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全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦 in スポーツランドSUGO
2016年09月25日(日)

#64 中嶋大祐選手が2位、#40 野尻智紀選手が3位表彰台を獲得


  • 天候:
    晴れ

  • コースコンディション:
    ドライ

  • 気温:
    27℃(15時00分時点)

  • 路面温度:
    34℃(15時00分時点)

2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦の決勝レースが宮城県柴田郡村田町にあるスポーツランドSUGOで開催されました。

25日(日)のスポーツランドSUGOは午後から快晴となり、15時で気温27度、路面温度34度まで上昇。9月末とは思えない暑さを感じるコンディションで68周の決勝レースがスタートしました。

決勝レースは19周目に他車のスピンによるセーフティーカーが導入される展開となりましたが、4番手からスタートした#64 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)が、ピットタイミングの良さと給油作業の速さを活かして2位に浮上。そのままポジションを守りきり、2013年の第7戦鈴鹿以来となる、自身2度目となる2位表彰台を獲得しました。
フロントロー2番手スタートの#40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も、背後から猛追するライバルを振り切り、昨年の第6戦SUGOラウンド以来4度目の表彰台を獲得しました。
#41 ストフェル・バンドーン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が6位、#34 小暮卓史選手(DRAGO CORSE)が7位でポイントを獲得しました。

2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権は次の鈴鹿ラウンドで最終戦を迎えます。
2レース制となる最終戦は10月29日(土)に予選が行われ、決勝日の30日(日)にRace1(19周/タイヤ交換義務なし)と、Race2(35周/タイヤ交換義務あり)が行われます。
各レースの優勝者には3点のボーナスポイントが加算されるため、最後まで激しいタイトル争いが繰り広げられることが期待されます。

Driver / Team Director / Project Leader Comments

中嶋大祐選手

♯64 ナカジマ・レーシング

ここ数年は思うようにいかないシーズンが続いていましたが、今年は開幕前のテストからマシンに速さがありました。しかし、シーズンに入ってからは、クルマの速さを成績に結びつけられない歯がゆいレースが続きました。そんな中、今日はようやく実力で表彰台に上れたので嬉しく思っています。
ただ、決勝では自分にとって有利なタイミングでセーフティカーランとなり、「今日勝たなくていつ勝つ」という展開になったのに、結果的に優勝したドライバーには全く歯が立たなかったことは本当に悔しく思っています。
最終戦は優勝を目標に挑みます。

野尻智紀選手

♯40 ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング

今日は久しぶりに大きなトラブルのないレースとなり、今季初の表彰台に上ることができました。
この結果については喜ぶべきなのかもしれませんが、昨日の予選では0.1秒ほどだったトップとの差が、決勝では毎周1秒近い差に広がったので、悔しさしかありません。
チームメイトのバンドーン選手はとても速いので、今年は彼のいいところを取り入れながら、予選などで良いパフォーマンスを発揮できるようになりました。
しかし、彼以外にも速いドライバーはたくさんいるので、切磋琢磨してさらに速くて強いドライバーになりたいと思います。

ストフェル・バンドーン選手

♯41 ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング

終始先行するドライバーを追いかけ続けるだけのレースになってしまいました。
前のクルマに接近するとグリップが急激に低下し、タイヤにダメージを与えてしまうので、オーバーテイクは難しい状況でした。単独で走ればもっとペースを上げられたと思います。今日はピットストップのタイミングもうまくいかず、自分にとって良いレースではありませんでした。
最終戦の鈴鹿大会を迎える前に、まず今日のレースを振り返り、次戦に向けた戦略を練っていきます。

小暮卓史選手

♯34 ドラゴ・コルセ

昨日の予選は調子が良いと感じていた中で13位と悔しい結果でしたが、決勝ではペースもよく、1台を追い抜けたことは良かったです。
ただ、このコースはオーバーテイクがとても難しく、その意味では昨日の予選結果で全てが決まってしまったとも思います。そのため、全体ではとても悔しいレースでした。
鈴鹿はすごく自信があるので、まずは予選で3位以内に入ることを目指します。それができれば、きっといい結果を残せるでしょう。

佐伯昌浩

Honda スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー

今日のレースはピットストップ戦略と、セーフティーカーが入るタイミングが、結果に大きく影響しました。
野尻選手はセーフティーカーが入った直後にピットストップを行うことができましたが、これはまさにチーム力の高さによるものだと思います。また、中嶋選手はチームの素早いピット作業のおかげで2番手に浮上できました。
2位・3位表彰台は獲得できたものの、トップとの差は大きく、その部分は悔しい思いがありますが、それ以外はHondaとして良い戦いができました。
次は最終戦なので、エンジンをしっかり使い切るべく、ギリギリまで攻めたエンジン・セッティングで挑みます。

Result

順位No.ドライバーマシン周回数タイム/差
120関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14681:22'26.480
264中嶋大祐GREEN TEC/NAKAJIMA SF146814.278
340野尻智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF146818.885
437中嶋一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF146819.331
536A.ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF146820.255
641ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF146823.101
734小暮卓史DRAGO CORSE SF146823.990
965ベルトラン・バゲットGREEN TEC/NAKAJIMA SF146828.182
1110塚越広大REAL SF146838.325
1311伊沢拓也REAL SF146842.194
1416山本尚貴TEAM 無限 SF146849.728
  • スタート直後の先陣争いをする19台のマシン
  • ブレーキング勝負で第1コーナーに飛び込む伊沢選手
  • 予選からの好調を維持した中嶋選手
  • 後続を引き離しにかかる中嶋選手
  • 2013年以来の表彰台を獲得した中嶋選手
  • ライバルの猛追をかわす野尻選手
  • S字コーナーを攻める野尻選手
  • 今季初の表彰台登壇を果たした野尻選手
  • 決勝に向けて乗り込み準備をするバンドーン選手
  • 第2コーナーを駆け下りるバンドーン選手
  • 終盤のホームストレートを駆け抜けるバンドーン選手
  • 13位スタートから7位フィニッシュを決めた小暮選手

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