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SUPER GT 500 第6戦 in 鈴鹿サーキット
2016年08月28日(日)

#100 RAYBRIG NSX(山本/伊沢)が7位入賞


  • 天候:
    曇りのち雨

  • コースコンディション:
    ドライ

  • 気温:
    26℃(13時00分時点)

  • 路面温度:
    27℃(13時00分時点)

2016 オートバックス SUPER GT第6戦「第45回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースが8月28日(日)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットで行われました。

決勝日は、台風10号の影響による不安定な天候ながら、雨上がりの曇り空でスタートを迎えました。ハーフウェットからドライに変化するコースコンディションの中で決勝レースが始まり、午後6時過ぎのゴールまで一時的に強い雨が4回ほど降りましたが、GT500クラスのマシンは終始スリックタイヤを選択して走行を続けました。

決勝レースでのHonda勢は、想定よりも路面温度が上がらない中で、マシンとタイヤとのマッチングに苦しむ結果となりました。

ポールポジションからスタートした#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは、22周までトップを走行しましたが、ペースを保つことができずに6位前後を走行する展開となり、80周目に冷却系のトラブル発生により、ピットへ戻りレースを終えました。
Honda勢の最上位は#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTでした。4回目のピット作業でエンジンストールによるタイムロスがありましたが、その後7位まで挽回しました。#8 ARTA NSX CONCEPT-GTは9位、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTは雨脚が強くなった128周目のスプーンコーナー出口でスピンを喫した影響により10位、#64 Epson NSX CONCEPT-GTは11位でチェッカーフラッグを受けました。

次戦は海外ラウンドとなり、10月8日(土)、9日(日)にタイ・ブリーラム県にあるチャーン・インターナショナルサーキットにて第7戦が開催となります。

Driver / Project Leader Comments

山本尚貴選手

#100 チーム・クニミツ

昨日の予選では不運な部分もありましたが、マシンの速さには自信があったので、決勝では追い上げられると思っていました。
結果的に予選よりも良い順位でフィニッシュできましたが、レースでは小さなトラブルや、コース上のゴムがタイヤ表面にこびりつくピックアップの症状が起きたために、思うようにペースを上げられませんでした。この問題についてはHonda勢全体で対策を行い、予選で見せられている速さをきちんと決勝で出せるようにする必要があります。
残りの2戦では、来シーズンに向けて弾みをつけるためにも、上位で戦っていきたいです。

伊沢拓也選手

#100 チーム・クニミツ

予選では自身の走りに反省すべき点があったので、今日はそれを取り返したいと思っていましたが、予選に比べるとHonda勢は全般的に苦しい戦いを強いられ、悔しい結果に終わりました。
その中で、Honda陣営の中では最上位でフィニッシュできましたが、もう少しスピードが欲しかったというのが正直なところです。
タイヤチョイスは、スティントごとに狙い通りになった時と、そうでない時がありました。自身の走りにも改善の余地はあったと思うので、今回の結果を次戦に生かしていきたいと思います。

松本雅彦

Honda GTプロジェクトリーダー

悔しいのひと言に尽きるレースでした。
コース上のゴムかすをタイヤが拾うピックアップという現象でグリップが低下してしまい、思うような成績を残せませんでした。その原因は車体とタイヤのマッチングにありますが、今日は気温が下がった影響で症状が悪化しました。レースではミディアムタイヤとソフトタイヤの両方を試しましたが、ミディアムではペースが上がらず、ソフトはピックアップの症状がよりひどくなる傾向が見られました。
残り2戦ではこれらの症状を改善し、予選での速さを決勝の結果に結びつけられるよう、さらに努力を続けます。

Result

順位No.マシンドライバー周回数タイム/差
138ZENT CERUMO RC F立川祐路/石浦宏明1735:45'34.230
236au TOM'S RC F伊藤大輔/N.キャシディ1731.242
346S Road CRAFTSPORTS GT-R本山哲/高星明誠1731'15.104
46WAKO’S 4CR RC F大嶋和也/A.カルダレッリ1731'31.514
519WedsSport ADVAN RC F関口雄飛/国本雄資1731'48.254
61MOTUL AUTECH GT-R松田次生/R.クインタレッリ1721Lap
7100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT山本尚貴/伊沢拓也1721Lap
98ARTA NSX CONCEPT-GT松浦孝亮/野尻智紀1712Laps
1017KEIHIN NSX CONCEPT-GT塚越広大/小暮卓史1712Laps
1164Epson NSX CONCEPT-GT中嶋大祐/ベルトラン・バゲット1712Laps
-15ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT武藤英紀/オリバー・ターベイ8093Laps
  • 健闘を誓うHondaの八郷社長とドライバーたち
  • 八郷社長に激励を受ける#15 Mudulo NSXの選手
  • スターティンググリッドへ向かう#15 Mudulo NSX
  • レースをリードする#15 Mudulo NSX
  • 激しいトップ争いを演じる#15 Mudulo NSX
  • マシンの最終確認に余念が無い#100 RAYBRIG NSX
  • 7位でフィニッシュした#100 RAYBRIG NSX
  • 着実な走りで8位でレースを終えた#8 ARTA NSX
  • コースアウトするも10位完走の#17 KEIHIN NSX
  • 雨に翻弄されながら11位ゴールの#64 Epson NSX

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