World Trial Honda Racing
モータースポーツ > トライアル世界選手権 > 第4戦 日本 決勝2日目
レース情報 決勝1日目 決勝2日目 フォトギャラリー
2006.06.03-04 Rd.04 日本
スケジュール
Rd. Date
01 4/2
スペイン
02 4/9
ポルトガル
03 5/20-21
アメリカ
04 6/3-4
日本
05 6/25
フランス
06 7/2
イタリア
07 7/9
ポーランド
08 7/30
イギリス
09 9/3
アンドラ
10 9/24
ベルギー
第4戦 日本
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ランプキンが3位表彰台を獲得。藤波は4位
決勝日(2日目):2006年6月4日(日)
開催地:栃木県茂木町(ツインリングもてぎ) 天候:曇りのち晴れ 気温:19.8℃ 観客数:1万人
リザルト&ポイント

 トライアル世界選手権第4戦、ウイダー日本グランプリが栃木県にあるツインリンクもてぎで開催され、6月4日(日曜日)に決勝レース2日目が行われた。

第4戦 日本
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 2日目も前日に引き続き曇り空だったが、気温は19.8℃に上昇。1万人のファンが観戦する中で、Montesa COTA 4RT(日本名Honda RTL250F)に乗る藤波貴久選手(REPSOL MONTESA HRC)は1日目同様、2日目も4位に終わり、惜しくも表彰台を逃した。

 1日目に5位だったドギー・ランプキン選手(REPSOL MONTESA HRC)は3位に入り、ランキング2位のポジションをキープしている。

 2日目のコースレイアウトは1日目と比較すると難易度が低くなっていた。1周目、ランプキン選手は第14セクションを終了した時点でトップにつけていたが、第15セクションで減点5を喫したために、1周目は3位で終えた。2周目、ランプキン選手は健闘するものの順位をばん回するまでには至らず、トップと12点差で3位となった。

 藤波選手は1周目に第10セクションまでで8つのクリーンをマーク。しかし、第13セクションでフロントタイヤがパンクしたため、転倒を喫した。その後、第15セクションでも減点5を科された藤波選手は、2周目にも順位をばん回することができず、結局トップと19点差の4位で2日目を終えた。ちなみに、藤波選手が日本で開催された大会で表彰台に上がれなかったのは、今回が初めてのことである。

 特別推薦枠で出場し、Honda RTL250Fを走らせた小川友幸選手(HRC CLUB MITANI)は6位と健闘した。

 2日目に優勝したのはアルベルト・カベスタ二ー選手(シェルコ)。2位にはアダム・ラガ選手(ガスガス)が入った。その結果、4戦を終えた時点でランキングトップはラガ選手で108ポイント。2位のランプキン選手は90ポイント、3位のアルベルト・ボウ選手(ベータ)は87ポイントとなっている。今回の結果により、ランキングを1つ落として5位となった藤波選手は77ポイントを獲得している。

 次の大会は6月25日にフランスのラ・シャトレで行われる。

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コメント

ドギー・ランプキン選手(3位)
「3位に入れたことは良かったが、もう少し上位2台と接戦をしたかった。今日のコースは昨日と比べて簡単になったと感じたが、小さなミスが多すぎた。2周目も減点を重ねてしまったことが悔やまれる。しかし、これでシリーズランキング2位に浮上して、トップも見えてきた。マシンも自分自身の調子も良くなってきたので、ヨーロッパラウンドで巻き返しを図りたい」

藤波貴久選手(4位)
「この結果は想像していませんでした。今日は昨日の反省を生かそうとしていたのですが、それでも表彰台には届きませんでした。いくつかある原因の1つは、1周目の第13セクションでフロントタイヤがパンクして転倒したことです。幸運にもケガはなかったのですが、タイヤ修復に時間を費やしてしまい、前のライダーと離れてしまい、ライバルたちの走りを観察することができませんでした。また、自分のライディングミスが多かったことも反省しています。今日は特にファンの皆さんの声援が多く、本当に励みになりました。でも、その期待に応えられず、表彰台に上がることもできなかったので、情けないし、悔しく思っています。ヨーロッパラウンドでは、この悔しさをバネにライバルたちを見返したいと思います」

小川友幸選手(6位)
「今日は、昨日と比べてセクションの難易度的にも体力的にも気楽に戦えました。セクションが比較的やさしくなっていたのと、スタート順が遅くなったので、走行ラインを作る必要がなく、ライディングだけに集中して走れました。そのおかげで、コースの下見で体力を使い切ることもありませんでした。振り返ってみれば、2周目の第12セクションが悔やまれます。1周目はクリーンだったのですが、2周目はセクション越えのときに粘った結果、バックしてしまい減点5を受けてしまいました。自分自身の調子が良かったので無理をしてしまったことを反省しています。今回のレースで世界のレベルも確認できたので、もっと練習に打ち込んで全日本選手権のタイトルを必ず獲りたいと思います」

ライア・サインツ選手(ジュニア・クラス 6位)
「今日は昨日よりはるかに良いライディングができた。でも、順位は1つしか上がらなかった。減点数が昨日の約半分に減ったのに、1つしか順位が上がらないというのは納得できない。このクラスのレベルが昨年までよりはるかに上がっているからなのかもしれない」

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決勝2日目リザルト&ポイントランキング
順位 No. ライダー マシン ラップ1 ラップ2 総減点 クリーン数
1 4 A.カベスタニー シェルコ 12 2 14 23
2 1 A.ラガ ガスガス 13 5 18 22
3 3 ドギー・ランプキン モンテッサ Honda 16 10 26 17
4 2 藤波貴久 モンテッサ Honda 20 13 33 17
5 8 黒山健一 スコルパ 28 14 42 15
6 19 小川友幸 Honda 21 24 45 10
9 16 田中太一 Honda 29 32 61 14
13 21 小川毅士 モンテッサ Honda 55 49 104 4
17 28 尾西和博 Honda 71 56 127 1
18 22 井内将太郎 Honda 64 66 130 2
19 30 竹屋健二 Honda 73 66 139 0

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 A.ラガ ガスガス 108
2 ドギー・ランプキン モンテッサ Honda 90
3 A.ボウ ベータ 87
4 A.カベスタニー シェルコ 82
5 藤波貴久 モンテッサ Honda 77
6 J.ファハルド ガスガス 65
ポイント一覧
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