#8 ARTA(野尻/小林)がQ2進出し8番手を獲得
2017 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイで開幕し、公式予選が行われました
朝から好天に恵まれた富士スピードウェイは、ゴールデンウィークということもあって、予選日から大勢のファンが詰めかけました。そして、午後3時にはノックアウト方式の予選が始まりました。
Q1開始から約5分が経過した頃から、各マシンが次々とコースイン。Honda勢も、#64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット)を皮切りに、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)、#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀)が続きます。
100分の1秒を争う混戦のなか、#8 ARTA NSX-GT(野尻)が5番手タイムを叩き出しQ2に進出、小林崇志にステアリングを託します。そして、ライバルを含む8台が争うQ2で、小林は6周目にベストタイムをマークしたものの、8番手で終わりました。
110周、501.93kmで行われる決勝レースは、明日5月4日の午後2時10分にスタートする予定です。
野尻智紀選手
♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ
朝のフリー走行はリアのグリップ不足に苦しんでいましたが、予選に向けてセットアップを大きく変更したことで、思い切って攻めることができました。ただ、課題も残っているので、そういったところを明日のレースセッティングに活かしたいと思います。明日は長いレースなので、落ち着いて、でも熱く、最後までプッシュして頑張ります。
小林崇志選手
♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ
自分としては、今日のQ2はうまく乗りこなせなかったというのが正直ところで、それで結果につながらなかったのがとても悔しいです。明日は長いレースなのでミスなくコンスタントにラップを重ねていくつもりです。クルマのポテンシャルは十分あると思うので、あとは決勝に向けてしっかりと準備して、良い結果を残せるように頑張ります。
佐伯昌浩
株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー
Q1ではもう少し良い結果を期待していただけに、今日の結果は悔しいですね。
野尻選手は思い切りの良いアタックで小林選手につないでくれましたが、結果的には上位に食い込むことが出来ず残念です。
明日のレースは距離が長いので、ミスの無いレース運びでポイントを取りに行きます。
順位 | No. | マシン | ドライバー | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 38 | ZENT CERUMO LC500 | 立川祐路/石浦宏明 | 1'27.825 |
2 | 23 | MOTUL NISMO GT-R | 松田次生/R.クインタレッリ | 1'28.168 |
3 | 6 | WAKO'S 4CR LC500 | 大嶋和也/A.カルダレッリ | 1'28.217 |
4 | 36 | au TOM’S LC500 | 伊藤大輔/J.ロシター | 1'28.222 |
5 | 37 | DENSO KOBELCO SARD LC500 | H.コバライネン/平手 晃平 | 1'28.260 |
6 | 19 | WedsSport ADVAN LC500 | 関口雄飛/山下健太 | 1'28.537 |
8 | 8 | ARTA NSX-GT | 野尻智紀/小林崇志 | 1'29.088 |
9 | 100 | RAYBRIG NSX-GT | 山本尚貴/伊沢拓也 | 1'28.674 |
10 | 17 | KEIHIN NSX-GT | 塚越広大/小暮卓史 | 1'28.823 |
13 | 16 | MOTUL MUGEN NSX-GT | 武藤英紀/中嶋大祐 | 1'29.281 |
15 | 64 | Epson Modulo NSX-GT | ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 | 1'29.880 |
No. | チーム/ドライバー | グリッド番号 |
---|---|---|
8 | オートバックス レーシング チーム・アグリ(野尻智紀/小林崇志) | 8番グリッド |
100 | チーム・クニミツ(山本尚貴/伊沢拓也) | 9番グリッド |
17 | ケーヒン リアル レーシング(塚越広大/小暮卓史) | 10番グリッド |
16 | チーム無限(武藤英紀/中嶋大祐) | 13番グリッド |
64 | エプソン・ナカジマレーシング(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮) | 15番グリッド |
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