 |
- | 7 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 9 |
- | 8 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 8 |
- | 9 | 65 | P.エッテル | KTM | 7 |
- | 10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 6 |
- | 11 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 5 |
- | 12 | 36 | J.ミル | KTM | 4 |
- | 13 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 3 |
- | 14 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 2 |
- | 15 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 1 |
- | 16 | 6 | M.エレーラ | KTM | 0 |
- | 17 | 16 | A.ミニョ | KTM | 0 |
- | 18 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 0 |
- | 19 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 0 |
- | 20 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 0 |
- | 21 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 0 |
- | 22 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 0 |
- | 23 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 0 |
- | 24 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
- | 25 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 0 |
- | 26 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 0 |
- | 27 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 0 |
- | 28 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 0 |
- | 29 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
- | 30 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | 0 |
- | 31 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
- | 32 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Honda | 25 |
- | 2 | KTM | 20 |
- | 3 | マヒンドラ | 16 |
マルク・マルケス(MotoGP 3位)
「全力で戦いました。今回表彰台に上がったライダーと2週間前は、ラップタイムで1秒の差があったので、3位という結果はとてもうれしいです。Hondaとチームに感謝します。思っていたよりレースのペースは速かったです。難しいサーキットだったのですが、100%のパフォーマンスを発揮できたし、すばらしいレースウイークになりました。レースは、ほとんど(アンドレア)ドヴィツィオーゾの後ろでした。彼をパスできなかったからです。彼はストレートの加速がよくて、その遅れを取り戻すのが難しかったです。近づいても、再び遠ざかりました。難しいとわかっていましたが、残り4周でアタックしました。しかし、最終ラップにオーバーテイクされました。最終コーナーで再びチャレンジしましたが、届きませんでした。次戦以降は、もう少しサーキットとマシンとの相性がよくなることを願っています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
「難しいレースでした。いいスタートを切ることができましたが、1コーナーで膨らんでしまいました。しかし、5番手か6番手に落ちただけで、トップグループを追うにはいいポジションでした。でも僕のペースが上がらず徐々に離れてしまいました。今回のレースでネガティブだったことは、5位という結果とトップとの差です。一方、ポジティブなことは、マシンについてさらに学ぶことができたことです。次のレースでは、もしかしたら前進できるかも知れません。体力的にも十分持ちました。このサーキットは僕たちにとって難しいことはわかっていました。次のアルゼンチンに向けて、どうすればいいのか考えなければなりません」
ジャック・ミラー(MotoGP 14位)
「今日は完走することができたし、多くのことを学びました。これが今大会の最もポジティブなことです。プレシーズンでケガをしてから、レースディスタンスを走ったのは今回が初めてです。足の調子もよかったので、とてもうれしいです。(ユージン)ラバティや、(アルバロ)バウティスタといいバトルができましたが、最終ラップに小さなミスをしてしまい、彼らにパスされたのは残念でした。いい経験になりました。次は昨年の大会で力強い結果を出せたアルゼンチンなので楽しみです」
ティト・ラバト(MotoGP 15位)
「楽なレースではありませんでしたが、最初のレースをポイント圏内でフィニッシュできてよかったです。チームに本当に感謝しています。自信が持てるように最後の数日は一生懸命がんばってくれました。トップとのギャップは思ったより大きいですが、経験とインフォメーションをたくさん積むことができました。速くなるために、なにが必要なのかを改めて感じることができました。これまでと同じように努力を続けたいです。MotoGPクラスでトップを走るのは、思っていたより大変ですが、無理だとは思わないし、前進するためにがんばります」
カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)
「今日は電子制御が適切に働きませんでした。1コーナーではトラクションコントロールが全く働かず、かと思えば2コーナーでは機能するという状態でした。転倒した原因は、スロットルを閉じたにもかかわらず、アクセルが開いた状態だったことです。どうしてそういうことになったのか、調べてもらっているので、その結果を待つことになります。今日はトラクションコントロールが実際の走りと全く同調していない状態でしたが、それでもラップタイムはよかったし、最後まで走れると思っていただけに、とても残念でした」