
N-BOXはずっと
ロングホイールベース
2011年の登場以来、3代目となる現行モデルまで
ロングホイールベースを採用しつづけるN-BOX。
その理由は、広い室内空間の確保はもとより、
高い走行安定性を実現するのに有利だから。
たとえ軽であっても走りにはこだわりたい。
Hondaのクルマづくりの姿勢は、
N-BOXにもしっかり息づいています。

ホイールベースと走行安定性の関係


静止している物体を回転させようとした場合、質量が同じでも、その質量が回転軸から離れている距離によって、加速度が変わります。この「回転しにくさ」を「慣性モーメント」と言います。
クルマの場合、ホイールベースを長く=重心からのタイヤの距離を長く設定することで、この「慣性モーメント」を大きくできます。つまり、走行中に外乱によって生まれる、ピッチング(縦揺れ)、ヨーイング(横揺れ)、ローリング(回転)など直進性を乱す要素を抑え、走行安定性を高くすることができるのです。
例えば電車に乗っているとき。左右の足を閉じて立っているより、開いているときの方が安定しているのをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。







センタータンクレイアウトで実現した
低重心設計も安定した走りに貢献
N-BOXをはじめとする、
Hondaの軽自動車Nシリーズは、
ロングホイールベースに加えて、Hondaの独自技術
「センタータンクレイアウト」を採用しています。
燃料タンクを車体中央に配置することにより、
室内空間の拡大に加えて
低重心設計を実現。
安定感のある走りが可能になりました。





センタータンクレイアウトで低重心化
「走る、曲がる、止まる」を
さらに追求
走行性能にさらなる磨きをかけた3代目N-BOX。
乗ってみて、運転してみて分かる性能の理由を解説します。

よく「走る」
直進安定性を向上させることで
進路のふらつきを低減
工場出荷時のアライメントを適正化しました。
乗車走行時に、
進行方向に対してタイヤが正対するように、
工場出荷時のタイヤの角度や位置関係を適正化し、
直進安定性を向上させました。
路面の凹凸などによる進路のふらつきや、
横風の影響などによる左右のふらつきが減少し、
とくに高速走行時は走行の安定性が
大きく向上しています。


走行時、クルマの進行
方向に対して
タイヤの向きが正対
するように
最適化しました。


サスペンション締結を適正化しました。
フロント/リアともにサスペンションの締め付け方法を
適正化し、ブッシュねじり角を低減しました。
大きな段差はもちろん、細かい路面のうねりや、
ざらつきのある場面でも
サスペンションがきちんと機能することで、
さらなる乗心地のよさを実現しました。
青丸箇所の締め付け方法を
見直しました。



よく「曲がる」
より自然で安心感ある
ステアリングフィールを。
電動パワーステアリングの
舵角速度フィードバック制御
予測によって行っていた転舵速度の
検出を舵角センサーで実測した
舵角速度を
用いることで、
制御精度を高め安心感・操作性を
向上させました。
高速走行でのステアリングのすわりの向上と
切り返し時の路面インフォメーションの
取得しやすさに貢献しています。

モーターにかかる負荷から転舵速度を予測

舵角センサーの実測値を使用


よく「止まる」
リニアなブレーキフィールは
もちろん、
姿勢変化を抑えることで
安心して止まれるよう配慮。
またCVT制御による
スムーズな加減速で
扱いやすさも高めています。
揺れを抑え、気持ちよく過ごしてもらいたい。
加速時に車体前方部が浮き上がるノーズリフト、
逆に減速時に沈み込むノーズダイブが起きにくく、
走行時の車両の揺れを抑え、
気持ちよく扱える時間を増やしました。

ショートホイールベース
ノーズリフト/ダイブの変化量が大きく、
加速/減速時の揺れが大きい。

ロングホイールベース
ノーズリフト/ダイブの変化量を抑える事ができ、
快適で安心感のある運転が可能。
CVT制御
エンジンからタイヤに伝わる力を自在に変えて、
滑らかな走りと優れた燃費を追求。
様々なシーンで運転のしやすさをサポートします。

どんどん速度が上がる不安を解消

減速してからの再加速がスムーズ

エンジン回転が落ちず応答が良い
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