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2007 SUZUKA 8HOURS
鈴鹿8耐・2007年Honda参戦体制
2007 QMMF FIM 世界耐久選手権シリーズ第3戦
“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第30回記念大会
Honda ワークスチーム ライダー体制の変更について

2007年7月25日

Honda は、7月29日(日曜日)に三重県・鈴鹿サーキットにて決勝レースが行われる2007 QMMF FIM 世界耐久選手権シリーズ第3戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下 鈴鹿8耐)に、ワークスチーム「TEAM HRC」として、JSB1000仕様のマシンHonda CBR1000RRWを使用し、2台体制で優勝を目指して参戦いたしますが、出場するワークスチームライダーの組み合わせを当初発表から以下のように変更いたしました。

ゼッケン33番の「TEAM HRC 33」のライダーは、岡田 忠之とカルロス・チェカを起用する体制に変更し、リザーブライダーはジョナサン・レイといたします。ゼッケン11番の「TEAM HRC 11」のライダーには変更はなく、清成龍一とジェームス・トーズランドが参戦いたします。

当初「TEAM HRC 33」のライダーは、カルロス・チェカとジョナサン・レイの組み合わせで、リザーブライダーには手島雄介を起用する予定でしたが、事前テストの結果やHondaのサテライトチームからの手島選手のライダー起用要請を受け、上記の体制に変更いたしました。

#11 清成龍一&ジェームス・トーズランド組 CBR1000RRW

清成龍一(埼玉県24歳)は、昨年の英国スーパーバイク選手権(BSB)で念願のシリーズチャンピオンを獲得。今年も同選手権に出場中で、第9戦(7月22日開催)終了時点でポイントランキングトップと好調なライディングを続けています。鈴鹿8耐の戦績は、2005年に宇川徹とコンビを組み、自身として念願の初優勝を達成。昨年の鈴鹿8耐では、玉田誠とコンビを組み5位に入賞。今年は、鈴鹿8耐の前哨戦と言える鈴鹿300km耐久ロードレースに、BSBの僚友ジョナサン・レイと組み、他を圧倒した走りで優勝を飾り、鈴鹿8耐への仕上がりの良さをアピールしました。

ジェームス・トーズランド(James Toseland イギリス26歳)は、スーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦しており、昨年はCBR1000RRを駆りシリーズランキング2位を獲得。今年は、第9戦(7月22日開催)終了時点でポイントランキングトップの好位置につけています。CBR1000RRのポテンシャルを引き出す才能を有しており、初めて挑む鈴鹿8耐での活躍が期待されています。

#33 岡田忠之&カルロス・チェカ組(リザーブライダー:ジョナサン・レイ) CBR1000RRW

岡田忠之(茨城県40歳)は、過去に鈴鹿8耐で2回の優勝を誇るベテランライダーで、現在HRC((株)ホンダ・レーシング)のテストライダーとしてワークスマシンの開発を手掛けており、ライディングテクニックの高さに加えマシンを熟知した豊富な経験は、チームにとっても貴重な存在です。8耐の事前テストにおいても抜群の速さを発揮し、自身の鈴鹿8耐3勝目を目指します。

カルロス・チェカ(Carlos Checa スペイン34歳)は、ロードレース世界選手権(WGP)に長年参戦しているベテランライダーで、今年はHonda RC212VでMotoGPクラスに参戦しています。第2戦では6位に入賞するなどトップクラスの速さも見せています。マシンを操る高度なテクニックや豊富なWGPの経験に裏付けられた過酷なレースの戦い方を熟知しており、鈴鹿8耐での活躍が期待されます。

リザーブライダー登録のジョナサン・レイ(Jonathan Rea イギリス20歳)は、清成龍一とともに英国スーパーバイク選手権(BSB)に出場している若手のライダーで、今年のBSB第6戦(6月17日開催)では自身初優勝を飾り、続く第7戦(7月1日開催)ではレース1、レース2ともに優勝を飾りました。第9戦終了時点のポイントランキングは2位の好位置につけています。今年の鈴鹿300km耐久ロードレースには、BSBの僚友清成龍一と組み、目まぐるしく変わるコースコンディションにおいて対応能力の高さを発揮し、チームを優勝に導きました。

山野一彦 HRC 8耐プロジェクトリーダーのコメント

「7月25日の8耐選手受付にあたり、これまでのテストの結果を検討した結果、ライダーの組み合わせを一部変更することにしました。これまでリザーブライダーとしてチームに参加していた手島選手は、昨年優勝したF.C.C. TSR ZIP-FM Racing Teamからエントリーすることになりました。同じHondaマシンのファミリーではありますが、決勝レースでは我々のライバルチームの一つになります。お互いの健闘を祈りたいと思います。レイ選手ですが、登録上は33号車のリザーブライダーですが、2台のTEAM HRCのリザーブライダーとしての位置づけです。ここまでのテスト結果は満足行くものですが、最後まで気は抜けません。今週の日曜日に最高の結果を出せるよう、最後までライダー、スタッフと一緒に頑張ります」

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