SUPER GT GT500クラスは、国内随一の人気を誇るモータースポーツ。15チーム30名のドライバーと、国内自動車メーカー3社が提供した車両でサーキットを走行し、1年間に渡り合計獲得ポイントを競い合います。
SUPER GTには、GT500とGT300という2クラスがあり、2017年のHondaはGT500に車両提供。5チームがHondaの「NSX-GT」で参戦。GT500とGT300の車両合わせて40台以上が、同一コースを混在して走るのもSUPER GTの特徴です。
SUPER GT GT500クラスの見どころは、国内の自動車メーカー3社が市販するスポーツカーをベースに、GT500向けに特別なチューニングをされた車両の走りを観戦できること。5チームが使用するHondaの「NSX-GT」は、市販車の新型NSXとほぼ同サイズながら、車両重量は新型NSXが1725kgであるのに対し1000kg強というGT500仕様。馬力は600ps以上で、レース中の最高速度は時速300kmにも達します。
SUPER GTには、使用車両の規定やレース結果に応じて車重を重くするウェイトハンディなど、レースを拮抗させるさまざまなルールが定められています。決勝レースのスタートは、先導車に従ってコースを周回したあと、そのまま加速しスタートを切るローリングスタート方式。ドライバーは「国際競技参加者許可証」を所持していなければなりません。こうしたレギュレーションは改訂が加えられ、年ごとに内容が異なります。
2017年のSUPER GTは、1年間に8回のレースを行います。第2戦と第5戦の「富士スピードウェイ(静岡)」以外は毎回レース会場を移し、第8戦の「ツインリンクもてぎ(栃木)」で幕を閉じます。どのコースもそれぞれ特徴があり、全長やコーナー数などが異なるほか、レース当日の天候や路面の状態もレース結果を左右します。第7戦は海外で行われ、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットが会場となります。
岡山国際サーキット(岡山)
富士スピードウェイ(静岡)
オートポリス(大分)
SUGOインターナショナルレーシングコース(宮城)
鈴鹿サーキット(三重)
チャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)
ツインリンクもてぎ(栃木)
日程 | ラウンド | コース |
---|---|---|
2017年04月08〜09日 | Round1 | 岡山国際サーキット |
2017年05月03〜04日 | Round2 | 富士スピードウェイ |
2017年05月20〜21日 | Round3 | オートポリス |
2017年07月22〜23日 | Round4 | スポーツランドSUGO |
2017年08月05〜06日 | Round5 | 富士スピードウェイ |
2017年08月26〜27日 | Round6 | 鈴鹿サーキット |
2017年10月07〜08日 | Round7 | チャーン・インターナショナル・サーキット(タイ) |
2017年11月11〜12日 | Round8 | ツインリンクもてぎ |