だから、N-BOXは走りがちがう!

N-BOXはずっと
ロングホイールベース

2011年の登場以来、3代目となる現行モデルまで
ロングホイールベースを採用しつづけるN-BOX。
その理由は、広い室内空間の確保はもとより、
高い走行安定性を実現するのに有利だから。
たとえ軽であっても走りにはこだわりたい。
Hondaのクルマづくりの姿勢は、
N-BOXにもしっかり息づいています。

ホイールベースと走行安定性の関係

ホイールベース N-BOXは軽最長*の2,520mm *2024年 1~12月国内軽自動車新規届出車 Honda調べ

静止している物体を回転させようとした場合、質量が同じでも、その質量が回転軸から離れている距離によって、加速度が変わります。この「回転しにくさ」を「慣性モーメント」と言います。
クルマの場合、ホイールベースを長く=重心からのタイヤの距離を長く設定することで、この「慣性モーメント」を大きくできます。つまり、走行中に外乱によって生まれる、ピッチング(縦揺れ)、ヨーイング(横揺れ)、ローリング(回転)など直進性を乱す要素を抑え、走行安定性を高くすることができるのです。

例えば電車に乗っているとき。左右の足を閉じて立っているより、開いているときの方が安定しているのをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

センタータンクレイアウトで実現した
低重心設計も安定した走りに貢献

N-BOXをはじめとする、
Hondaの軽自動車Nシリーズは、
ロングホイールベースに加えて、Hondaの独自技術
「センタータンクレイアウト」を採用しています。
燃料タンクを車体中央に配置することにより、
室内空間の拡大に加えて
低重心設計を実現。
安定感のある走りが可能になりました。

低重心
低重心

センタータンクレイアウトで低重心化

「走る、曲がる、止まる」を
さらに追求

走行性能にさらなる磨きをかけた3代目N-BOX。
乗ってみて、運転してみて分かる性能の理由を解説します。

よく「走る」

直進安定性を向上させることで
進路のふらつきを低減


工場出荷時のアライメントを適正化しました。

乗車走行時に、
進行方向に対してタイヤが正対するように、
工場出荷時のタイヤの角度や位置関係を適正化し、
直進安定性を向上させました。
路面の凹凸などによる進路のふらつきや、
横風の影響などによる左右のふらつきが減少し、
とくに高速走行時は走行の安定性が
大きく向上しています。

2代目
3代目

走行時、クルマの進行
方向に対して
タイヤの向きが正対
するように
最適化しました。

ヨーレート(進路のふらつき)
横G(左右のふらつき)

サスペンション締結を適正化しました。

フロント/リアともにサスペンションの締め付け方法を
適正化し、ブッシュねじり角を低減しました。
大きな段差はもちろん、細かい路面のうねりや、
ざらつきのある場面でも
サスペンションがきちんと機能することで、
さらなる乗心地のよさを実現しました。

青丸箇所の締め付け方法を
見直しました。

フロントサスペンション
リアサスペンション

よく「曲がる」

より自然で安心感ある
ステアリングフィールを。


電動パワーステアリングの
舵角速度フィードバック制御

予測によって行っていた転舵速度の
検出を舵角センサーで実測した
舵角速度を
用いることで、
制御精度を高め安心感・操作性を
向上させました。

高速走行でのステアリングのすわりの向上と
切り返し時の路面インフォメーションの
取得しやすさに貢献しています。

モーターにかかる負荷から転舵速度を予測

2代目まで

舵角センサーの実測値を使用

3代目 N-BOX

よく「止まる」

リニアなブレーキフィールは
もちろん、
姿勢変化を抑えることで
安心して止まれるよう配慮。
またCVT制御による
スムーズな加減速で
扱いやすさも高めています。


揺れを抑え、気持ちよく過ごしてもらいたい。

加速時に車体前方部が浮き上がるノーズリフト、
逆に減速時に沈み込むノーズダイブが起きにくく、
走行時の車両の揺れを抑え、
気持ちよく扱える時間を増やしました。

ショートホイールベース

ノーズリフト/ダイブの変化量が大きく、
加速/減速時の揺れが大きい。

ロングホイールベース

ノーズリフト/ダイブの変化量を抑える事ができ、
快適で安心感のある運転が可能。


CVT制御

エンジンからタイヤに伝わる力を自在に変えて、
滑らかな走りと優れた燃費を追求。
様々なシーンで運転のしやすさをサポートします。

降坂路:エンジンブレーキ
どんどん速度が上がる不安を解消
一般路:再加速
減速してからの再加速がスムーズ
ワインディング:コーナー出口で加速
エンジン回転が落ちず応答が良い

見て、乗って、体感!
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  • 掲載の写真やイラストには、機能説明のための作動イメージが含まれます。
  • 各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
  • 仕様ならびに装備は予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
  • 各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。