フランス人のロッシがただ一人RS125Rでフル参戦
日本GPでは柳沢、尾野が完走を果たした
シーズン序盤はシモーネ・コルシ(アプリリア)がリード。第2、3戦と連勝、第4戦はリタイアに終わったものの、第6戦、地元のイタリアGPでは3勝目を挙げた。一方で、第5戦フランスGPで地元ファンを前に勝利を飾ったマイク・ディ・ミリオ(デルビ)もコンスタントに好成績を収めてコルシに並ぶと、第7戦、第10戦と勝利を重ねて徐々に2位以下に差を付けていった。
昨年のチャンピオンのガボール・タルマクシ(アプリリア)は第9戦でシーズン初勝利。第13戦でも勝利を挙げて追いすがるも、ディ・ミリオの勢いは止まらず。第16戦オーストラリアGPでポール・トゥ・ウインを飾ったディ・ミリオが、125cc参戦6年目にしてタイトル獲得を決めた。
Honda勢では、フランス人ルーキーのルイス・ロッシがただ一人のRS125Rライダーとしてフル参戦。第4戦中国GPでの18位が最高位という結果で一年目のシーズン終えている。
また、ツインリンクもてぎで開催された日本GPには、HRCの市販マシン、RS125Rを駆って柳沢祐一、尾野弘樹らがワイルドカード参戦。それぞれ22位、24位でゴールしている。 |