いくつかかの小さなミスがあり、結果につなげることができませんでしたが、ソムキャット・チャントラは明日のレースに期待を抱かせるすばらしい走りをみせました。ディマス・エッキー・プラタマは、計画どおりの周回をこなし、ラップタイムも大きく改善しました。
ソムキャット・チャントラ(13番手)
「難しい予選でした。5コーナーでフロントタイヤのグリップをなくして、転倒しかけたのですが何とかもちこたえました。完璧に走り切れたラップがなく、どこかで小さなミスを犯してしまいました。気持ちが先走りすぎて、結果に結びつかず、ちょっと残念です。明日の母国でのレースでは、最善を尽くして走り、いいレースにしたいです」
ディマス・エッキー・プラタマ(29番手)
「昨日に続いてフィーリングを取り戻すために走りました。3カ月の間、サーキットから離れていて、今重要なことはライディングスタイルを改善して、それに順応することです。1分36秒台のグループに入りたかったのですが、1分37.1のタイムは悪くないと思います。走行後にデータを解析して、どこでタイムをロスしているのかも分かりました。明日は、ベストの走りをして完走することが目標です。私を支えてくれているチーム、スタッフに感謝します」
青山 博一 | チーム監督
「ブリーラムでの2日目、我々の2人のライダーにとっては容易な一日ではありませんでしたが、ともにラップタイムを更新することができました。チャントラ選手は単独走でも1分35秒台でコンスタントに走れており、このタイムはとても速いです。このコースを最も知るライダーの1人だと思います。予選の順位はふるいませんでしたが、明日はトップ5に入る走りをみせてくれると思います。ディマス選手は走行を重ねるごとに自信を取り戻し、バイクに対するフィーリングもよくなっています。Q1でも改善をみせましたが、まだ少し時間が必要です。一番大事なことはレース中でフィーリングを取り戻すことです。明日も天気については不明な部分が多いですが、我々のライダーはすばらしいレースをみせてくれるでしょう」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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13 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'35.935 |
29 | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'37.109 |