
J-GP3は、太田虎之進(WJ-FACTORY)の代役参戦の栗原佳祐がポールポジションを獲得。2番手に高杉奈緒子(KTM)、3番手に福嶋佑斗(Team Plusone+f)がつけ、フロントローに並びました。ランキングトップの長谷川聖(CLUB Y's)は事前テストで転倒、左手を痛めた影響から9番グリッドにとどまります。
ホールショットを奪ったのは鈴木大空翔(BATTLE FACTORY)。その後に高杉、細谷翼(Team SRS-Moto)、栗原、岡崎静夏(Kohara Racing Team)、長谷川が続きます。2ラップ目、長谷川が2番手に浮上し、トップの鈴木に迫ると、3ラップ目にはそのまま首位に立ちます。しかし、そこから栗原が4ラップ目鈴木を捕らえて2番手へと浮上、5ラップ目にはトップとなります。その後方で村瀬健琉(ミクニ テリー&カリー)、高杉、岡崎、中山愛理(TEAM SHOTA)がし烈な5番手争いを繰り広げます。
8ラップ目には、再び長谷川が首位を奪回。福嶋、鈴木らが追いかけます。そして7番手の中山がトップ争いへと追いつき、トップ集団は7台となります。
最終ラップは、栗原、長谷川、村瀬、福嶋、細谷、中山、鈴木の順で突入。激しい攻防が繰り広げられ、村瀬がスパートをすると、長谷川、栗原が追随してバトルを繰り広げ、村瀬と長谷川が並んでコントロールラインを通過。わずかな差で村瀬が優勝、長谷川が2位となりました。3位栗原、4位福嶋、5位細谷、6位中山、7位鈴木でチェッカー。2位に入った長谷川は、タイトルを争う鈴木が7位となったことで、最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを決めました。
村瀬健琉(優勝)
		     「レース序盤はペースが上げられずにいましたが、次第に自分のリズムをつかむことができました。トップに立ったら、緊張するかと思っていましたが、冷静は走りきることができました。前戦の岡山国際ではコーナー進入で転倒していまい、そこをしっかり対策してオートポリスに挑みました。テストからいいペースで走れていたので、初優勝できて、本当にうれしいです。これも支えてくれたチームのおかげです。感謝しています。最終戦も同じようにいい流れを作って優勝を狙います」
「レース序盤はペースが上げられずにいましたが、次第に自分のリズムをつかむことができました。トップに立ったら、緊張するかと思っていましたが、冷静は走りきることができました。前戦の岡山国際ではコーナー進入で転倒していまい、そこをしっかり対策してオートポリスに挑みました。テストからいいペースで走れていたので、初優勝できて、本当にうれしいです。これも支えてくれたチームのおかげです。感謝しています。最終戦も同じようにいい流れを作って優勝を狙います」
長谷川聖(2位)
	      「事前テストで手をケガしてしまい、クラッチをうまく握れず、タイムを出すのが難しかったです。決勝ではアドレナリンが出たのか、痛みを感じることなくて、集中して走ることができました。スタートで出遅れてしまいましたが、とにかく追い上げようと思いました。チャンピオン争いをしている鈴木くんの近くの順位でいたいというのはありましたが、ここでチャンピオンを決めようとは思っていなかったので、驚きました。オートポリスは地元に近く、初めてバイクに乗った場所でした。小さいころに父親にレース観戦に連れて来てもらっていた思い出の場所で、チャンピオンになれて、感激しています」
「事前テストで手をケガしてしまい、クラッチをうまく握れず、タイムを出すのが難しかったです。決勝ではアドレナリンが出たのか、痛みを感じることなくて、集中して走ることができました。スタートで出遅れてしまいましたが、とにかく追い上げようと思いました。チャンピオン争いをしている鈴木くんの近くの順位でいたいというのはありましたが、ここでチャンピオンを決めようとは思っていなかったので、驚きました。オートポリスは地元に近く、初めてバイクに乗った場所でした。小さいころに父親にレース観戦に連れて来てもらっていた思い出の場所で、チャンピオンになれて、感激しています」
栗原佳祐(3位)
					    「集団の争いになると思っていました。逃げることはできないと思っていたので、ラスト5ラップで前に出ないと厳しい戦いになると思い出て、組み立てましたが、1位になれなかったということは、なにかが足りないということだと思います。今回は代役参戦なので、次のレースがあるか分かりませんが、限られた中で、チームにフィードバッグできることはやれたと思っています」
「集団の争いになると思っていました。逃げることはできないと思っていたので、ラスト5ラップで前に出ないと厳しい戦いになると思い出て、組み立てましたが、1位になれなかったということは、なにかが足りないということだと思います。今回は代役参戦なので、次のレースがあるか分かりませんが、限られた中で、チームにフィードバッグできることはやれたと思っています」
			   
| 順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 392 | 村瀬健琉 |  | 15 | 30'00.397 | 
| 2 | 36 | 長谷川聖 |  | 15 | +0.038 | 
| 3 | 17 | 栗原佳祐 |  | 15 | +0.459 | 
| 4 | 88 | 福嶋佑斗 |  | 15 | +0.576 | 
| 5 | 34 | 細谷翼 |  | 15 | +0.682 | 
| 6 | 14 | 中山愛理 |  | 15 | +0.742 | 
| 7 | 11 | 鈴木大空翔 |  | 15 | +0.821 | 
| 8 | 9 | 山本恭裕 |  | 15 | +3.276 | 
| 9 | 20 | 高杉奈緒子 | KTM | 15 | +3.684 | 
| 10 | 13 | 岡崎静夏 |  | 15 | +3.957 | 
| 11 | 5 | 藤井謙汰 |  | 15 | +8.062 | 
| 12 | 71 | 成田彬人 |  | 15 | +8.26 | 
| 13 | 18 | 安村武志 | PRCS | 15 | +23.674 | 
| 14 | 46 | 岡田義治 |  | 15 | +23.779 | 
| 16 | 51 | 渡邉虎太郎 |  | 15 | +49.86 | 
| 17 | 16 | 白石玲菜 |  | 15 | +49.925 | 
| 18 | 21 | 村田憲彦 |  | 15 | +50.704 | 
| 19 | 32 | 三好菜摘 |  | 15 | +50.831 | 
| 20 | 57 | 大田隼人 |  | 15 | +51.32 | 
| 順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 36 | 長谷川聖 |  | 135 | 
| 2 | 11 | 鈴木大空翔 |  | 104 | 
| 3 | 14 | 中山愛理 |  | 97 | 
| 4 | 392 | 村瀬健琉 |  | 88 | 
| 5 | 88 | 福嶋佑斗 |  | 87 | 
| 6 | 13 | 岡崎静夏 |  | 80 | 
| 7 | 5 | 藤井謙汰 |  | 76 | 
| 8 | 34 | 細谷翼 |  | 74 | 
| 9 | 20 | 高杉奈緒子 | KTM | 61 | 
| 10 | 18 | 安村武志 | PRCS | 61 | 
| 11 | 9 | 山本恭裕 |  | 59 | 
| 12 | 71 | 成田彬人 |  | 58 | 
| 13 | 29 | セナ・アギアス |  | 56 | 
| 14 | 17 | 太田虎之進 |  | 39 | 
| 15 | 16 | 白石玲菜 |  | 24 | 
| 16 | 17 | 栗原佳祐 |  | 20 | 
| 17 | 81 | ハリソン・ヴォイト |  | 18 | 
| 18 | 46 | 岡田義治 |  | 16 | 
| 19 | 32 | 三好菜摘 |  | 15 | 
| 21 | 21 | 村田憲彦 |  | 13 | 
| 22 | 26 | 岸田慶一 |  | 10 | 
| 23 | 31 | 西田信義 |  | 9 | 
| 24 | 37 | 羽根巧 |  | 8 | 
| 25 | 61 | 柳沢祐一 |  | 7 | 
| 26 | 15 | 野澤秀典 |  | 7 | 
| 27 | 73 | デヨ・ワヒュー |  | 6 | 
| 28 | 47 | 川瀬啓一郎 |  | 6 | 
| 29 | 44 | 小沢良美 |  | 3 | 
| 30 | 64 | 大堀和基 |  | 2 | 
| 31 | 72 | 岩田吉正 |  | 1 |