性能・安全

走行性能

走行イメージ

ちから強く、心地よく。仕事や趣味の1日を走りきる。

はたらく人は、毎日たくさん運転するから。体と心にうれしい移動になれば、きっと仕事を楽しむ余裕につながる、休日に出かけるワクワクにもよりそえます。N-VAN e: は電気のちからでなめらかに静かに加速し、やさしい乗り心地の低振動。ストップ&ゴーも、登り坂も、爽快に走ります。

フル積載でも、力強い加速。

フル積載でも、ちから強い加速。

モーターを高回転化することで、小型化と高駆動トルクを両立した、EVの駆動ユニット「電動アクスル」。走りだしからスムーズに加速するEVの特性を磨きあげ、フル積載でもアクセル操作時に重さを感じにくく、軽快に走ります。

ストップ&ゴーを、スムーズに。

ストップ&ゴーを、スムーズに。

住宅街の一時停止など、ストップ&ゴーを繰り返す軽商用バン。N-VAN e: はアクセル操作に対し、駆動用モーターがリニアに反応するよう設定しました。一方、軽商用バンとして扱いやすい加速性をめざし、急加速は抑制することで荷崩れを防いでいます。

積載時や下り坂で、思いどおりのブレーキ操作を。

積載時やくだり坂で、思いどおりのブレーキ操作を。

N-VANガソリン車からブレーキをサイズアップするとともに、ブレーキペダルの操作に対して自然に減速する電動サーボブレーキを採用し、安心感を高めました。さらにBレンジはアクセルペダルから足を離したときにしっかり減速。たくさん積んでいるときでも、くだり坂でも、スムーズにスピード調整ができます。

長時間でも疲れにくい、安定した乗り心地。

長時間でも疲れにくい、安定した乗り心地。

バッテリーを荷室センターの下に搭載し、低重心化。車体が振られにくくなっています。さらに、サスペンションの設定を最適化するとともに、N-VANガソリン車より大きくした13インチのタイヤが、細かい振動や路面からの突き上げに対応し、乗り心地を高めます。

クリーンだから、屋内でも走れる。

環境にやさしいから、屋内でも走れる。

電気で駆動するEVは、排気ガスの排出がゼロ。商業施設などの屋内にも乗り入れることができるため、移動店舗として出店する楽しみが広がります。さらにモーターはエンジンと違い火の粉が出る心配がなく、火気厳禁の工場内などもそのまま走行が可能。場所の制限から自由になり、ワークスタイルが多彩に拡張します。

車内の高い静粛性が、疲労感を軽減。

車内の高い静粛性が、疲労感を軽減。

モーターで動くEVは、エンジンと比べて低振動・低ノイズです。さらにN-VAN e: は加速中の静粛性に優れ、軽乗用車並みの静かさを実現。走行中と停車中の車内に響きわたる音のストレスを軽減し、1日運転したあとの疲労感をやわらげます。

車外の音も静かだから、住宅街でも安心。

車外の音も静かだから、住宅街でも安心。

閑静な住宅街などは、意外と周囲に音が響くもの。EVは車外に聞こえる音も、屋内や地下に乗り入れても気にならないくらい静かです。早朝や夜間でも、走行音と停車中の音を心配する必要はなく、運転する人の気持ちを軽くします。

エレクトリックギアセレクター

エレクトリックギアセレクター

Honda軽で初採用※1のエレクトリックギアセレクター。後退するRは引き、前進するD/Bは押す、感覚にマッチした操作感。くだり坂や前走車との車間をキープしたいときなどは、ワンプッシュでBレンジに切り替えられます。

プッシュスタートシステム

プッシュスタートシステム

N-VAN e: では、プッシュスタートシステムによるモーター起動を、全タイプで採用しました。配送・配達などの乗り降りが頻繁に行われるシーンにおいて、到着時の停車も、乗車後の発進も、スムーズに。運ぶ仕事を軽快にします。

予防安全性能

予防安全性能イメージ

先進技術や安全機能を、仕事や趣味のパートナーに。

先進の安全運転支援システムが、いっしょに危険を見張り、もしもに備えます。さまざまな安全機能も、毎日の運転をサポート。仕事や趣味を安心して楽しむためのパートナーとしてはたらきます。

Honda SENSING

広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーで、万が一に備えを。

フロントワイドビューカメラで検知

フロントワイドビューカメラで検知

広い水平画角のフロントワイドビューカメラにより、側方に対する検知能力を高めています。

8つのソナーセンサーで検知

8つのソナーセンサーで検知

フロントとリアに計8つのソナーセンサーを装備。障害物に接近すると音と表示で知らせます。

急アクセル抑制機能

急アクセル抑制機能 イメージ

踏み間違いを検知すると、加速を抑制。
ブレーキとアクセルの踏み間違いに備えた機能を採用。
障害物がない場合も、踏み間違いによる急発進、急加速を抑制し、音と表示で警告します。

  • 工場出荷時は機能オフの設定です。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要です。別途セットアップ費用(ディーラーオプション)が必要となります。
  • 急アクセル抑制機能は自動で停止する機能ではありません。必ず運転者がブレーキペダルを踏んで停止してください。ブレーキを制御するシステムではありません。
  • アクセルを速く踏み込むような運転をした時に、意図せずシステムが作動することがあります。
  • 前進および後退時、自車車速が約30km/h以上では作動しません。
  • 電波の発信により植込み型心臓ペースメーカー等の医療用電子機器に影響を与える場合があります。

Honda SENSING シーン別機能一覧

街中を走行するとき

衝突軽減ブレーキ(CMBS)

衝突軽減ブレーキ(CMBS)

車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車との衝突回避を支援。

先行車発進お知らせ機能

先行車発進お知らせ機能

停車時に、先行車が発進したことをお知らせ。

歩行者事故低減ステアリング

歩行者事故低減ステアリング

歩行者との衝突回避を支援。

路外逸脱抑制機能

路外逸脱抑制機能

車線や草、砂利などの道路境界を検知し、はみ出さないように支援。

標識認識機能

標識認識機能

標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。

高速道路を走行するとき

アダプティブクルーズコントロール(ACC)

アダプティブクルーズコントロール(ACC)

適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。

車線維持支援システム(LKAS)

車線維持支援システム(LKAS)

車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。

夜間に走行するとき

オートハイビーム

オートハイビーム

先行車や対向車を検知し、ハイ/ロービームを自動で切り替え。

駐車をするとき

誤発進抑制機能

誤発進抑制機能

不注意による急発進を防止し注意を喚起。

後方誤発進抑制機能

後方誤発進抑制機能

不注意による急な後退を防止し注意を喚起。

急アクセル抑制機能※2

ブレーキとアクセルペダルの踏み間違いによる急加速を抑制し、音と表示でお知らせ。

パーキングセンサーシステム※3

駐車時などに自車の前後の障害物を検知。

Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。

衝突安全性能

軽商用バン初※1、サイドカーテンエアバッグを標準装備。

予防安全性能イメージ

前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉

軽商用バン初搭載※1のサイドカーテンエアバッグで頭部を保護し、サイドエアバッグで胸部へのダメージを低減します。さらに側面衝突時の安全性を高めるエアバッグを標準装備し、ポール側面衝突(32km/hで走行時)の安全評価にも軽商用バンとして初めて対応※1。衝撃をケアする安全支援の数々が、もしものときの安心感に貢献します。

前席用i-SRSエアバッグシステム

さまざまな体格や衝突状況に対応するHonda独自の「内圧保持タイプ」のエアバッグを前席に標準装備。「早く」「優しく」「長く」ふくらむエアバッグが、すぐれた乗員保護性能を発揮します。

Honda車として初採用の、衝突後ブレーキシステム。

Honda車として初採用※1の、衝突後ブレーキシステム。

交通事故の多重衝突を防ぐ、衝突後ブレーキシステムを採用。エアバッグシステムが衝撃を検知すると、ブレーキを自動的に作動させ、さらにストップランプも点灯。車両の減速とともに周囲へアラートを出し、多重衝突の被害軽減を図ります。

航続距離・充電・給電

軽EVトップクラス※1の航続距離

航続距離・充電・給電イメージ

高エネルギー密度のバッテリーを採用するとともに、電費を向上させるさまざまなバッテリーマネジメント機能によって、1日の配送・配達などを安心してこなせる一充電走行距離245kmを実現しました。

*WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。

バッテリーの性能を引き出し、より遠くまで。

冬は温め、夏は冷まし、バッテリー性能の発揮に貢献。

冬は温め、夏は冷まし、走行距離や充電の安定に貢献。

バッテリーは冷えても熱くても機能が低下。「航続距離が短くなる」「充電に時間がかかる」といった現象につながります。
N-VAN e: は、バッテリー低温時にはヒーターの熱で温め、バッテリー高温時はラジエーターで冷却。走行距離や充電時間が、夏も冬も安定します。

減速エネルギーを電気に変換し、走れる距離を回復。

減速エネルギーを電気に変換し、走れる距離を回復。

モーターの抵抗で減速する、Honda独自の電動サーボブレーキ。ブレーキ時に起こる減速エネルギーの多くを電気に変えて回収し、走行できる距離を回復します。

アクセルも空調も、ECONモードで省エネに。

空調などを省エネに。走れる距離が延びる安心感を。

ワンプッシュで起動できる、ECONモード。アクセル操作に対する加速を穏やかにするとともに、空調の強さを調整することで電力消費を抑え、走行距離を延ばせます。延びる走行距離はマルチインフォメーション・ディスプレーに表示し、安心して確認できます。

充電

普通充電を高い出力で早く。充電操作をかんたんに。

普通充電は6kWの高い出力で行うため、満充電まで約4.5時間という早さです。また、普通充電はフタを直接押し、急速充電は車内のボタンを操作して開け、あとは充電コネクターを差すだけで充電開始。かんたんな充電操作と、フタの開け方を変えることで差し間違いを防げる安心感を両立しました。

*1 普通充電は、充電残量警告灯が点灯した時点から、満充電までのおおよその時間。
*2 急速充電は、充電残量警告灯が点灯した時点から、充電量80%までのおおよその時間(特に、夏季・冬季には充電時間が長くなる場合があります)。
■ 充電器の仕様、周辺の環境温度、バッテリーの残量によって充電時間や充電可能容量が異なる場合があります。
■ e: L4の急速充電はメーカーオプションとなります。
■ ご自宅や事業所などで充電する場合、充電設備が必要となります。
植込み型心臓ペースメーカー等の医療機器に影響を与える可能性があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。

外部給電

最大1,500Wの蓄電器として、多彩に使う。

最大出力1,500Wの“走る蓄電器”として、多彩に使う。
AC外部給電器 Honda Power Supply Connector ディーラーオプション

AC外部給電器で電気をとりだし、蓄電器のようにEVを活用できます。最大出力は1,500W。ホットプレートや電気ケトルなどの家電をアウトドアへ持ちだせば、料理やアクティビティーの楽しみ方が拡大。多彩な電動工具を使い、仕事の作業もラクになります。給電の差し込み口は車外にあり、あそびながら、はたらきながらの利用に便利です。

■ 外部給電には別途、ディーラーオプションのAC外部給電器「Honda Power Supply Connector」が必要です。
植込み型心臓ペースメーカー等の医療機器に影響を与える可能性があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。

V2H(ビークル・ツー・ホーム)/高出力外部給電

非常時にも、電気が使える安心感を。

非常時の安心感も、さらなる楽しさも。
タイプ別設定 タイプ別メーカーオプション

家の双方向充電器とつないで、EVを非常用電源に。自宅のソーラーパネルで充電したEVを、夜の家庭用電源にして電気代の節約もできます。また可搬型の高出力給電器なら、たくさんの家電を一度に稼働。アウトドアがより充実します。

■ 高出力の給電には別途、対応するDC外部給電器が必要です。(Honda製品「Power Exporter e: 6000」など)
■ V2Hには別途、V2H機器と設置工事が必要です。
植込み型心臓ペースメーカー等の医療機器に影響を与える可能性があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。

大容量バッテリー

距離を走れる、高容量。室内を広くする、薄型。

距離を走れる、高容量。室内を広くする、薄型。

バッテリー容量の大きさとともに、薄型化を徹底追求。重量・体積あたりのエネルギーが大きい最新世代※1のバッテリーを採用することで、室内空間の広さと、仕事に趣味に安心して走れる航続距離を実現しました。

評価・コンテスト

サポートカーS〈ワイド〉

安全評価

セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉に該当。

セーフティ・サポートカー(略称:サポカー)は、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているものです。自動(衝突軽減)ブレーキなどの安全運転を支援する装置などを搭載し、ドライバーの安全運転を支援します。

■該当タイプ : e: L4、e: FUN

サポカーについて
Hondaのサポカーサイトで見る

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装備・室内空間

長尺や大きな荷物でも、自在に積み降ろしができる「ダブルビッグ大開口」。床が低くてタテにも広い、たくさんの積み荷が載せられる「低床大空間」。その広い空間を使いこなすためにシートをたためるダイブダウン。さまざまな装備も車内を便利で快適にします。

  • 2024年6月時点。Honda調べ。
  • 工場出荷時は機能オフの設定です。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要です。別途セットアップ費用(ディーラーオプション)が必要となります。
  • ナビ画面上に表示するには、対応するナビゲーションが必要となります。
  • 一充電走行距離は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて一充電走行距離は大きく異なります。
  • 総電力量は、車両に搭載した電池のエネルギー量を表しています。国連危険物輸送勧告の定義に基づき算出した値であり、電圧(V)と容量(Ah)、セル数によって求められます。
  • メーター類は撮影のため点灯。
  • 掲載の写真やイラストには、機能説明のための作動イメージが含まれます。
  • 各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
  • ABSは滑りやすい状況での制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSやVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
  • エアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
  • 前席用i-SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。
  • 前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します。前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステム装備車は、システムを正しく機能させるための注意事項があります。
  • エアバッグシステムの写真は機能説明のため、エアバッグが展開した状態を合成したものです。
  • 衝突後ブレーキシステムは、走行中に前方向または横方向からの衝突により、エアバッグまたはシートベルトプリテンショナーが作動したときに作動します。ただし、システムを構成する部品が破損している場合は作動しません。本システムは、必ずしも二次衝突の被害を軽減できるとは限りません。事故の状況によって効果は変わります。衝突が発生した場合は、周囲の状況を確認し、適切に車両を操作して停車させてください。
  • 充電機器を操作する際、植込み型心臓ペースメーカー等の医療機器を装着されている方は、充電スタンドや充電ケーブルに植込み部位を近づけず離してください。また急速充電はご自身で行わないでください。医療機器に影響を与える可能性があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
  • 給電機器の操作は、植込み型心臓ペースメーカー等の医療機器を装着されている方は、ご自身で行わないでください。医療機器に影響を与える可能性があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。また、医療用電気機器を使用する際は、機器メーカー・医師等に事前にご相談ください。
  • V2H機器を操作する際、植込み型心臓ペースメーカー等の医療機器に影響を与える可能性があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
  • 小物類・V2H機器は撮影のために用意したものです。
  • 各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。

必ずこちらをお読みください

急アクセル抑制機能のご使用にあたって

キー操作と連動し、⾃動的に作動します。

Hondaスマートキー

販売会社でセッティング(別途セットアップ費用がかかります)されたHondaスマートキーで解錠またはパワーシステム起動すると、⾃動的にシステムが起動。乗りこむたびに設定する⼿間がなく、いつでも安⼼感を持って運転できます。
2個あるキーは、1個ごとに機能オンの設定が可能。キーの区別ができるよう、番号が刻印されています。

●急アクセル抑制機能をオン設定したキーは、設定されていないキーと同時持ち込みをしないでください。同時持ち込みをすると急アクセル抑制機能が起動しないことがあります。起動のためには必ずオン設定されているキーで、内蔵キーを使わずに解錠するようにしてください。

必ずこちらをお読みください

車両をご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みください。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。

  • 衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車に対して衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに作動し、停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
  • 先行車発進お知らせ機能は、先行車との車間距離が約10m以内で、先行車の発進を検知しても自車が停止し続けたときに作動します。
  • 歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測したときに、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
  • 路外逸脱抑制機能は、約30km/h以上で走行中、システムが路外への逸脱を予測したときに作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
  • 標識認識機能は、最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の道路標識を認識し、メーターに表示します。一時停止、車両進入禁止は約60km/h以下で走行中に作動します。
  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、約30km/h以上で走行中に作動します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
  • 車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
  • オートハイビームは、約30km/h以上で走行中に作動します。ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があります。必要に応じて手動で切り替え操作を行ってください。
  • 誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行中、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、パワーシステム出力を抑制し、急な発進を防止します。
  • 後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退中、自車のほぼ真後ろの近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときパワーシステム出力を抑制し、急な後退を防止します。
  • 急アクセル抑制機能は、停止中や約30km/h以下で走行中に、踏み間違いと思われる急なアクセルペダル操作であるとシステムが判断したとき、急な加速を抑制します。交差点や本線への合流など、加速が必要な状況を想定した、ウインカー操作中と解除後約2秒間、アクセルペダルを大きく踏み込むことが想定される登坂路、加速のためのブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み換え直後約2秒間は作動しません。
  • パーキングセンサーシステムは、車両や周囲の状況によりシステムが正しく作動しない場合があります。システム使用時も直接目視で周辺の安全確認を行いながら運転してください。