Moto3

Round06第6戦 イタリアGPイタリアGP

2019.06.02(日)・決勝

ムジェロ・サーキット
路面:ドライ
気温:26℃
路面温度:42℃

第6戦 イタリアGP

サリムが入賞圏内にわずかに届かず、16位完走

イタリアGPの決勝が終わりました。鳥羽海渡はレース序盤にポジションを落としてしまい、ばん回途中に転倒し、残念ながらリタイアとなりました。ゲリー・サリムはインドネシア人としてMoto3クラスで初めてのポイント獲得まであと一歩という見事な走りをみせ、16位完走という成績を収めることができました。

コメント

ゲリー・サリム(16位)
ゲリー・サリム 「ファンタスティックな結果でレースを終えることができました。昨日の走行のあと、チーフメカニックと走行データを解析してまだまだ改善の余地があると分かりました。レースのスタートは、世界選手権で走るMoto3クラスのライダーたちがスタート直後から限界まで攻めて走るので、その中でうまく走れるか心配でした。転倒してリタイアしないことを第一に走ろうと心掛けました。総合で12位のベストラップタイムと完走して16位という結果でレースを終えることができました。HondaとHonda Team Asiaが与えてくれたこの機会を十分に楽しむことができました」

鳥羽海渡(リタイア)
鳥羽海渡 「ポイントを獲得できない2回目のレースとなり、最悪の結果となってしまいました。チャンピオンシップポイントでも後退してしまいました。レース序盤、自分のベストの走行ラインを走ることができず、前を走るバイクを追い抜けず、逆に簡単に抜かれてしまいました。レース中盤にはなんとか上位集団に追いついたのですが、転倒してしまいました。もう今日は何も言うことがありません。次戦はカタルニアでのレースになりますが、先日のテストでとてもいい感じでバイクに乗ることができたので、今回の失敗をばん回して、優勝できるようにがんばります」

青山博一|チーム監督
「鳥羽選手は、しっかりとトレーニングを積み、ここムジェロに来ましたので、とても期待をしていました。レースでは序盤、うまく走ることができず、第2グループの中で周回を重ねることとなってしまいました。序盤から積極的に上位集団で走れるようになる必要があります。結果的に、小さなミスを犯してしまい、望まない転倒でリタイアをしてしまいました。ゲリー選手は今回、ケガで欠場となってしまった小椋選手の代わりに参戦しましたが、初めての世界選手権でのレースにも関わらず、しっかりと仕事をこなし、インドネシア人ライダーとしてMoto3クラスで初めてのポイント獲得まであと一歩という走りを見せてくれました」

リザルト

順位 No. ライダー チーム タイム
16 31 ゲリー・サリム Honda Team Asia 39'56.619
RT 27 鳥羽海渡 Honda Team Asia 31'35.755

ポイントランキング

順位 No. ライダー 総合ポイント
7 27 鳥羽海渡 51
27 31 ゲリー・サリム 0

ランキング詳細

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