天候悪化のためQ2以降の予選は日曜日へ
8月19日(土)、栃木県茂木町のツインリンクもてぎにて、2017 全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第4戦の予選が行われました。今回のレースでは、昨年のツインリンクもてぎラウンド同様、タイヤの2スペック制導入により、通常のレースで使用されているミディアムタイヤに加えて、より高グリップながら劣化が早く進むソフトスペックタイヤが追加され、戦略は広がることになりました。
午後3時、ノックアウト方式の予選が始まる直前、ツインリンクもてぎ上空には黒い雲が広がり、気温が急低下。コースの一部では雨が降り始めたものの、この時点ではコースの大部分はドライコンディションなので、各車ソフトスペックのタイヤを装着してコースインしました。
ところがウォームアップを終えてタイムアタックに入る頃、急に雨が強くなり、コースは急に濡れ始めました。この結果、早めにコースインしてタイムアタックした選手はタイムを出せましたが、遅れてコースインした選手はアタックの途中で路面がウェットコンディションになってしまい、タイムが出せないという状況に陥ってしまいました。
結局、参加19台が14台に絞られるQ1で、Honda勢は4番手タイムをマークした#64中嶋大祐選手(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング)、5番手の#15ピエール・ガスリー選手(チーム無限)ら6台がQ2に進出しました。しかしQ2開始直前、降雨と視界不良によりQ2及びQ3は20日(日)へ順延することが決まりました。Q2は20日(日)午前9時20分に始まる予定です。