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Round06日本中部大会

IAS 決勝

2018年10月7日(日)

会場:キョウセイドライバーランド
天候:晴れ
気温:29℃
観客数:2600人
セクション:岩・泥・コンクリートブロック・タイヤ

秋晴れの中部大会、小川友幸が地元で会心の勝利

秋の訪れとともに開催の中部大会。会場は例年通りのキョウセイドライバーランド、運転訓練用コースの周囲に13のセクションが設けられていて、国際A級スーパーはこのうち10セクションと、SSの2セクションで勝負が繰り広げられました。

中国大会で3位となったことで、ポイントは同点ながらランキング2位となっていた小川友幸(Honda)は、6連覇V8に向けて、ここでの勝利が求められていました。

台風25号が日本海を通過した影響なのか、前日の土曜日には、時折激しい雨が会場を濡らしていました。雨は夜までには止みましたが、スタート直後にはぬかるんだ土がタイヤのグリップを奪い、ライダーを苦労させていました。日が高くなるに従い、大地は急速に乾いてきました。コンディションの変化にどう対応していくかが、今大会の戦い方のポイントになりました。

第1セクション、日本のトップライダーにとっては走破は可能だと思わせるセクション設定でした。しかし、前日の雨で滑りやすくなったコンディションが、トライするライダーをことごとく5点としていきます。そんな中、ただ一人ここをクリーンしたのが、小川でした。野崎史高(ヤマハ)、黒山健一(ヤマハ)のライバルに、いきなり5点のリードを築くことに成功し、幸先のいいスタートを切りました。

1ラップ目、1点ひとつ、2点ふたつ。小計5点の小川は、2位の黒山に6点差のトップ。小川らしい切れのいい走りがいたるところで見受けられるようになりました。しかしダブルスコア以上とはいえ、6点差は5点を1つとるだけで一気に僅差となってしまうアドバンテージです。油断はできませんでした。

小川友幸

その心配が的中、1ラップ目とは異なり、ライバルの多くがクリーンした第1セクションで、今度は小川が5点をとってしまいます。ラッキーなことに、6点差で小川を追っていた黒山も第1で5点。2点差で小川を追うのは、野崎ということになりました。野崎は、小川のチャンピオン争いのライバルでもあります。

野崎との2点差は、2ラップ目の途中、2点になったり4点になったりしながらのシーソーゲームとなりました。第8セクションは第1セクションと並ぶこの日の難所でした。小川も2ラップ目には失敗の5点。しかしここは、野崎が2ラップともに5点となったことで、戦況はわずかながら、小川に優位に傾いてきました。

2ラップ目を終えて、1位は小川、2位野崎とは4点差ですが、これに持ち時間超過のタイムペナルティーがあります。タイムオーバーの減点は、小川が4点、野崎が5点。さらに野崎に2点差で3位となっていたいた黒山が、タイムオーバー減点3点、トータル減点は、小川が野崎と黒山に5点のリードを持って、SSでの最後の勝負を待つことになります。

SS第1は、最終第13セクションのすぐ隣に設けられていました。難関続きで、攻略は難しかったのですが、斎藤晶夫(Honda)が3点で抜けると、柴田暁(ヴェルティゴ)が1点で走破、黒山、野崎とクリーンをたたき出し、最後が小川のトライとなります。ライバルがクリーンしている以上、小川が5点となれば、ここまでに築いたリードは一気に帳消しとなります。

しかし小川は、まったく危なげなくここをクリーン。点差5点のまま、勝負は最後のSS第2にもつれこみました。同点の場合はクリーン数が多いほうが勝利。クリーン数も同じなら1点の数が多いほうが勝利となるので、SS第2でもし小川が5点、ライバルがクリーンなら、勝利は野崎、2位が小川、3位黒山ということになります。しかし逆に、小川はSS第2を3点以内で走破すれば、勝利を収めることができます。SS第2は丸太の一本橋を渡っていく難度の高いものでしたが、斎藤、柴田が1点で抜け、小川毅士(ベータ)がクリーン。すると黒山、野崎も次々にクリーンし、小川にプレッシャーのかかる場面となりました。

しかし小川は、この難局をしっかりと走りきり、見事なクリーンを飾ってこの日のトライアルを締めくくりました。第6戦は小川の勝利。ランキングポイントを野崎に3点差として、2週間後、スポーツランドSUGOでの最終戦を迎えることになりました。

コメント

小川友幸(優勝)
小川友幸「調子は悪くはなかったのですが、ミスが多く、できはよくありませんでした。そんな中、ライバルにもミスが出て、勝利することができました。地元の中部大会で勝つことができて、まずはホっとしていますが、ポイントでリードをとっているとはいえ、同点となった場合は最終戦で勝ったほうがチャンピオンとなるので、まったく安心していられません。気を引き締めて、最終戦に臨みたいと思います」

リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム減点 総減点 クリーン数
1 1 小川友幸 Honda 4 21 16
2 3 野崎史高 ヤマハ 5 26 15
3 2 黒山健一 ヤマハ 3 26 14
4 4 小川毅士 ベータ 3 34 11
5 5 柴田暁 ヴェルティゴ 6 39 9
6 15 氏川政哉 ガスガス 8 42 12
7 7 斎藤晶夫 Honda 3 65 3

ポイントランキング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1小川友幸Honda107
2野崎史高ヤマハ104
3黒山健一ヤマハ86
4小川毅士ベータ74
5柴田暁ヴェルティゴ73
6氏川政哉ガスガス51
7斎藤晶夫Honda51
16砂田真彦Honda9

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