カタールGPの初日、コースを照らす照明のもと、ソムキアット・チャントラ、アンディ・ファリド・イズディハールの両選手は夜間プラクティス走行を行い、日曜日のレースに向けて経験を積みました。
ソムキアット・チャントラ(18番手)
「カタールGP初日、しっかりと走行できたと思います。FP1の走行ではいくつかの問題があったのですが、FP2では解決することができました。ラップタイムもよくなりましたが、トップとは、まだ0.8秒の差があります。また1秒の中に18人のライダーがひしめく大混戦です。明日の走行でも、引き続き、前のライダーたちとのギャップを縮めることができるように改善を続けます」
アンディ・ファリド・イズディハール(29番手)
「事前テスト同様、同じ方向で仕事を行い、FP1ではいいフィーリングを得ることができました。5年前に経験があり、初体験ではなかったのですが、FP2では薄暮の中、照明下での走行となりました。走り始めは日中の走行と比べて、調整が必要でした。フィーリングは完ぺきではありません。明日の走行でいくつかのセッティングを試します。FP3、QFに向けて集中します」
青山博一 | チーム監督
「今日、我々のライダーたちは、テストとは異なる状況下で走行し、夜間の走行についての経験を積むこととなりました。彼らは、日中の走行と比べて、夜間のコースの見え方により、ブレーキングポイントでミスを犯してしまうということを私にコメントしていました。これはどうしようもありませんので、彼ら自身がこの状況に慣れる必要があります。このような不慣れな状況の中でしたが、チャントラ選手は午前の走行と比べ、午後の走行では改善を見せ、1分59秒2というとても速いタイムを刻むことができました。一方、アンディ選手は夜間走行の感覚の違いに悩んでしまい、改善を見せることができませんでした。ただ、タイムをロスしている点については分かっているので、改善を示すため、このデータをしっかりと解析して明日の走行に備えます」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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18 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'59.290 |
29 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 2'01.082 |