Round03アラゴンアラゴン

2019年04月07日(日)・決勝 レース2

モーターランド・アラゴン

天候:晴れ

気温:スーパーポールレース(10℃)
   レース2(13℃)

コースコンディション:ドライ

観客数:6日(8902人)7日(1万19人)3日間合計(2万3325人)

第3戦 アラゴン

キャミア13位、清成14位で両選手ともにポイント獲得

第3戦スペイン・アラゴン大会は、7日、今年から新たに始まった「スーパーポール(SP)レース」」と「レース2」が行われました。レース1が行われた前日に続き、アラゴンは青空が広がりましたが、最高気温13℃と強く冷たい風が吹き付ける厳しいコンディションとなりました。その中で14番グリッドから決勝レースに挑んだレオン・キャミア(Moriwaki Althea Honda Team)は、SPレースで12位。10周で行われるSPレースは9位までがポイント獲得となるため、このレースではポイント獲得は果たせませんでしたが、続くレース2では13位でフィニッシュしてポイント獲得を果たしました。

レース2でポイントを獲得したキャミアは、SPレースでは、前日のレース1同様、マルコ・メランドリ(ヤマハ)とし烈なバトルを繰り広げ、目まぐるしくポジションを入れ替えました。レース1では、メランドリの追撃を振りきって11位でフィニッシュしましたが、SPレースではメランドリに終盤かわされ13位。キャミアにとって悔しい内容になりました。しかし、10℃という寒さの中で1分51秒台のベストタイムをマーク、そして同52秒台で連続して周回をこなし、前日より前進したことをデータで証明しました。13℃とやや気温が上昇したレース2でも1分51秒台のベストタイムをマーク、同52秒台で連続走行をこなし、結果は13位でしたが、11位でフィニッシュした前日のレース1より2秒レースタイムを短縮、次戦につながる結果を残しました。

17番グリッドから決勝に挑んだチームメートの清成龍一は、SPレースを13位でフィニッシュ。ポイント獲得は果たせませんでしたが、レース1のベストタイム1分52秒927を更新して一歩前進、続くレース2でもタイムを更新して14位でチェッカーを受けました。清成は、SPレース、レース2ともに単独走行となりましたが、粘り強い走りで前日のレース1に続きレース2でもポイント獲得しました。

キャミア、清成ともに、3戦を終えてCBR1000RR SP2のパフォーマンスを十分に発揮しているとはいえませんが、両選手ともに今季初めて両レースでポイントを獲得、多くのデータ収集に成功しました。

スーパーバイク世界選手権は2週連続開催となり、第4戦オランダ大会が今月13日と14日にアッセンで開催されます。

コメント

レオン・キャミア(SPレース/12位、レース2/13位)レオン・キャミア
「今日のペースとラップタイムは、昨日よりいいものでした。しかし、ほかのライダーたちがもっと前進していたため、彼らとあまりバトルすることができませんでした。タイでケガをした右足は、思っていたほどレースに支障はありませんでした。今大会は重要な情報をたくさん集めることができました。それが今後のセットアップや結果に役立つことを願っています」

清成龍一(SPレース/13位、レース2/14位)清成龍一
「今日の結果にはあまり反映されませんでしたが、マシンのセットアップは昨日よりよくなりました。SPレースは、マシンのフィーリングがよくなり、安定してラップを刻むことができました。レース2に向けてさらにセッティングを調整しましたが、残念ながらうまくいきませんでした。今回は失敗しましたが、前進するために一生懸命取り組んでいます。常にトライする価値はあると思いながら取り組んでいます。来週はオランダでレースがあります。引き続きベストを尽くします」

リザルト

スーパーポール・レース

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
119A.バウティスタ ドゥカティ1018'25.853
21J.レイカワサキ10+5.791
322A.ローズヤマハ10+5.906
47C.デイビスドゥカティ10+6.052
566T.サイクスBMW10+9.217
650E.ラバティドゥカティ10+9.921
791L.ハスラムカワサキ10+10.221
122レオン・キャミアHonda10+21.149
1323清成龍一 Honda10+27.041
1452アレッサンドロ・デルビアンコHonda10+43.317

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
119A.バウティスタ ドゥカティ1833'16.448
21J.レイカワサキ18+6.867
37C.デイビスドゥカティ18+7.127
491L.ハスラムカワサキ18+7.581
522A.ローズヤマハ18+11.549
650E.ラバティドゥカティ18+16.797
781J.トーレス カワサキ18+17.825
132レオン・キャミアHonda18+35.177
1423清成龍一 Honda18+1'01.477
RT52アレッサンドロ・デルビアンコHonda10+8Laps

ポイントランキング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1A.バウティスタ ドゥカティ186
2J.レイカワサキ147
3A.ローズヤマハ100
4M.ファン・デル・マークヤマハ79
5L.ハスラムカワサキ74
6M.メランドリヤマハ63
14レオン・キャミアHonda17
17清成龍一 Honda9
18アレッサンドロ・デルビアンコHonda3

マニュファクチャラー

順位 マシン 総合ポイント
1ドゥカティ186
2カワサキ147
3ヤマハ105
4BMW45
5Honda21

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