World Trial Honda Racing
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2006.04.02 Rd.01 スペイン
スケジュール
Rd. Date
01 4/2
スペイン
02 4/9
ポルトガル
03 5/20-21
アメリカ
04 6/3-4
日本
05 6/25
フランス
06 7/2
イタリア
07 7/9
ポーランド
08 7/30
イギリス
09 9/3
アンドラ
10 9/24
ベルギー
第1戦 スペイン
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ドギー・ランプキンが開幕戦で3位
決勝日:4月2日
開催地:ニグラン 天候:曇り 気温:19℃ 観客5000人
リザルト&ポイント

 2006年トライアル世界選手権の開幕戦が4月2日にスペインのニグランで開催され、REPSOL MONTESA HRCのドギー・ランプキン選手が3位に入賞した。

第1戦 スペイン
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第1戦 スペイン
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 ランプキン選手のチームメイト、藤波貴久選手は左手の指を負傷しているため、大会前のプラクティス・セッションを大半欠場した。それでも手の痛みに耐えながら、藤波選手は6位に入賞した。

 優勝したのはアントニオ・ボウ選手(ベータ)。2位に入ったアダム・ラガ選手(ガスガス)とランプキン選手は、減点数は同じだったが、クリーンの数がラガ選手の14に対してランプキン選手が11であったため、ランプキン選手は3位となった。

 4位にはアルベルト・カベスタニー選手(シェルコ)、5位にはジェロニ・ファヤド選手(ガスガス)が入った。

 大会の前に数日間降り続いた雨の影響で、傾斜のきつい丘を利用した最初のセクションは滑りやすくなっていた。その後に続く数ヶ所のメインのセクションは、巨大な花こう岩と柔らかい土でできており、パドックから10km離れたところに設けられていた。さらにその先にバラエティに富んだセクションが続き、最後のセクションは地元のスポーツホールの前に設けられた人工セクションとなっていた。

 最初のセクションを最後まで走行できたのはランプキン選手ただひとりで、このセクションでの減点2は異例のことだった。

 しかし、その後の第4セクションと第5セクションでは、大半のライバルがクリーンをマークする中、ランプキン選手は減点5を出してしまう。

 第1ラップを終えた時点では、ランプキン選手はトップのボウ選手より4ポイント多い減点で2番手につけていた。3番手はさらに5ポイント多いファヤド選手。4番手がラガ選手だった。

 第2ラップでもボウ選手は安定したパフォーマンスを見せ、減点52で開幕戦を制した。また、ラガ選手も第2ラップに健闘し、減点数でランプキン選手と並んだが、クリーンの数で2位となった。その結果、ランプキン選手は3位となったのである。

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コメント

ドギー・ランプキン選手(3位)
「2位を逃してしまったことにがっかりしている。最終セクションで2ポイント減点してしまったのが明暗をわけた。でも、もっと問題だったのはセクション4で2度、セクション5で1度減点5を出したことだ。これだけで減点15になってしまった。他のライダーはこの2つのセクションでほとんど減点を出さなかった。良いニュースとしては、マシンが良くなっていることがある。去年よりはるかに高いレベルにある」

藤波貴久選手(6位)
「今日の6位という結果はこの状況で出せた最高の結果だと思います。過去2週間ほとんど練習ができなかったので、不利な状況にありました。指はまだ痛くて、うまく曲がりません。難しい箇所では思うようなライディングができませんでした。来週のポルトガル大会までにどれぐらい回復するか分かりません」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 No. ライダー マシン ラップ1 ラップ2 総減点 クリーン数
1 5 A.ボウ ベータ 29 23 52 13
2 1 A.ラガ ガスガス 43 17 60 14
3 3 ドギー・ランプキン モンテッサ Honda 33 27 60 11
4 4 A.カベスタニー シェルコ 45 20 65 9
5 9 J.ファハルド ガスガス 38 29 67 9
6 2 藤波貴久 モンテッサ Honda 44 36 80 8
13 25 小川毅士 Honda 72 60 132 2

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 A.ボウ ベータ 20
2 A.ラガ ガスガス 17
3 ドギー・ランプキン モンテッサ Honda 15
4 A.カベスタニー シェルコ 13
5 J.ファハルド ガスガス 11
6 藤波貴久 モンテッサ Honda 10
ポイント一覧
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