イタリアGPが始まりました。鳥羽海渡は23番手、ロードレース世界選手権 Moto3クラスに初めて参戦するゲリー・サリムは26番手で初日を終えました。明日、我々の2人のライダーにとっては、まだまだ伸びしろのある一日になるでしょう。
鳥羽海渡(23番手)
「今日は少し難しい一日になってしまいました。私自身のフィーリングがよくなくて、またコーナーでのフロントの動きに自信が持てませんでした。明日の朝のセッションでは、違うセッティングを試してみて、この問題の解決に取り組みます。FP3では今日よりもいいタイムを出せると思います」
ゲリー・サリム(26番手)
「FP1では、世界選手権で走るほかのライダーたちから、どんな感じで強くブレーキングしているのかを学びました。FP2では、自分のバイクに自信を持つため、改良に取り組みました。明日のFP3と予選では、もっと進歩していると思います。FP1からFP2にかけて、1秒のタイム短縮の進化がありました。まだ限界まで攻めていません。明日はもっとプッシュして、ステップバイステップでがんばります」
青山博一|チーム監督
「今日は、異なる問題を抱えてしまいました。鳥羽選手ですが、フロント周りのセットアップに自信が持てず、明日に向けて改善が必要です。明日は今日の2回のセッションで発生したフロントの問題を解決してフィーリングを取り戻す必要があります。彼自身についてもムジェロ・サーキット攻略のため、ベストの走行ラインを見つけ出す必要があります。小椋選手に代わって今回のレースに参戦しているサリム選手ですが、初めての世界選手権でのレースですが、素早くバイクになじんでいて、驚きました。もちろん、彼はまだマシンやコースについて学ばなくてはいけませんが、彼についてはとても上々の出だしとなりました」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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23 | 27 | 鳥羽海渡 | Honda Team Asia | 1'58.853 |
26 | 31 | ゲリー・サリム | Honda Team Asia | 1'59.015 |