降雨による路面状況の悪化により
決勝レースは8周で終了
#10 塚越広大選手が2位、#11 伊沢拓也選手が3位表彰台
2016 全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第2戦の決勝は、午後からの降雨による路面状況と視界の悪化のため、セーフティーカーによる8周の先導後に赤旗が掲示され、午後4時5分に決勝レースの終了が決定しました。
この結果、規定によりレースとしては成立することになりますが、予定周回数の75%を終えていないことから1位から8位までに通常の半分のポイントが与えられる結果となりました。
2016年全日本選手権スーパーフォーミュラ選手権シリーズの第3戦は、7月16日(土)、17日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催されます。
塚越広大選手
♯10 リアル・レーシング
セーフティーカーに先導されての走行でしたが、それでも2コーナーから先ではハイドロプレーニング現象が起こる状況でした。視界がまったく利かないことも含め、レースをするにはとてもリスクが高いコンディションだったため、中断の判断は正しかったと思いますが、ファンの皆さんにレースを最後まで見ていただけなかったことは残念です。
一方で開幕戦、第2戦と二戦連続でポイントを獲得できたことは嬉しく思っています。
今後も勝利を目指して頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
伊沢拓也選手
♯11 リアル・レーシング
昨年、REAL RACINGに移籍して以来、越選手と一緒に努力してきたことが昨日の予選に繋がり、二人揃ってQ3に進出できました。ただし、予選結果からもわかる通り、今シーズンのスーパーフォーミュラでは全ドライバーの実力が拮抗しており、各選手がしのぎを削る戦いが続いています。
今日は残念ながら悪天候により途中で終了となってしまいましたが、これからも良いレースをご覧いただけるよう頑張っていきますので、また是非、サーキットに遊びに来てください。今日は本当にありがとうございました。
佐伯昌浩
Honda スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー
今週末はREAL RACINGの二人が好調で、決勝でどんな成績を残すことができるかを確認したかったので、このような終わり方になったことは残念でした。ただし、雨脚が強かったので、レースを行っていればとても危険な状況でしたし、中止はやむを得なかったと思います。
サーキットにお越しいただいた皆さんには、雨の中、長い間お待たせして本当に申し訳ありませんでした。決勝で良いところをお見せしたかったので、レースが出来なかったことは残念ですが、これからも応援の程、どうぞよろしくお願いいたします。
順位 | No. | ドライバー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 石浦宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | 8 | 22'06.947 |
2 | 10 | 塚越広大 | REAL SF14 | 8 | 0.718 |
3 | 11 | 伊沢拓也 | REAL SF14 | 8 | 1.749 |
4 | 40 | 野尻智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | 8 | 2.525 |
5 | 16 | 山本尚貴 | TEAM 無限 SF14 | 8 | 3.841 |
6 | 2 | 国本雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | 8 | 5.408 |
7 | 64 | 中嶋大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | 8 | 6.442 |
12 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | 8 | 14.133 |
14 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | 8 | 17.676 |
15 | 34 | 小暮卓史 | DRAGO CORSE SF14 | 8 | 19.565 |
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