第13戦カタール大会は、26日、スーパーポール(SP)レースとレース2を行い、Moriwaki Althea Honda Teamのレオン・キャミアは、SPレースで13位、レース2で16位、清成龍一はSPレース16位、レース2を18位で終えました。最終戦、最終日に行われた2レースで同チームの2人はポイント獲得を果たすことはできませんでしたが、シーズンを通じてCBR1000RR SP2の改善に取り組み、来季に向けて大きな収穫を得ることができました。

10周で行われたSPレースは、まだ陽がある夕方に行われました。レース1で10位。ケガから復帰してから3戦連続でトップ10フィニッシュを果たしたキャミアは13番グリッドからSPレースに挑みました。オープニングラップは14番手。3周目にマーカス・リッターベルガー(BWM)をかわし13番手へ。その後はレアンドロ・メルカード(カワサキ)、トム・サイクス(BMW)を追撃する形で13位でフィニッシュしました。

続くレース2は14番グリッドから決勝に挑み、オープニングラップは13番手とまずまずのスタートを切りましたが、スタート前のセッティング変更がうまくいかず16番手までポジションを落としチェッカーを受けました。レース1は1分59秒台中盤で周回を重ねることができましたが、レース2は2分00秒台へとタイムを落としました。

レース1を14位でフィニッシュ。ポイント獲得した清成龍一も、レース2はポイント獲得を果たせませんでした。SPレースは、18番グリッドからオープニングラップ17番手へ、3周目に16番手に浮上してチェッカーを受けました。レース2は、18番グリッドからオープニングラップ14番手へとポジションを上げましたが、コーナーリングとコーナー出口でスピードを乗せられずポジションダウン。最終的に18位でチェッカーを受けました。

清成もレース1は2分00秒台でラップを刻みましたが、レース2は2分00秒台から01秒台へとややペースを落とし苦戦しました。

キャミアは今季、ケガで決勝を欠場した第5戦イタリア・イモラ大会から第10戦ポルトガル大会までの6レースを欠場しました。そのため思うような結果は残せませんでしたが、7位を最高位に総合17位でシーズンを終えました。清成龍一は11位を最高位に総合19位。清成もケガを抱えて後半戦を戦いましたが、最後までベストをつくしました。