予選の結果により、ポールポジションは小室旭(KTM)。開幕戦のSUGO大会で初優勝を飾った村瀬健琉(ミクニ VISION 2023)は僅差の2番手。3番手には成田彬人(Team P.MU 7C MIKUNI)がつけました。

小室がホールショットを奪いますが、すぐさま村瀬がトップに浮上。成田を加えた3台がトップ集団を形成します。それを高杉奈緒子(KTM)、徳留真紀(マルマエMTR)が追い、その集団から遅れて6番手に鈴木大空翔(BATTLE FACTORY)がつけます。2周目には再び小室がトップとなり、徳留が2番手浮上します。

3周目、2番手に村瀬が浮上し小室との激しいトップ争いを展開しますが、4周目にはそこに徳留が割って入り、5周目の1コーナーで一気に首位に躍り出ます。それを追いかけた村瀬がトップを奪いますが、6周目には小室が首位に返り咲きます。続いて徳留、村瀬、成田のオーダー、少し遅れて高杉。6番手には鈴木が上がり、セカンド集団を抜けてトップ争いを追いかけます。

徳留、小室、村瀬が各コーナーで順位を入れ替え、激しいトップ争いが続きます。それを成田、高杉が追いかける展開。9周目には村瀬が前に出て2番手以下を引き離そうとしますが、小室、徳留、成田、高杉の4台は追いすがります。10周目には小室、徳留、村瀬、成田とポジションが入れ替わり、高杉はやや遅れて単独5番手。6番手には彌榮郡(ClubPARIS・Ys)が上がります。

11周目にはトップに立った徳留がレースを引っ張りますが、13周目には小室がトップ浮上。続いて村瀬、徳留、成田のオーダーとなります。2ヘアでトップ浮上したのは村瀬。スパートをかけますが、徳留が抜き返します。最終ラップまで激しい攻防が続きましたが、僅差で村瀬が勝利、2連勝を飾りました。2位に小室、3位徳留となり表彰台に上りました。4位に成田。5位に高杉、7台による激しい6番手争いを制したのは鈴木となりました。