ルマンの混沌としたレースでディマス・エッキー・プラタマ、ソムキャット・チャントラともにリタイアとなりました。路面温度が低く、とても難しいレースとなってしまいました。チャントラは、ポイントを狙えるほど、リズムよく走れていました。ディマスもラップごとに進歩をみせていましたが、残念な結果に終わってしまいました。
ディマス・エッキー・プラタマ(リタイア)
「今日は、路面の温度も低かったので、コンスタントにリズムよく、すべてのラップで進歩できることを心がけ、またリスクを冒さないようにレースに臨みました。ラスト4ラップという時点で、コーナー進入時に避けることができない転倒をしてしまい、完走することができませんでした。20位以内でのゴールが見えていましたので、とても残念です」
ソムキャット・チャントラ(リタイア)
「コースの路面状況が悪く、タイヤのグリップ感覚があまり持てませんでした。序盤のラップでは注意深く、無理をしないように走りました。9ラップ目、前のラップまでと同じように、同じスピードで進入したのですが、前後タイヤのグリップを失い、グリップが回復した途端にハイサイドとなって転倒してしまいました。転倒の影響で、足をケガしてしまいましたが、明日、病院で検査を受けます」
青山博一|チーム監督
「天候はレースがスタートする時点でとても気温が下がり、寒かったです。我々は2種類のタイヤを試したのですが、軟らかいタイヤはパフォーマンスはよかったのですが、レース終盤まで持たないだろうと判断し、今回はハードタイヤを選択しました。チャントラ選手は、スタートを失敗して、大きく順位を落としてしまいました。彼は、前を走るグループを捕まえることができたのですが、9ラップ目に転倒してしまいました。ディマス選手は、毎ラップ、タイムを更新する走りをみせましたが、21ラップ目に転倒してしまい、完走することができませんでした。レースではたくさんのライダーが転倒し、ディマス選手やチャントラ選手のようなルーキーライダーには厳しいコンディションでした。次戦ムジェロでは、気持ちも新たにがんばります」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム/差 |
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RT | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | +4Laps |
RT | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | +17Laps |