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SUPER GT 500 第6戦 in 鈴鹿サーキット
2016年08月27日(土)

#15 Modulo(武藤/オリバー)がコースレコードで初ポールポジション獲得


  • 天候:
    晴れ

  • コースコンディション:
    ドライ

  • 気温:
    31℃(14時30分時点)

  • 路面温度:
    43℃(14時30分時点)

2016 オートバックス SUPER GT第6戦「第45回インターナショナル鈴鹿1000km」が8月27日(土)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットで開幕し、公式予選が行われました。

夏休みの最終週に開催されることもあり、鈴鹿サーキットには多くのモータースポーツファンが家族連れで来場しています。台風10号の影響で天候が心配されていましたが、予選日は快晴のもとで激しいタイムアタックが繰り広げられました。

午前中のフリー走行で唯一1分47秒台のトップタイムを記録し、#15 Drago Modulo NSX CONCEPT-GTは、午後の予選でも圧倒的な速さを見せました。

予選Q1でオリバー・ターベイ選手がコースレコードまであと0.008に迫るトップタイムを記録すると、Q2では武藤英紀選手がコースレコードを破る1分47秒456をマークし、Drago Modulo Honda Racingとして、2015年の創設以来初となるポールポジションを獲得しました。

予選Q1の上位8台で争われるQ2に3台のHonda勢が進出。ポールポジションの#15 Drago Modulo NSX CONCEPT-GTに加え、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTが5番手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTが6番手から、明日の決勝に臨みます。

明日28日(日)、午後0時30分に173周、約6時間の決勝レースがスタートします。

Driver / Project Leader Comments

オリバー・ターベイ選手

♯15 ドラゴ・モデューロ・ホンダ・レーシング

シーズンが始まる前からチームとHondaが協力してクルマのセットアップを煮詰めてきました。新しいエンジンは性能が向上しておりコントロール性も改善されているので、今朝の公式練習も順調で、マシンバランスの良さには自信を持っていました。
Q1を担当するのはこれが2回目だったので、予選前は少しプレッシャーを感じていましたが、アタックラップは満足できるもので、トップでQ1を通過できてとても嬉しいです。
明日の決勝レースでは優勝を目指します。

武藤英紀選手

♯15 ドラゴ・モデューロ・ホンダ・レーシング

シーズン序盤は苦しい戦いが続きましたが、Hondaのエンジンアップデートなどにより、ここまで競争力を強化することができました。その成果を今回ポールポジションという形で示すことができて本当に嬉しく思っています。
7月に鈴鹿で行われた合同テストの段階で、マシンが良い状態であることは確認していました。今日の予選Q1でトップタイムを記録したターベイ選手の「クルマの状態は万全だ」という言葉を信じて思いっきりアタックしました。
明日のレースも全力で挑みます。

野尻智紀選手

♯8 オートバックス・レーシング・チーム・アグリ

鈴鹿はHondaのホームコースなので、チームとしてはいつも以上に気合いを入れて予選に臨みました。
今日はまず僕自身がQ1を突破しなければいけないと強く思っていたので、それを実現して松浦選手にバトンを渡せて本当に良かったです。
明日の決勝は今日とはまた異なる難しさがあるので、万全な体制で臨むためにエンジニアたちとミーティングを重ねる予定です。
明日はミスの無いよう落ち着いてレースを戦って優勝を狙い、最低でも表彰台には上りたいです。

松浦孝亮選手

♯8 オートバックス・レーシング・チーム・アグリ

今シーズン、ようやくQ1を突破できました。
マシンのパフォーマンスが高いことは以前からわかっていましたが、タイミングが悪かったり不運が重なったりして、思うような結果を残せませんでした。今回の予選では自分たちの力を出し切りましたが、それでも15号車の速さは別格でした。素晴らしいマシンに仕上げたDrago Modulo Honda Racingと、コースレコードでポールを獲得した武藤選手には、素直に拍手を贈ります。
ただ、明日の決勝は今日の予選とはまた違った戦いになると思うので、気持ちを引き締めてレースに挑みます。絶対に表彰台には乗りたいですね。

塚越広大選手

♯17 ケーヒン・リアル・レーシング

公式練習の感触ではQ1を突破できるかどうか微妙な状況でしたが、その後マシンのセッティングを進め、Q1を突破できました。Q2を担当した小暮選手は、さらにポジションをふたつ上げて6番グリッドを獲得してくれました。
Honda勢は全般的に好調だったので、この結果は僕たちにとってもHondaにとっても良いものだと思います。
明日は天気が荒れそうなので、ミスをせずにしっかり戦い抜いて、ポイントを稼げるよう頑張ります。目標は表彰台です。

小暮卓史選手

♯17 ケーヒン・リアル・レーシング

今回は僕がQ2を担当しましたが、予選での走りは悪くありませんでした。期待した以上にマシンの感触が良かったので、もっと攻めることができたかもしれません。
決勝を見据えるとまだ改良する余地は残されているので、更にセッティングを煮詰めます。
明日の決勝は1000kmレースですが、長丁場の戦いと思わずに、スタートから最後の1周まで気を抜くことなく、スプリントレースのつもりで周回してベストを尽くします。

松本雅彦

Honda GT プロジェクトリーダー

鈴鹿で行われた合同テストでは、これまで進めてきたセットアップの方向性が正しいことを確認できたので、この段階で手応えを掴んでいました。菅生ラウンドで投入した新仕様のエンジンも今日の結果に貢献したと思っています。
明日は雨になる見通しなので、ポールポジションは間違いなく有利でしょう。それだけで勝てるほど1000kmレースは簡単ではなく、Honda陣営が一丸となり、状況を見極めながら采配を振るうことがポイントになりますが、明日は良いポジションでチェッカーを受けられると期待しています。

Result

順位No.マシンドライバータイム
115ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT武藤英紀/オリバー・ターベイ1'47.456
246S Road CRAFTSPORTS GT-R本山哲/高星明誠1'47.587
312カルソニック IMPUL GT-R安田裕信/J.P.デ・オリベイラ1'47.922
419WedsSport ADVAN RC F関口雄飛/国本雄資1'48.114
58ARTA NSX CONCEPT-GT松浦孝亮/野尻智紀1'48.191
617KEIHIN NSX CONCEPT-GT塚越広大/小暮卓史1'48.534
964Epson NSX CONCEPT-GT中嶋大祐/ベルトラン・バゲット1'48.679
13100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT山本尚貴/伊沢拓也1'49.150

Starting Grid

No.チーム/選手 グリッド番号
15ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤英紀/オリバー・ターベイ組)1番グリッド
8ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮/野尻智紀組)5番グリッド
17KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/小暮卓史組)6番グリッド
64Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)9番グリッド
100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)13番グリッド
  • タイムアタックの頃合いをはかる武藤英紀選手
  • Q2でコースレコードを叩き出した15号車
  • 予選の行方を見守る道上監督
  • PP獲得に湧くDrago Modulo Honda Racing
  • タイムアタックに向かうARTA NSX CONCEPT-GT
  • 果敢な走りで予選5番手を獲得した8号車
  • Q2に挑んだ松浦選手は5番手タイムをマーク
  • 激感エリアを颯爽と駆け抜ける#17 KEIHIN NSX
  • Q2に挑む小暮選手
  • コーナーを果敢に攻めるEpson NSX CONCEPT-GT
  • 13番手からポジションアップを目指す100号車

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