Nヒストリー

とにかくいい生活をつくりたい。
それは、50年前から変わりません。

クルマがあると、生活が豊かになる。クルマがあれば、もっと遠くへ行ける。もっとみんなで過ごす機会が増える。ひとりで考えごとをする場所もできる。生活を楽しむため、あるいは便利さを求めて ——
クルマに求める価値は人それぞれ違うけれど、共通するのは誰もがもっと豊かな生活を叶えられるということ。
クルマがまだなかなか手の届かない存在だった頃、Hondaが開発した小さなクルマが、たくさんの人たちの生活を変えることになる。

1967

N360
1966年 第13回 東京モーターショー N360が注目の的となった

マイカーが夢だった時代。

1960年代。それは「明日はきっと、今日より良くなる」と、みんなが未来に希望を抱いていた時代。オリンピックに向けて、日本は急ピッチでその姿を変貌させていた。工業化が進み、テクノロジーが発展するとともに、人々の生活スタイルはめまぐるしく変化した。家庭用テレビの普及と、高速道路や新幹線の開通は日本中を感覚的にも、物理的にもつなげた。にょきにょきと建ち並ぶ高層ビル、ぐんぐんと伸び続ける経済。誰もが同様に豊かさを求めて、一心に上を向いて歩いていた。「新・三種の神器」のひとつとして、クルマは豊かな生活を象徴する存在に。「マイカー」という言葉も生まれるが、依然「家族でドライブ」なんていうのは夢のまた夢だった。

N360 2
当時のカタログより

「人が中心」の
クルマづくりを。

N360が登場したのは、クルマがまだ憧れだった時代。当時からHondaのクルマづくりは人が中心。乗る人の笑顔を目指したから、「乗るところは十二分に、エンジンはコンパクトに」という考え方のもと、当時のクルマづくりでは異例とも言える室内空間の広さや快適さが最優先された。大人4人が楽に乗れる広さ、誰もが運転を楽しめる走り、そして手の届く価格。常識を超えたチャレンジで、多くの人々の「あったらいいな!」を形にした。1967年の発売後、3年連続で軽の国内販売のトップを走り、一躍ベストセラーカーとなった。

N360 3
本田宗一郎とN360

「N」ってなんだ?

そうしてたくさんの人々が思い描く豊かさのカタチ、「クルマのある生活」をもたらしたN360。「Nっころ」と可愛らしい呼び名で、当時の人々にとって身近な存在となった。そもそも「N」は、「Norimono(のりもの)」のN。単なる機械ではなく、「人が乗るためのもの」という意味が込められている。「N」の称号を冠したN360は、家族や友達みんなでドライブする楽しみを教えてくれた。新たな豊かさを生む存在として、当時の人々の生活の一部になっていったのだ。

2011

N-BOX

2012

N-BOX PLUS
N-ONE

2013

N-WGN

2014

N-BOX SLASH

目指したのは、
本当に喜ばれる“良いモノ”。

2011年に登場した「N-BOX」は、Hondaがずっと大事にしてきた、人を中心としたクルマづくりのための「MM(マン・マキシマム、メカ・ミニマム)思想」が詰まったクルマ。大人4人がゆったりと乗ることができる広さはもちろん、走行音が会話の邪魔にならないような配慮がなされ、日本のスタンダードをつくっていく「N」シリーズの先陣を切った。2012年には広さとアイデア満載の使いやすさによって、あらゆる趣味から福祉に至るまで、生活の可能性を広げる「N-BOX+」、そしてN360のデザインを現代に蘇らせた「N-ONE」も登場。続いて、軽自動車の当たり前を超えて日本の新しいベーシックを目指した「N-WGN」、とことん自分の「らしさ」が追求できる「N-BOX SLASH」が仲間入りした。こうして次の日本のスタンダードをつくるHondaの想いが詰まった「N」は、「N」シリーズとしていろいろなカタチで、日本中の人々のライフスタイルに寄り添ってきた。

2017

N-BOX

Next 「N」がはじまる。

2017年、「N」シリーズは生まれ変わる。N360のある暮らしが、みんなの憧れる生活だったあの頃から50年。「人々の生活のため」になること、ただそれだけを突き詰めた「N」シリーズは、これからも進化を続けていく。「乗るところは十二分に、エンジンはコンパクトに」という当時の理念は、「MM思想」として、今でもHondaの開発の基本。そんなHondaの心意気を新しい「N」に吹き込んだのが、あらゆる部門からのメンバーが鈴鹿製作所に集結して組織された、“SKI(Suzuka(鈴鹿) Kei(軽) Innovation)”プロジェクト。一からつくり直すこととなった新しい「N-BOX」は、みんなの「あったらいいな!」から生まれることとなった。そのためには町中の人々の姿、ユーザーの声、製作所に勤めるスタッフの率直な意見まで、なんだって参考にした。その成果を挙げると、例えば思い通りの快適な走り。事故防止を助けてくれる先進の安全運転システム。広い車内を、より快適で会話が弾む空間にする助手席スーパースライドシート。約9割の部品を見直した結果としての約80キロの大幅な軽量化など。そこには、すべてにおけるこだわりから生まれた必然の姿があった。新生「N」シリーズは、「軽」という存在を超えた特別なクルマを目指す。
さらに広く、使いやすい室内空間に、もっと快適で安全な走りを。
一人一人の暮らしに寄り添う親しみやすい存在として、「N」は昔も今もこれからも、日本の人々の豊かな生活に向けて走り続ける。

2018

N-VAN

軽バンの世界に、新しい基準をつくりたい。

さまざまな人の生活をよりよく変えてきたNシリーズから、ついに、はたらく人のことを考え抜いたクルマが誕生した。それが「N-VAN」だ。
助手席をダイブダウンさせて、運転席以外、全てがフラットな室内を実現。さらに、床を下げ、スクエアなボディを採用することで、仕事内容によって自由自在な使い方を可能にする大容量空間を生み出すことに成功した。しかし、N-VANが何より画期的なのは「どれだけ積めるか」だけでなく「どう積めるか」を徹底的に追求した点だ。その結果生まれたのが、新発想「ダブルビッグ大開口」。助手席側のセンターピラーをなくし、テールゲートからも助手席側からも荷物の積み下ろしができる革新的な構造は、かつてない効率的でスムーズな作業を可能にした。ほかにも、長時間の運転でも疲れにくいシートや、Hondaの軽バンで初めて採用したCVTが実現した静かでスムーズな走り。さらに、毎日安心してはたらけるよう、先進の安全運転支援システム「Honda SEINSING」を標準装備するなど、はたらく人のことを考え抜いた工夫が、すみずみに注がれている。また、仕事だけでなく、キャンプ、オフロードバイク、サーフィンなど、趣味の世界をさらに広げる「+STYLE FUN」「+STYLE COOL」も開発。
はたらく日も、そうじゃない日も、人生のあらゆる瞬間を変えていく。Nから生まれた新基準の軽バン「N-VAN」が、人々の生活をより豊かに変えていく。

2019

N-WGN

「New Simple!」という新しい考え方の提案。

通勤。買い物。ひとりひとりの毎日に本当にうれしいクルマをつくりたい。
そう考えて生まれたN-WGNは、生活にいちばん大切なものを見極め、とことんそこにこだわってつくられている。

N-WGNのこだわりは、大きく3つ。
運転の快適さ。荷室の使いやすさ。そして、毎日の安心。

運転席にはHondaの軽で初めて※1「テレスコピックステアリング」を標準装備。ハンドルの位置を上下だけでなく前後にも調整できるようになり、体の大きさに関わらず快適な運転をサポートできるようになった。

さらに、荷室の床をかつてないほど低くすることで、重い荷物でもラクに積み込むことが可能に。さらに2段ラックモードでは荷室に仕切りをつくることで、ひとりひとりの生活にあった使いやすさを実現した。

そして、欠かせない毎日の安心。
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全てのタイプに標準装備。※2Hondaの軽で初めて「渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・ コントロール)※3」も搭載し、高速道路での渋滞時など、誰でも安心して運転できるようクルマがサポートしてくれる。

毎日使うからこそ、本当に大切なところにこだわって生まれたN-WGN。
このクルマは、そんな「New Simple!」という考え方の提案である。

※1
2019年7月現在。Honda調べ。
※2
一部のタイプでは、「Honda SENSING」を装備しない仕様もご用意しております。
※3
作動には一定の条件があります。
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