ライダー&チームのコメント
#11 ジェームス・トーズランド(TEAM HRC 11)
「今回で2回目のテストだったが、雨に見舞われたため、ドライコンディションでのテスト不足は否めないが、CBR1000RRWの特性やミシュランタイヤのハイグリップにも満足しているし、チームスタッフが非常にがんばってくれているのでとてもうれしく思っている。レースの合間をぬってでもテストに参加してよかった。8耐はWSBとは違ってワークス体制でレースに臨めるうえに、このレースがHondaにとって重要なレースであるということは承知しているので、結果を残せるようにがんばりたい。自分にとって耐久レースは初めての経験なので、2週間後のレースがとても楽しみだ。日本のファンにも覚えてもらえるよう、すばらしい走りを披露したい」
#33 手島雄介(TEAM HRC 33)
「この2日間はあいにくの雨でしたが、8耐本番で使うことになるであろうレインタイヤのテストを十分にこなすことができたと思います。こういったテストにおいても、少しずつ自分の課題を克服するべく、ドライコンディションにも共通する点でのスキルアップを意識して走行しています。次回、19日のテストでは、今日得られたよかった点を生かしてテストに尽力したいと思います。決勝までのテストは残り1日となりましたが、いいテスト結果を残すことで、リザーブライダーにしておくにはもったいないと思ってもらえるようがんばります。当然ですが、チームの勝利のためにレース本番で乗ることになれば、100%の力を発揮できるための準備はできていますし、全力を尽くしたいと思います」
山野一彦 HRC 8耐プロジェクトリーダー 「今回参加したトーズランド選手は、雨の中でのテストに限られたものの、走り始めからポテンシャルの高さを証明してくれました。限りある時間の中で、最大限に集中して自分の実力を証明しようとしてくれた彼の姿勢は、チーム員にとってもいい刺激となったように思います。どちらのチームに関しても、これまですべての項目を順調に推進しており、ここからは、最終調整に入っていきます。それぞれ各人が勝つために何をやればよいのか理解を深めているので、決勝日は万全の体制で臨めるはずです。本番に向けて全員がおごることなく、今までの努力を無駄にしないようにがんばります」
松原輝明 「TEAM HRC 11」監督
「トーズランド選手とは2回目のテストとなりましたが、ウエットコンディションでも高いポテンシャルを発揮してくれているので、ドライコンディションではほとんどテストできていませんが、大きな心配は無いと考えています。本人もマシンの仕上がりとセットアップには満足してくれているので、本番がどんなコンディションであっても問題無いでしょう。レースも近づき、チームの士気も高まってきています。動きもスムーズになってきましたが、慣れからくるミスが出ないよう、気を引き締めていきたいと思います。来週のテストでマシンの最終確認をして、完ぺきな状態に仕上げられるよう、チーム全体でがんばります。また、これまでも全力でがんばってくれているチームスタッフ全員に感謝したいと思います」
山路敏幸 「TEAM HRC 33」監督
「本番前に行う3回のテストのうち2回を終えて、本番でも想定されるウエットコンディションでのマシンセットアップとタイヤテストは、かなり高いレベルで行うことができました。最終テストとなる来週(19日)は、ピットワークの最終確認、マシン機能の最終確認を行います。どのようなコンディションであっても、チームにとって、大きな心配要素がないよう確実に消化したいと考えています。手島選手をはじめ、チームのメカニックやスタッフ全員が全力でがんばってくれているので、最高の結果が得られるよう最後まで一致団結してがんばります」
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